週末にひぐちアサ先生の「おおきく振りかぶって」を読み直していたら無性に続きが読みたくなって古本屋で3冊まとめ買いをしてしまいました。
この漫画は名前のとおり野球ものなのですが各キャラクターの心理描写が秀逸です。
努力しても半数は初戦で負ける高校野球の世界。
そもそもその選手としてグランドに立てるかどうか、ベンチ入りできるかどうかという問題。 努力しても越えられない才能の壁。 努力し続けるという才能を持てる者と持てない者。 プロを志向して進む者と高校の部活として野球をする者の姿勢の差。
それぞれの者がそれぞれの実力と状況の中で精一杯努力する様を一歩引いた目線(保護者目線?)で描いたこの作品、連載当初の主人公チームである西浦高校が県大会で負けてからストーリーは武蔵野第一高校の話が主軸になりました。
以降、ちょっと話の軸がぶれてきちゃったのかなぁ、と思って買うのを止めていました。
が、最近の巻で登場した武蔵野第一高校の補欠捕手の秋丸君の存在でまた話が面白くなってきました。
秋丸君は補球の才能は人一倍あっても野球は無理に頑張りすぎずに普通の高校生活を楽しむタイプ。
自分の才能をどこか達観してそれ以上の努力をすることを諦めてしまっています。
高校生の部活というのはある意味趣味であり、それが人生のスキルとして活きない場合、必要以上の努力をしない、という秋丸君のような選択肢も高校生活の一つとしてはアリの筈です。
でも、そこで自分の限界まで努力をしないでいることがその後の人生に大きくつきまとうトラウマになってしまうということを秋丸君はまだ気付いていません。 でも、本能的になんか嫌な感じを持ってしまっている。18巻ではそんな状態。
現在の日本の社会の中では無駄な努力をしない、という選択肢を高校生がとることについては無理もありません。
無駄なように感じる努力の大事さなんてことは誰も教えてくれないんだから。
そんな親ですら教えてくれないような大事なことを野球を通してそっと描いている良書だと思います。
続きが楽しみ。
週末、土曜日は息子の通う中学校の体育祭でした。
私は午前中の二競技しか見られませんでしたが息子、頑張りました。
障害物競走。
残念ながらこの写真の後に後続に抜かれて最下位でした。
でも、最下位ながら息子の成長を見ることができました。
小学生の頃には運動会で最下位をとろうものなら息子は意気消沈してしまい、気持ちが持ち直して団体行動に復帰するまでにかなりの時間を要していました。
しかし、中学二年になった息子は最下位になってもその後の団体行動を乱しませんでした。
次の競技、全員の背中でレールを作ってその上を選手が走っていく競技。
息子は練習をはじめた当初、他人に背中を踏まれることに慣れることができずにチームの皆さんに迷惑をかけていたようです。
が、本番では背中を踏まれた後に多少気にする仕草をしつつも持ち直して競技を最後まで続けていました。
今回の体育祭では息子はメダル級の活躍はありませんでしたが息子の精神的な成長が見られたのは親としてはある意味メダルよりも嬉しいものでした。
東日本大震災の後ぐらいに野村総研の出した提言で効果的な節電のひとつとして「テレビを消す」というのがありました。(元ネタはこれ)
いろいろなサイトでこの提言についての是非が語られていました。
エアコンは起動してから温度が安定するまではがっつり電力を食うがその後は使用電力が下がって安定するのに対してテレビはついている間は定常的に電力を食う、というのをふまえて「エアコンとテレビとどっちを消した方が節電になるか?」というあたりが論点になっていました。
エアコンより電力を食うかどうかはさておき、テレビはエアコン並みに電力を食うというのは本当かもしれません。
我が家の37型の液晶AQUOSの使用電力もカタログスペックは228Wです。
思ったより電力を食うんですね。
我が家にある21型のブラウン管のビデオ付きテレビの電力が80Wだから、それと較べてもかなり電力食っています。
画面サイズの違いはあるものの見た目的にはブラウン管より液晶の方が消費電力少なそうに見えるんだけど、そんなこともないんですね。
「テレビを消す」のが節電になる、なんて話はテレビ局はもちろんガン無視です。
そりゃあ誰でも自分に都合の悪いことは声高にはいいませんよね。
今年の夏は節電のためにテレビを消して漫画でも読んでいようかなぁ、 っていつもと変わらないか。(笑)
ナショナルジオグラフィックの記事によると『甘い物を食べ過ぎると頭が鈍くなる』のだそうです。(元ネタはこれ)
甘い物の過剰摂取はシナプスの可塑性を妨げ、記憶の混乱を引き起こし、結果、学習の妨害が起きるのだそうです。
記事の内容によるとマウスでの研究の段階のようですから人間にとってどの程度からが「過剰」になるかは判りませんが何事も程度問題、というのは理解できます。
私は同僚とかと見比べると明らかに甘い物好きなのでちょっと反省。少し甘いものをセーブしようと思います。
また、娘も疲れを手っ取り早く取りたいせいなのかビスケットとか牛乳寒天とか甘いものをすぐに口にしてしまいます。
テストの近い昨今、甘い物のとり過ぎで勉強のペースを落とさせないように釘をさしておこうと思います。
千葉都市モノレールの桜木駅近くにあるインド料理屋「カトマンド」で久しぶりに昼食をとりました。
妻は野菜カレーとほうれん草カレー
私はチキンカレーとマトンカレーを注文です。
今回オーダーした1000円のランチにはチキンテッカというあちらのチキンが付きます。
現地の人の経営するカレー屋さんは経営が軌道に乗ると急に味が落ちることがよくあるのですが このお店は味、量とも前と変わらず美味しかったです。
食後のドリンク、私はラッシー、妻はチャイをオーダー。
一服するのに読む雑誌が半年前から変わっていないのが難点ではあります。
しかも漫画は「浦安鉄筋家族」のみ…。
桜木駅近くにはデニーズもあるのですがこのデニーズにはペット同伴OKのスペースがあります。
いつかはそちらに柴犬だん君を連れて挑戦したいという妻の野望がありますが、いつになるやら。