アジア某国の会社と電話会議。
電話会議は表情が見えないのでよりいっそうの英語の聞き取り力を要求されます。
幸い私の勤めている会社は英語の堪能な人が多くいざとなったらその人達に頼れば内容が判る
とはいえ会話の流れに遅れてしまうし、やはり自分で聞き取るのがベストです。
私も一応毎日少しずつ英語の聞き取り学習はやっているので自分がどのぐらい成長したのか
ちょっとわくわくして電話会議に参加しました。
ところが…。
全然聞き取れません。
何を言っているのか少ししか判らず
自分の英語学習は効果がなかったのか、とがっかりしていました。
すると、私の上司(英語堪能、長期米国駐在経験有)がひと言。
「こいつの英語、二割か三割しか判らんから会議にならんぞ、これ。」
そうか、問題は相手の方だったのか。
英語を母国語としないもの同士の英語での電話会議はこういうこともあるのです。
日本以外の国の人は自信たっぷりに胡散臭い英語を喋るので
私のような未熟者は自分のスキルが低いので聞き取れなかったと思い込みがちなのですが
今回は相手の問題だったようです。
(もちろん、自分のスキルが問題なことも往々にしてあります。)
もう少し聞き取れれば 「それはこういう意味ですね。」 という聞き返しを繰り返すことで
会議は成立するのですが今回は断念。
最低限の情報の取り交わしをしたところで「後はe-mailで」と会議を終了しました。
技術屋さんであってもある程度の英語力はスキルとして持たなくてはならないなんて
世知辛い時代になったものです。