宇宙戦艦ヤマト2199のイベント上映会、今のところ皆勤賞です(笑)。
日曜日に新宿ピカデリーで見たのですが観客は家族連れから私と同世代、若者達まで多様でした。
以下、ネタバレ。
まずはガミラスとガトランティスの艦隊戦から話が始まりました。
ネットで最初の10分が公開されていたので私的には映像を楽しんでいたのですが隣に座っていた同世代のオジサンがガトランティス艦隊の登場と白色彗星のテーマ曲に思わず「おぉっ」って声がでちゃっていたのが印象的でした。
続いて捕虜の尋問やガミラス帝都バレラスの内情といった元の宇宙戦艦ヤマトに無かった話が続きます。
更にヤマト3で出た潜宙艦や漫画のヤマトの読みきりの話のオマージュとも思える話が出たりと「これ、覚えてる?」的に繰り出されるネタの数々が面白かったです。
話としてちゃんと成り立っていたし。
沖田艦長の病状については「宇宙放射線病」という病名をやめたせいなのか手術がハイテク(笑)すぎるせいなのかいまひとつ切迫感がありませんでした。
交代するのも順当に副長の真田さんだし。
ガミラスに行くまでに古代君はちゃんと艦長代理を拝命できるんでしょうか。
違和感を感じたのは地球が先に異星人に攻撃を仕掛けたっていう話。
ちょっと無理がないかなぁ。
恒星間を航行する能力のある得体の知れない宇宙人に先制の一撃を加えようと考えるような無謀な人達が西暦2199年の為政者になっているとはちょっと考えにくい。
ヤマトは「SF考証については何でもあり」のお墨付きを世間的には得ていると思うんでそこはちょっとやそっとの違和感では動じないんだけど地球人が先制攻撃を仕掛ける理由についてはもっと行間を埋めていかないといけないんじゃないかと感じました。
こういった考えが上映中に私の脳裏をよぎったのはストーリーが設定の無理を押し切れないぐらいに弱かったからではないかと思います。
あと、地球連合艦隊に合流して発進する日本艦隊は「トップを狙え」を彷彿とさせたのですが そこまでオマージュしてしまうと作品が何でもありになってしまって軸足がぶれる気がします。
もっと違った見せ方をしてほしかったです。
今回の4話はヤマトの戦闘シーンは地味で波動砲は不発です。
次回からバラン星、七色星団、ガミラス首都決戦、と戦闘シーン続出でどんなアレンジがされるか楽しみです。
この4月からいよいよテレビ放送です。
深夜アニメになると思いきや日曜夕方5時!TBSガンダム枠!!暫くは楽しめそうです。
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そこらへんは、地球側首脳部が先制攻撃を選択した経緯が明かされていないので、現時点では何とも言えませんね。
地球側が先制攻撃を選択せざるを得ない様な何かを、ガミラス側が故意に行った可能性もあります。
そうですね。そんな話の手掛かりとかもこれからあるといいですね。
闘う前に現場で総督が更迭というのは異常事態ですもんね。