昨日、いつものように部活の娘を最寄りの駅まで送って戻ると息子がいません。
私 「息子は?」
妻 「千葉都市モノレールの新型車両『アーバンフライヤー』の運行イベントが見たいって独りでバスで千葉に出かけていったよ。」
息子が自分で企画をたててお出かけするのにまずびっくり。
そして息子がモノレールの新型車両に興味があったことにもびっくりしました。
鉄道のイベントというとマニアの人が群がるのではないかと心配したのですが乗車整理券を配ってうまく整理してくださったのか 特に目立った混雑もなく息子もイベントを楽しんで終了したようです。
URBAN FLYER の記念品いろいろ。
息子によると貼られているポスターを通学時に見て前から気になっていたそうです。
興味を持ったことを親の力を借りずに行動に変えることができるようになったんだなぁ、と
親としてちょっと感動してしまいました。
昨日のブログに書きましたが週末にさいたまMOVIXに宇宙戦艦ヤマトを観にいきました。
錦糸町までは通勤定期で行けるのですがそこから先の交通費は自腹です。
錦糸町からMOVIXのあるさいたま新都心駅までの電車賃は540円。 往復で1,080円。
1,500円の映画を見るのに交通費が千円越えはちょっとくやしいです。
少しでも安くあげたいのですが錦糸町から埼玉の往復では企画切符もありません。
で、運賃表をぼぉっと見つつ、昔取った杵柄であることを思いつきました。
「ひょっとしたら途中下車したら少し安くなるんじゃないのか?」
調べてみたら錦糸町-赤羽間が210円、赤羽-さいたま新都心間が290円。合計で500円です。
直行するより40円安くつきます。
赤羽は京浜東北線から宇都宮線への乗り換えでどうせ下車するから途中下車しない手はありません。
元乗り鉄としてはこういう無駄知識は実践してこそのものです。
と、いう訳で久しぶりに赤羽で降りてみました。
すぐ乗るのは恥ずかしいので北口で下車して南口で乗車(笑)。
往復で80円の割引。
割り引けた価格は大したことありませんが久しぶりに鉄っちゃん魂がうずいた経験でした。
会社の先輩に帰省土産をいただきました。 その名も「大糸ぽっぽ」。
箱の柄が鉄道ファン向けです。 最近は鉄ちゃん向け土産も市民権を得てるんですかね。
表
裏。 裏には大糸線を走っていたキハ52系と現行大糸線車両の全長比較が唐突に載っています。
糸魚川線の能書きを読んでいると若い頃のようにふらりと旅をしたくなります。
ちなみにこのお菓子、JR西日本承認済みです。
箱にそう書いてあってやっと「あれ、大糸線ってJR西日本なんだ」って気付きました。
先輩が 「糸魚川の次に姫川なんて駅なかったけどなぁ。」とおっしゃるので調べてみました。
1986年に開業した大糸線で最も新しい駅なのだそうです。
地元を離れて久しい先輩がご存じないのも無理からぬ話でした。
中身は硬券切符を模した普通のサブレです。 みんなでおいしくいただきました。
所用があって埼玉に出かけました。 初めて埼玉新都市交通線にも乗りました。
こんな乗り物です。
(よそ様の写真です。リンクで飛びます。)
普通の鉄道と比べて小さいし、古いし、大宮駅から出るにはローカル色の濃い列車でびっくりしました。
そんな埼玉から千葉に帰ったのですがどのルートもなんかまどろっこしいです。
正攻法は大宮-(京浜東北線)-南浦和-(武蔵野線)-西船橋-(総武各駅)-千葉です。
武蔵野線で45分も乗るのとオール各駅停車なのが難点です。
楽に早く着きたければ大宮-(宇都宮線)-上野-(京浜東北線)-東京-(総武線特急)-千葉です。
お金がかかることとタイミングが合わないと特急が来ないことが難点です。
各駅停車が嫌いな人向けには大宮-(宇都宮線)-上野-(山手線)-秋葉原-(総武各駅)-錦糸町-(総武快速)-千葉という方法もあります。
快速は早いものの乗換えで時間をとられて武蔵野線経由とたいして時間が変わらないうえに総武快速は混雑しているのが難点です。
結局その日は正攻法の武蔵野線経由で帰ったのですが時間、かかりますねぇ。
武蔵野線で座れたのが救いでしたけど。
いつもは楽しい鉄道の旅も仕事で疲れているときには苦行になります。
昨日は映画の日ということもあり、気になっていた映画『僕達急行 -A列車で行こう-』を見に行きました。
ストーリーを超訳(笑)しちゃうと鉄道オタク版『釣りバカ日誌』みたいなもんです。
鉄道好きの二人が鉄道の薀蓄をいいながら知り合った人たちとわいわいやっていると
何故かうまくみんな仕事に絡んでいてとんとん拍子に仕事がいい方にむかっていっちゃう、みたいな。
まぁ、ストーリーはおいといて鉄道あるあるというか鉄オタあるある的なところを狙った映画なのでしょう。
この映画の主人公二人はあまりオタク的なところが誇張されすぎずに描写されていて
普通の人に混じって鉄オタをやっているところが共感しやすかったです。
不器用そうな主人公二人を松山ケンイチ・瑛太が好演しています。
超美男であることを除けば(笑)私の周りにいても不思議でないような鉄オタを演じています。
登場人物全員が鉄道の名前だったのは始まってすぐに気がついたけれど
最後に搭乗する外人の名前までサンダーバード氏なのには笑わせてもらいました。
大笑いする映画というよりは「あー、ある、ある。」ってくすくす笑える映画です。
笑わせるための間のとり方はベテラン監督ならではのものでした。
ストーリーよりも気になったのは鉄道のスピードに映画の撮影コマ速度がついてこれないこと。
走っている鉄道がコマとびして見えるんです。
鉄道が走っているシーンで車両ののデザインが例えば 左端・ちょっと左・真ん中・ちょっと右・右端 と
1コマ毎にぶつぶつに切れて映るんです。
普通の映画よりも鉄道のシーンが情景として多用されているので
こういうことがあるとフッと映画の世界から現実に戻されてしまうのが困りものでした。
撮影フォーマットの問題なんでどうしようもないということもわかっているんですけどね。
森田芳光監督の遺作になってしまいましたが この映画、『釣りバカ日誌』とはちょっと違うテイストで
もうちょっと一般受けするようなツボさえつけば十分シリーズ化も狙える作品だっただけに
監督の早逝が惜しまれます。
最近駅撮りした1枚を手向けに添えたいと思います。 合掌。
北関東に出張しました。
長引く会議が終わって高崎に着いたら夜の9時。 これから帰宅すれば午前様は確定です。
おまけに夕食買おうにもお店は軒並みしまっています。
やっと見つけたお店で残っていた弁当を購入して重い足を引きずって新幹線に乗ろうとした時でした。
新幹線の最後尾が割れて増結のための連結器が見えました。
ドームの開き方が近未来的というかマニアックな感じで良かったです。
新潟からMaxときが到着、連結作業を見ることができました。
長い会議の疲れも吹き飛ぶ嬉しい一瞬でした。
同行した同僚に 「たぬきねいりさん、普段見せたことのない笑顔ですね。」 と冷やかされました。
嫁さんも同じこと言うから きっとそうなんでしょうね。
増結を見届けたら車内に乗り込んで遅い夕食です。
ちなみに残っていた弁当は高崎名物だるま弁当。
これまた残り物には福があって美味でした。
承前。
上総中野駅では20分という程良い乗り換え時間でいすみ鉄道と小湊鉄道が接続していました。
この接続を見つけたことが今回の小旅行を思いついたきっかけでした。
小湊鉄道側には駅舎もついているので何もない上総中野駅も結構さまになっています。
そのまま帰宅するのも芸が無いので
上総牛久駅のひとつ前の上総川間駅で降りて下りの小湊鉄道を撮ってみました。
撮影後、1駅分を20分ちょいかけて歩いて上総牛久に到着しました。
もうすっかり夕方です。
線路脇の田んぼに1両編成の列車の陰が映る牧歌的風景を堪能して五井に到着しました。
小湊鉄道の車両基地があるのが何度見ても嬉しいです。
もう、テツ分は十分補給したなぁ、と思っていたら新宿さざなみ号が189系国鉄色でやってきました。
旅の最後にサボが見れるなんて嬉しいじゃないですか。
さぁ、小市民的な旅を楽しんだし、明日からまた地味に暮らそう。 と、このときは思っていたのですが
翌日、思い立って長年逡巡していたあることを実行に移します。 明日はテツの話ではありません。
承前。さらに南に下って11時49分館山駅着。
いつも見慣れている房総特急も館山駅のおしゃれな雰囲気の駅舎と組み合わせると
なかなかな風景になってくれます。
そのまま下り列車で安房鴨川まで行ってみました。
途中、単線の列車待ちで止まった和田浦駅のホームにて。
ツチクジラの骨が展示してありました。 そういう漁をしていた時代があったからなのでしょうか。
和田浦駅では菜の花がもう咲いていました。
南房総、やはり暖かいんですね。
このあと安房鴨川で乗り換えて行川アイランドの跡地を横目に大原駅まで歩を進めました。
行川アイランドって閉園してずいぶん経つのに何故駅名はそのままなんだろう?
次回、いすみ鉄道-小湊鉄道縦断の話に続きます。