北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

アデン湾における護衛任務[ソマリア沖海賊事案] 46隻を護衛、任務継続

2009-05-11 22:04:11 | 防衛・安全保障

◆海賊対処任務

 防衛省によれば、ソマリア沖海賊事案対策に伴う海上警備行動へ出動している護衛艦2隻が、本日、第16回目の護衛任務を完了させたとのこと。

Img_0790   派遣されるまでの議論、そして派遣任務が開始されてのち、数回の任務完了の際には、TVなどのマスメディアで盛んに報道されていたものの、昨今、本件事案に関する報道は少なくなっている。しかし、海上自衛隊の任務は、今現在も継続されている。そこで、本日は、海上警備行動について、改めて掲載したい。

Img_7445 16次にわたり任務を実施、一回当たりの所要日程は二日ということなので、ほぼ継続して任務にあたっており、休息のシフト、航空機整備を含め、緊張のもとで、2隻の護衛艦での任務は厳しいものと想像に難くないが、洋上900kmの距離全域にわたって海上護衛任務をよく完遂しているといえる。

Img_0972_1  他方で、ソマリア沖海賊事案では、海賊は鹵獲した船舶などを母船とし、沖合400海里程度までという、かなり活動海域を広範化させているとともに、海賊行為による身代金で得た資金をもとに、装備する武器も高度化していることから、問題は深刻化しているといえる。海賊行為で不当に得た資金が、そのまま海賊行為の増長につながっているのだ。

Img_4365  現状では、海賊事案の近p@音的な解決には、ソマリアの国家再建、そして海賊の取り締まりに当たる治安機構の再構築以外ないと思うのだが、第三次国連ソマリア活動が開始されるまでには、時間を要しそうなので、海上自衛隊のソマリア沖海賊対策事案への護衛艦派遣は、当分続くように思う。

Img_9286  ヘリコプターが、護衛対象以外の船舶からの救難要請を受け、駆けつけるという事案もあり、今後も緊張が続くことが予想される。護衛艦派遣と共に、海上自衛隊から固定翼航空機哨戒機P-3Cが2機、五月中にソマリアに近いジプチ共和国へ派遣され、ジプチを拠点として、アデン湾とその周辺海域における不審な船舶の警戒監視にあたることとなっている。

Img_1570  ジプチへの哨戒機派遣に際しては、宇都宮駐屯地の中央即応連隊からも隊員が派遣されるとのことで、P-3Cの整備機材などの輸送支援で、航空自衛隊の輸送機も協力するであろうから、文字通り陸海空自衛隊の協同任務となるだろう。

 海上自衛隊の第一次から第十六次までの護衛任務の内容については、海上自衛隊HPに記載されていたので、以下に示す。

  • 第一次アデン湾護衛任務[4月1日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船5隻(自動車専用船3隻・タンカー2隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは2隻
  • 第二次アデン湾護衛任務[四月三日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船2隻(液化天然ガス輸送船1隻・タンカー1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第三次アデン湾護衛任務[四月五日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船3隻(貨物船1隻・コンテナ船1隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 第四次アデン湾護衛任務[四月九日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船3隻及び日本船籍船1隻(液化天然ガス輸送船2隻・タンカー1隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 第五次アデン湾護衛任務[四月十一日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船3隻(自動車運搬船2隻・タンカー1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第六次アデン湾護衛任務[四月十三日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船3隻(一般貨物船1隻・自動車運搬船1隻・タンカー1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 第七次アデン湾護衛任務[四月十五日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船1隻(専用貨物船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第八次アデン湾護衛任務[四月二十日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船2隻(自動車運搬船1隻・タンカー1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第九次アデン湾護衛任務[四月二十二日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船2隻、日本船籍船1隻(旅客船1隻・一般貨物船1隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 第十次アデン湾護衛任務[四月二十四日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船3隻(専用貨物船2隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第十一次アデン湾護衛任務[四月二十六日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船2隻(専用貨物船1隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第十二次アデン湾護衛任務[四月三十日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船5隻(自動車運搬船2隻・タンカー3隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第十三次アデン湾護衛任務[五月二日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船4隻、日本船籍船1隻(旅客船1隻・専用貨物船1隻・液化天然ガス輸送船1隻・タンカー2隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 第十四次アデン湾護衛任務[五月四日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船2隻(専用貨物船1隻・自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第十五次アデン湾護衛任務[五月六日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船1隻(自動車運搬船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは0隻
  • 第十六次アデン湾護衛任務[五月十一日完了]:護衛艦さざなみ・護衛艦さみだれ、が担当。日本の船舶運行事業者が運行する外国籍船4隻(一般貨物船1隻・専用貨物船1隻・コンテナ船1隻)を護衛。うち、日本人が乗船しているのは1隻
  • 任務は継続中

HARUNA

[本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる]

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岩国フレンドシップデイ2009 基地への来場者27万5000名の活気

2009-05-10 23:33:53 | 在日米軍

◆人口密度はどの程度?

 岩国航空基地日米友好祭、昨日は、詳報にあたる記事を掲載したが、本日は、その補完的な記事を掲載したい。

Img_9955  岩国日米友好祭、フレンドシップデイ、様々な言い方はあるのだけれども、そもそも、27万5000名の来場者というと地方都市の人口と同じくらい。興味はあるのだけれども、はたして、どの位混んでいるの?。そんな感想を、行くか行かないかは別としてお思いになっている方もアクセス解析をしてみると、多いようだ。

Img_91871  飛行展示については、日本でも有数のものであると言い切れるし、特に、岩国航空基地でなければ見れない飛行展示というものもある。しかし、岩国航空基地は、山口県の基地で、京阪神地区からは、それなりに遠い基地だ。首都圏や中京地区からはもっと遠いので、行くならいい写真が撮りたい、しかし、そもそも撮れるのか、という不安を持たれたのは私だけではあるまい。ということで、岩国フレンドシップデイ2010を検討される方に、参考になれば幸い。

Img_8333  27万5000名の入場者、そして、ゲート付近の混雑の様子は、テレビなどでも撮影されていたので、ご覧になられた方はいるかもしれない。手荷物検査は、一応厳重だが、極力多くの人数を海兵隊も手荷物検査要員に動員しているので、当方の見た限りでは流れははやい。同時に手荷物を持っていない人向けのゲートがあり、こちらはかなりスムーズに人が流れていた。

Img_9080  混雑する航空祭というと、入間基地航空祭などを思い浮かべる方も多いかもしれないが、岩国の場合、基地の一般に開放される地区の面積が、地上展示機の地区と滑走路に面した地区、双方ともにかなり広めに採ってあるので、人口密度は、ラッシュ時の駅のようなすごい状況にはなっていない。

Img_9528  地上展示機地区。ここには、端の方に模擬店地区も配置されており、飛行隊パッチからポケモンカードまで様々なものが売られていた。こういう行事では気になるのが飲料水であるが、滑走路に面した地区にも模擬店はあり、そこまで並ばずとも入手は容易、熱中症になる心配は少ない。他方、ピザなど食事の関係は、かなり長くまで行列ができる。

Img_9592  地上展示機地区は、滑走路には面していないものの、離陸してゆく機体は十分見える距離だ。写真は、T-7練習機の向こうを離陸してゆくMC-130特殊戦機。滑走路に離着陸する機体を撮るには、有料席を前売りで確保するか、朝一番に基地へ入る必要があるが、黎明と同時に並ぶというのは家族連れだと難しいかもしれない。しかし、最前列でなくとも、一応みれる。

Img_9797  地上展示機地区と、滑走路に面した地区の接続地域(と呼んでいいのかな?)には、こういった状況。周りをよく見て歩かないとぶつかりそうな人口密度ではあるのだけれども、まあ、いちおう移動することは出来る。それでも、地上展示機地区よりは、混雑している、といえるのかな。

Img_9114  滑走路に面した地区の人口密度。滑走路を発着する航空機を撮影したい人は多いので、相応に人口密度は高くなる。最前列の一部は、有料席として確保されていたのだが、今回は、前回と比べ有料席のエリアが広くとられていたので、その分、有料席エリア以外の地区は、人口密度が高かったようだ。

Img_3022  そういう場合は、思い切って一歩引いてみる。最前列付近は、確かに航空機を間近に見ることができるのだけれども、その分、仰ぎ見るかたちになってしまうので、機体のディティールは、一歩引いた方がいいやも。ちなみに、今回掲載した記事は、一歩引いた場所(飛行展示開始を1330からと思っていたら1300時からだったので、移動が間に合わなかった)からの撮影だ。

Img_3002  岩国日米友好祭、フレンドシップデイ。27万5000名というと、ちょっと驚くが、人口密度は、以上のとおり。岩国航空基地は広いので、混んでいるところは混んでいるし、一方で、空いているところは空いている。空いている場所を選んでも、一応飛行展示は見ることができるし、楽しむことは出来そうだ。

Img_3045  しかし、米軍再編により、厚木航空基地から、この岩国航空基地へ、空母ジョージワシントンを拠点とする第五空母航空団が移駐してくるため、日米友好祭で実施される飛行展示には空母艦載機が更に加わり、艦載機ファンが多いことを考えると、来場者の規模は、さらに多くなるのだろう。その際には、二日開催などで入場者の分散を期待したい。

HARUNA

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岩国日米友好祭09 MCAS IWAKUNI FRIENDSHIP DAY 2009

2009-05-09 20:00:23 | 在日米軍

岩国航空基地フレンドシップデイ2009

 5月5日恒例行事となったアメリカ合衆国海兵隊岩国航空基地日米フレンドシップデイ、来場者は27万5000名に達したとのこと。本日は、その活気と熱気に包まれた基地の模様をお伝えしたい。

Img_3162  岩国フレンドシップデイ2009、今年一番頑張ったのはAV-8ハリアーだ。垂直離着陸が可能な攻撃機としてイギリスのホーカーシドレー社(現BAE社)が開発した実験機P1127が原型、その垂直離着陸性能が最前線の飛行場からの運用に有利、とアメリカ海兵隊へ採用されたのが1968年である。今回は、ハリアーⅡ、ハリアーⅡプラスが参加。

Img_9023  日米友好祭、最初の飛行展示は、MC-130特集戦輸送機の飛行から始まった、機首に搭載されているのはAPQ-170地形追随レーダー、これにより夜間でも険しい地形をものともせず低空飛行で進入することが可能だ。ミサイル警報装置とともに、指向性赤外線妨害装置などを搭載、地対空ミサイルへの自衛能力も高い。更に2005年から空中給油能力を付与させるべくFRL902E空中給油ポットシステムを搭載している。

Img_2733  MC-130特殊戦機から飛び出した特殊部隊の隊員、飛びだした直後、落下傘と共に日章旗と星条旗が開かれた。日米友好祭ならではのオープニング。降下完了すると、地上から、すぐに国旗は高く掲げられ、回収された。なるほど、国旗とはどういうものか、ということを考えさせられるきびきびとした行動。

Img_9118  F/A-18Dホーネットが二機編隊で離陸する。F/A-18Cが単座型、Dが複座型。海兵隊第242海兵全天候攻撃飛行隊に所属する航空機。ボーイングF/A-18と称されるが、もともとはノースロップ社の設計で、初期不良が多発したが、その後、問題は克服し、運動性、多用途性は高く、導入当初は欠陥機ではないか、と評されたことを皮肉って最も成功した失敗作、と評される傑作戦闘攻撃機。

Img_2848  KC-130J空中給油機の短距離離陸。C-130J輸送機を元に空中給油機に改修した機体。航空自衛隊が運用しているC-130H輸送機よりも新しいJ型を空中給油機とした機体で、J型は、エンジンを新型に改め、グラスコックピッドを採用、操縦系統もデジタル化し、エンジンブレードも新型のものとしている。

Img_2928  第211海兵攻撃飛行隊ハリアーⅡの模擬対地攻撃展示。くるくると回転しつつ肉薄。ハリアーⅡは1981年に英米共同で開発された機体だ。複合素材の大胆な採用により軽量化に成功し、角度変化率爆撃システム(ARBS)を搭載、加えて機首に前方赤外線監視装置(FLIR)を搭載、夜間作戦能力も強化されている。最大速度は、マッハ0.98、凄い迫力だ。

Img_2887  ベイパーを超え、ショックコーンが湧き出た瞬間。F/A-18C/Dは、A/B型に加え、新世代空対空ミサイルであるAMRAAMの運用能力を付与され、ミンションコンピュータも新型に改めた型。複座型は練習型、という印象があるが、海兵隊では後部から操縦機能を外し、夜間攻撃能力を強化させたナイトアタック型を導入している。

Img_9166  空中給油展示。編隊飛行というのは、見栄えがいい。KC-130空中給油輸送機と、F/A-18D戦闘攻撃機、AV-8B攻撃機による編隊飛行。対地攻撃から制空戦闘までこなす戦闘攻撃機と、垂直離着陸ができ、強襲揚陸艦から前線基地まで、拠点を選ばない攻撃機、海兵隊らしい航空機体系といえる。

Img_9284  F/A-18C/Dの基本性能をここに記しておきたい。全長17.07㍍、全幅11.43㍍、自重10.81㌧、戦闘行動半径は537kmでフェリー航続距離は3333km、実用上昇限度15240㍍。GE-F404-400エンジンの双発機で、武装搭載量は7.031㌧。海兵隊は、ナイトアタック型としてC型を329機、D型を125機運用している。

Img_9306  第225海兵全天候攻撃飛行隊のF/A-18Dナイトアタック型。カラーリングは、指揮官指定機。225飛行隊は、通称ヴァイキング。第121飛行隊の交代としてミラマー航空基地から岩国航空基地へ前方展開してきた機体、岩国には様々な飛行隊がローテーションで展開する。飛行隊にはF/A-18戦闘攻撃機12機が配属されている。

Img_9389  救難飛行艇US-2による展示飛行。US-2は、US-1Aの後継機として開発された機体で、写真の三号機は、量産初号機という位置づけ。かなり短距離でもフワリと離陸するところには毎回驚かされる。救難飛行艇としての性能は特筆すべきもので、荒天下の波高3㍍という海面にも発着可能な飛行艇である。

Img_9424  US-1A改という名称で開発が開始されたUS-2は、エンジン出力の向上、キャビン部分に与圧化、操縦系統のフライバイワイア化、赤外線暗視装置などを搭載したものだ。速力は216ノットから315ノットへ、エンジン出力は13600馬力から18360馬力へ向上しており、実質的にUS-1Aとは別物の機体と言っていいほどの高性能機である。写真は、写真ではわかりにくい低速飛行展示。

Img_9337 九州、新田原基地の第5航空団より、第301飛行隊のF-4EJ改の航過飛行の展示、もともと艦載機ということで、頑丈なフックを搭載しているファントム。ケロヨンマークと称されるカエルを模ったマークを尾翼に描いたファントムの飛来に歓声が上がるが、航過飛行だけで、機動飛行などの飛行展示は実施されなかった。

Img_3241 飛行展示がひと段落したので、地上展示機を撮影に行くこととした。時計を見ると1130時。1300時から、ハリアーの飛行展示が行われるとのことで、それまでに戻らなければならない。地上展示機が並ぶエプロン地区と、滑走路に近いエプロン地区には、若干距離があるのだ、早足にて移動を開始する。

Img_9524  岩国航空基地は、広い。広大な基地には、エプロン地区が大きく二つに分かれており、滑走路まで、かなり距離がある。更に滑走路の反対側には海上自衛隊岩国航空基地がおかれ、加えて、現在、米軍再編に伴う第5空母航空団の厚木基地からの移転に向けて、基地の新滑走路建築と拡張工事が実施中だ。

Img_9477  海兵隊のハンヴィー。陸上自衛隊の高機動車に当たる車両だが、全周にわたって防弾鋼板が装着されており、上部には12.7㍉重機関銃が搭載されている。車内は、思ったよりも狭く、視界も狭い。その分、防弾ガラスの採用や装甲板の装着など、防護力を重視しているような印象。

Img_9508  5㌧トラックにも自衛用の40㍉自動擲弾銃が搭載されている。銃座はかなり素早く回転するようで、ぐるぐる回ってた。楽しそうだった。後方支援しゃりょうほど、防御力は脆弱であり、逆に遊撃隊などの標的となりやすい。このため、後方支援部隊であっても、相応の自衛能力が必要となる。後方支援=安全、ではないということを海兵隊が端的に示している。

Img_3276  US-1救難飛行艇と米空軍のF-16戦闘機。US-1は、救難ヘリコプターが到達できない遠距離の海上で発生した航空機事故や救難事案に際して出動。後継のUS-2とともに大型飛行艇は現在運用されている世界でも数種類しかないが、安定性では世界最高性能と言っても過言ではない離着水能力を有する。

Img_9071  F-16に搭載されていたのは、新型光学照準装置AAQ-33スナイパーXR。ロッキード・マーティン社製の高感度カメラとマーキング用レーザーシステムを複合化した照準装置で、光学情報をもとに正確に地上目標を捕捉可能。航空自衛隊がF-2で試験を行っているJ/AAQ-2前方赤外線監視装置と同様のものだが、探知距離はAAQ-33の方が数倍上とされる。

Img_9700  第242海兵全天候攻撃飛行隊のF/A-18.その胴体の下にはAN/AAQ-23が搭載されている。LANTIRNの一種で、ノースロップグラマン社製(現在はBAEが製造、供給している)で、赤外線画像と地形追随レーダーにより得られた情報によって、夜間低空侵攻の際に必要な航法を支援するとともに、対地目標への照準も行う。

Img_9699  F/A-18に装着されているAN/AAQ-23、しかし、F-16に装備されていたAAQ-33は、このAAQ-23の数倍の探知能力があるとのことで、CCD技術や画像解析など、こうした夜間用装備を支える技術のの日進月歩の進化を感じさせられるとともに、最新技術の装備品を頻繁に更新できる米軍の凄さにも驚かされる。

Img_9728  F/A-18など地上展示されている機体の前では、見学者は気軽に航空機を背景、クルーたちと一緒に記念写真を撮ることができる。ちなみに、海軍と海兵隊では、操縦士を空軍のようにパイロットとは呼ばず、アビエイターと称する。これは、パイロットの意味に水先案内人、という意味がある為だ。

Img_9667  海兵隊のF/A-18C/Dとともに、NAVYの文字がみえる、空母艦載機だ。この機体は、第五空母航空団第27戦闘攻撃飛行隊のF/A-18Eスーパーホーネット。F/A-18の機体規模を大きく拡大し、搭載量を増強するとともに、エアインテイク部分の形状を改め、レーダーに対するステルス性を付与させた機体だ。

Img_9720  第224海兵全天候攻撃飛行隊のF/A-18D戦闘攻撃機。かなり派手な塗装だが、見た目は中々手ごわそうな印象。機首下部に見える膨らみは、戦術偵察システム(ATARS)搭載機であることを示している。隣のF/A-18も第224海兵全天候攻撃飛行隊の所属機。機体の前では、各種グッズの即売会だ。

Img_9784  ハリアーのコックピットは一般公開されており、大盛況だ。長蛇の列、と書くと簡単だが、物凄い行列だった。このほか、米軍基地名物のピザ販売にも物凄い行列が出来上がっており、岩国航空基地の広大なエプロンの中央で、ハリアーとピザの行列が交差しているほどの盛況だった。

Img_9658  MCH-101掃海輸送ヘリコプター。護衛艦にも搭載可能なヘリコプターとして導入したヘリコプター。以前に配備していたMH-53ヘリコプターと比べると推力などはかなり低下しているが、多用途性を重視したヘリコプターで、上空から海上に掃海具を降ろし、ヘリコプターにて牽引、処分する。万が一機雷が爆発しても、掃海艇と違い、ヘリは上空にいるので、被害を受けないという利点がある。

Img_9607  F^-4EJ改、航空自衛隊の機体。米軍ではすでに過去の機体、初号機が初飛行を果たしてから既に半世紀以上を経た機体だが、航空自衛隊では、近代化改修を施し、運用を続けている。しかし、そろそろ後継機の選定は急がなければならない。奥に見えるのは航空自衛隊の主力要撃機F-15J、こちらも近代化改修の計画が進められている。

Img_9632  第225海兵全天候攻撃飛行隊、F/A-18の翼端には、AIM-9サイドワインダーシリーズの最新型である空対空ミサイルAIM-9Xサイドワインダー2000が装着されている。このAIM-9Xは、極めて機動性が高く、高機動で回避する敵対航空機にも追随し、命中する。射程も40km程度と、これまでの短射程空対空ミサイルよりも長射程化しているのが特徴だ。

Img_9654  横田基地から展開した第374空輸航空団のC-130H輸送機、そして手前に駐機しているのがF-4。C-130は米国製の傑作輸送機、しかし、その手頃で使いやすい機体について、なかなか後継機の開発が進まない、という現状があったりする。昨年、5機が並んでいた海兵隊のCH-53輸送ヘリコプターは、今回、展示されていなかった。

Img_9969 AV-8BハリアーⅡの飛行展示が始まった。物凄い轟音を蹴立てて垂直離陸する。ハリアーⅡは海兵隊に281機が配備されており、海兵隊という火力に限界がある切り込み部隊にとり強襲揚陸艦や一部のドック型揚陸艦の飛行甲板から発着でき、近接航空支援や経空脅威排除にあたる心強い攻撃機だ。

Img_9938   このハリアーⅡは、レーダーを搭載したハリアーⅡプラスである。機首部分にF/A-18Aと同じAPG-65レーダーを搭載、AMRAAMを搭載、視認距離外空対空戦闘の展開も可能だ。海兵隊には、34機のハリアーⅡプラスとともに、72機の既存ハリアーⅡをハリアーⅡプラスに改修して運用している。

Img_9923  ハリアーⅡプラスは全長14.55㍍、全幅9.25㍍で、自重は6.47㌧、機体の重量に占める複合素材の重量は全体の26%に上り、当時としては稀有な複合素材製主翼を採用している。搭載するロールスロイスF402-RR-408エンジンは、四か所の推力ノズルの角度を変化させることで垂直離陸が可能である。

Img_9927  しかし、垂直離陸を行う場合、離陸重量は8.7㌧となっており、滑走路を用いて短距離離陸を行った場合の離陸重量は14.06㌧であるから、垂直離着陸運用が可能であるものの、通常は滑走路を用いて離陸する。戦闘行動半径は1100km、フェリー航続距離は3035kmである。武装は最大6㌧を搭載可能だ。

Img_0025  築城基地の第8航空団より、第304飛行隊のF-15Jが航過飛行と、機動飛行を展示。第8航空団は、九州の防空を担当し、F-15Jを運用する第304飛行隊のほかに、F-2支援戦闘機を運用する第6飛行隊が配置されている。F-15Jの垂直尾翼には、天狗を模った第304飛行隊のマークが描かれている。

Img_9996  F-15Jは、今回、岩国日米友好祭にて飛行した戦闘機の中ではもっとも大型の機体で、最大離陸重量で30.8㌧もの機体を、入手し得る最強のエンジンにて機敏に機動させる機体だ。戦闘行動半径1967km、フェリー航続距離4631km、格闘戦には滅法強く、機体が大きいため強力なレーダーを搭載しており、視認距離外空対空戦闘にも強い、世界最強の制空戦闘機として誕生した。

Img_0063  三沢基地の太平洋空軍F-16によるデモフライト。太平洋空軍のF-16は、各国にてF-16の飛行展示を行い、F-16を売り込む目的がある。WWはワイルドウィーゼルの略。三沢基地に迷い込んだ野生のイタチを飼っている・・・、のではなく、対防空網制圧任務、対地攻撃任務にあたる部隊を意味する。

Img_0172  F-16の売り込みが目的という飛行展示だけあって、これほどF-16は小回りが利く航空機なのか!?というほど、派手なデモフライトだった。F-16というと、安価な軽戦闘機というイメージを持たれている方も多いかもしれないが、米空軍など重点的に近代化改修を実施している空軍のF-16の性能は侮れない。

Img_0255  F-16は、フライバイワイアを採用し、導入当時は、その操縦性の高さで注目を集めた。その後、機体のエンジンやレーダーなどを強化し、外装式センサーなどを充実させ、新型兵装により能力を向上させるとともに、コンフォーマル式燃料タンクを搭載し、レーダーを最新型に改修するなど、まだまだ将来発展性を秘めた戦闘機だ。

Img_0382  航空祭、エアショー、航空機のビッグイベントは多々あるが、その最後を飾るのは、ブルーインパルス飛行展示だ、ウォークインから始まり、そのまま滑走路をタキシングしたのち離陸だ。ブルーインパルス飛行展示の開始。編隊離陸の後、フォーメーションを維持したまま岩国航空基地上空に進入する。

Img_2993  ブルーインパルスといえば、スモーク。機敏な動きを見せるT-4練習機の航跡は、しっかりと青空に刻みつけられる。望遠レンズで撮ってもいいのだけれども、せっかく、岩国基地まで出かけてきたのだから、岩国基地らしい写真が撮りたい、そういう理由から今回は、あえて広角レンズで撮影に挑戦。

Img_3069  海兵隊のKC-130空中給油機、その翼の背景には、ブルーインパルスが上空に巨大なハートを描きだそうとしていた。派手なフライトは見慣れている米軍関係者も、スモークを曳いたアクロバット飛行は珍しいらしく、ブルーインパルスから様々な大技が捻り出されるその都度、歓声が湧き上がっていた。

Img_3037  KC-135空中給油機とブルーインパルス。発着を撮るには最前列を目指すしかないが、航空祭そのものの活気を撮るには、一歩引いて撮ってみる方が、面白い構図の写真を撮ることができる。それにしても、この日は荒天が予想されていたのに、実際は好天。天も日米友好を尊重し、荒天と好天の変換ミスをしたのだろうか。

Img_3223  という舌の根も乾かぬうちに、ブルーインパルスが着陸し、航空祭の飛行プログラムがすべて終了すると、さっそく暗雲立ち込める山口県岩国市。実はこの時点で、広島駅や広島県内の山陽本線は豪雨に襲われており、叩きつけるような、バケツをひっくり返したような状況だったとのこと。刻一刻と豪雨前線はここ岩国航空基地に近づいていた。

Img_3311  OH-6D観測ヘリコプター。迷彩カバーが被せられているが、これは演習場などで偽装に用いるとともに、雨からヘリコプターを護るという用途にも用いられる。珍しい情景だ。聞いてみると、今日は荒天が予想されるとのことで、明野駐屯地には戻らないとのこと。なるほど、やはり降るのか、岩国にも。

Img_3286  岩国航空基地第91航空隊に配備されているUP-3D電子戦訓練支援機。妨害電波発生装置を用いて護衛艦などへの電子戦状況を構築する。このほか、岩国航空基地には、電子データ収集機EP-3や画像データ収集機OP-3Cなど機密性の高い任務にあたる第81航空隊が展開している。

Img_3298  豪雨前線接近中、遠くには稲光も見え始め、落雷の音が遠くから轟く。それでも撮りたい航空機、焦る気持ちもあるのだけれども、最後まで堪能したいぞ!という人たちがカメラにて最後の撮影を行っていた。御想像のとおり、この後、岩国航空基地を出たあたりで、豪雨に見舞われ、雨具を着用。バス停まで歩いて移動し、岩国駅に移動した。

HARUNA

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米本土で感染拡大 新型インフルエンザ41州で感染を確認

2009-05-08 17:05:41 | 国際・政治

◆H1N1 水際防衛、自衛隊も協力

 新型インフルエンザについて、アメリカ疾病予防対策センターは7日、米国内での感染者は41州で896名に上り、感染拡大という状況にあることを発表した。

Img_9550_1  アメリカ空軍横田基地に、簡易検査で感染の疑いのある患者が出、結局は季節性インフルエンザではあったが、すわ、日本へ新型インフルエンザ上陸か、と注目を集めた。米本土では、5日の時点で403名であった感染者が、7日には896名に急増したことで、感染拡大に歯止めが効かない状況となっている。

Img_9271  疾病に対して、米軍基地との境界での疾病予防の管轄権がどちらかにあるのか、また、どのようにして即座に感染拡大防止を阻止できるかが、今後見直しを含め検討課題を突きつけた形となった印象だ。なお、感染者は、メキシコで1204名、死者44名、アメリカで896名、死者2名を筆頭に、感染者は北米ではカナダに201名、中米ではグアテマラ1名、エルサルバドル2名、コスタリカ2名、コロンビア1名、新たに南米ブラジルでも発生の情報が伝えられている。

Img_0176  米本土での感染拡大は深刻で、欧州では、サンディエゴ基地を母港とするドック型揚陸艦ドゥビュークで感染者が確認され、太平洋地域で参加予定であった演習への参加を見合わせたとのこと。欧州ではイギリス34名、アイルランド1名、オランダ2名、デンマーク1名、スウェーデン1名、ポーランド1名、ドイツ9名、オーストリア1名、イタリア4名、スイス1名、スペイン81名、ポルトガル1名という状況。ニュージーランドでは5名が感染しているほか、アジアでは韓国で3名、香港で1名が感染している状況。欧州では、イギリス、スペインで感染拡大防止に失敗し、現在、感染者が増加傾向にある。日本政府は、メキシコ政府からの要請を受け、空港などで使用している発熱状況を調べる検知器を民間機により輸送している。

Img_4411  現在、世界保健機関は、パンデミー(流行禍)警戒態勢では六段階中、第五段階という位置づけにあり、アメリカ本土、スペイン、イギリスでの感染拡大を阻止できなければ、パンデミーの発生を示す第六段階への移行が行われるのではないかと、伝えられる。対して日本では、国際空港や港湾施設を中心に、水際での感染者入国阻止を目指し、ゴールデンウィークでの帰国ラッシュを前に空前の検疫体制を引いて警戒にあたっている。

Img_2551  検疫官不足を前に、陸上自衛隊からも医官や看護官を派遣、水際防衛を期して全力を傾注している。現在のところ、新型インフルエンザは、当初警戒された強毒性の鳥インフルエンザと比較した場合、罹患者の致死率は想定されたよりも低く、弱毒性ではないかとの指摘もあるが、再び変化し、強毒性インフルエンザが出現する可能性も無視できず、警戒態勢が続けられている。

Img_7243  8日午前、中曽根外務大臣は、記者会見で、米本土シカゴ在住の邦人(六歳)が新型インフルエンザに罹患、38度を超える発熱があったものの現在容体は安定していると、発表した。新型インフルエンザに邦人が罹患したのは、今回が初めてである。現時点では、状況は、拡大中ではあるものの、社会機能や国際的な旅客輸送システムに影響が及ぶ似た至っていない。しかし、今後、流行禍が現実の基となり感染爆発という状況になった場合は、チャーター機や航空自衛隊の輸送機などを展開させ、邦人救出という状況も検討する必要があるだろう。

Img_9441  航空自衛隊の輸送機では輸送能力に限界があることから、チャーター機をどの程度確保できるのか、特に感染爆発が起きている地域からの邦人救出には、自衛隊、民間航空会社一体となった協力が必要となろうし、また、今後、日本以外での感染拡大が続き、罹患の疑いがある場合でも旅客機を運航し、邦人の帰国への航空航路を維持するのであれば、場合によっては、検疫と罹患防止管理が容易な航空自衛隊基地の開放も含め検討するべき時が来るかもしれない。

HARUNA

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平成二十一年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報 第二報

2009-05-07 23:44:32 | 北大路機関 広報

◆自衛隊関連行事

 五月上旬の自衛隊関連行事について、3日の記事にて5日から17日までの行事を紹介したが、記載漏れがあったため補足ということで掲載。

Img_1396  海上自衛隊最初のイージス艦である、DDG-173こんごう、が宮崎県の細島港に16日と17日入港する。体験航海のためであるが、一般公開も予定されている()。駐屯地祭、基地祭、航空祭には該当しないが、イージス艦の一般公開が行われる、ということで、まず最初に、こんごう入港を特筆したい(写真は、ちょうかい)。

Img_7356_1  5月17日に霞ヶ浦駐屯地祭2009として、関東補給処創立11周年・霞ヶ浦駐屯地創設56周年記念行事が行われる。霞ヶ浦駐屯地には、関東補給処が駐屯している。後方支援を円滑に行うべく置かれており、装備品の整備、東部方面隊全体の調達を司るロジスティクスの中枢だ。このほか、航空学校霞ケ浦校が駐屯しており、航空学校霞ケ浦校では整備員教育と幹部操縦課程が組まれている。

Img_0213  霞ケ浦校には、AH-64Dが教育訓練のために配備されており、飛行展示を期待したい。また、ヘリコプターの地上滑走や90式戦車の体験試乗も行うとのこと、こちらは抽選だ。90式戦車は、土浦駐屯地の武器学校に配備された教材用のものだろうか、首都圏で90式戦車を見ることができる貴重な行事だ。

Img_2969_1  もうひとつ、北海道補給処が置かれる島松駐屯地の分屯地である苗穂分屯地にて、苗穂分屯地祭が17日に行われ、一般公開されるとのことだ。後方支援、ロジスティクスは、軍事機構がその任務を遂行する上で死活的に重要な命題であるが、どうしても視線は戦車はヘリ、護衛艦や戦闘機にそそがれがちである。補給処の行事、大きな行事の紹介に当方も無意識に注視していたのか記載漏れがあったため、ここに追記したい。五月後半の行事については、後日改めて掲載予定。

◆駐屯地祭・基地祭・航空祭

  1. 五月十七日[陸上自衛隊]:霞ヶ浦駐屯地創設56周年・関東補給処創立11周年記念行事[茨城県土浦市]・・・東部方面隊の後方支援、その中でも補給業務と整備を担当する関東補給処が置かれ、AH-64Dなどが配備されている航空学校霞ケ浦校が置かれている。
  2. 五月十七日[陸上自衛隊]:苗穂分屯地創設57周年・苗穂支処創設52周年記念行事[北海道札幌市東区]・・・北部方面隊HPや第11旅団HPによれば苗穂駐屯地祭、ただし、防衛ハンドブックでは苗穂分屯地。北海道補給処苗穂支処が置かれている。

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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そうりゅう型・おやしお型・はるしお型潜水艦勢ぞろい

2009-05-06 23:46:03 | 海上自衛隊 催事

◆呉基地散策

 岩国航空基地日米フレンドシップデイ2009、今年はハリアーが頑張ったのですが、写真は整理中につき、本日は、呉散策についてもう少し書いてみます。

Img_8575  呉基地の潜水艦桟橋。はるしお型、おやしお型、そうりゅう型が勢ぞろいしており、涙滴型、葉巻型、AIP動力推進という海上自衛隊潜水艦史をひとまとめにしたような光景。奥に見えるのは潜水艦救難艦ちはや。遊歩道から撮影できる光景なのだが、潜水艦がここまで揃っている光景というのは、呉か横須賀以外には、なかなか見れるものではないように思う。

Img_8681  潜水艦桟橋に停泊する潜水艦、黒い鉄鯨には無言の威圧感を醸し出す独特の雰囲気がある。この日は呉基地に11隻の潜水艦が入港していたとのことで、練習潜水艦を含め海上自衛隊の保有潜水艦は実に18隻、その中でも11隻が停泊しているということで、呉基地のポテンシャルが垣間見える数字だ

Img_8591  呉基地については、遊覧船からの風景や散策しての桟橋の情景などを撮影した。呉基地の歴史と共に、何回かに分けて掲載しようと考えているのだけれども、海上自衛隊呉資料館の退役潜水艦あきしお、や様々な展示品、大和ミュージアム、“男たちの大和”セット展示など、いろいろ行ったので、こちらも掲載したい。

Img_8666  いろいろ散策してみることが出来たのだけれども、呉基地は、日曜日だけ、桟橋を一般公開しているので、今回は連休中で日曜日ではなかったということもあり、桟橋に入ることはできなかった。改めて夏ごろには、はるな型護衛艦の、ひえい、を見学するために呉基地に足を運ぼうかと考えている次第。

HARUNA

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岩国航空基地 岩国日米友好祭フレンドシップデイ2009 速報

2009-05-05 14:48:23 | 在日米軍

◆岩国航空基地からの実況

 本日開催されている岩国航空基地日米フレンドシップデイ、岩国基地エプロン地区からの更新。まさにフレンドシップデイの行事最中で、目の前には特殊戦機がいます!!。

Img_8389  本日のプログラムでは、ハリアーによる迫力の機動飛行や、三沢基地F-16によるデモフライト、そしてKC-130を中心に、F/A-18,AV-8との空中給油デモフライト、US-2三号機による飛行展示、航空自衛隊F-4,F-15の航過飛行などが行われた。特に、ハリアーの飛行は二回にわたって行われ、垂直離着陸機ならではの飛行展示により来場者を喜ばせた。

Img_8369  地上展示機は、昨年のCH-53Dは展示されていなかったが、その分、海兵隊のF/A-18のなかでも、指揮官機の塗装に加え、コウモリマークでしられる第242海兵全天候攻撃飛行隊の機体も登場し、ブルーインパルスも登場するとあって、日米友好祭会場の活気は、物凄いものだ。

Img_8376  心配されていた天候、昨日の天気予報では崩れるとの予報が出されていたが、日米友好の熱気が雨雲を押し出すほどに凄いというか、やや雲はでていたものの快晴に近い天候となっている。しかし、東広島付近に、凄い入道雲がみえるので、実は広島や岡山方面の天気は凄いことになっているのかもしれないが・・・。

Img_8390  さて、今年の入場者であるが、東名阪での40いkm以上の渋滞というような報道もある中、早めの撤収、ということで、まもなく始まるブルーインパルス飛行展示を前に、エプロン地区から展示機地区や、もしくは岩国駅に向かう人たちが目立った。朝の道路混雑は、山陽本線からみてもかなりのもので、やや、心配になったりもするが、それはそれとして、これからのブルーインパルスが楽しみな小生、詳報は後日お伝えします。

HARUNA

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最新鋭AIP潜水艦そうりゅう 海上自衛隊呉基地に停泊

2009-05-04 22:05:58 | 先端軍事テクノロジー

◆そうりゅう撮影

 本日、呉基地と呉市を訪ねた。最新鋭潜水艦そうりゅう、を一度見てみよう、ということで足を運んだのだが、本日は、その様子を速報にてお伝えしたい。

Img_8372  最新鋭のAIP潜水艦そうりゅう、AIP機関の実験に改造された練習潜水艦あさしお、を例外とすれば、海上自衛隊が保有した最初のAIP潜水艦で、従来のディーゼルエレクトリック方式の潜水艦と比べた場合、潜水艦の戦略的価値の中枢にあたる浮上せず航行できる距離が大幅に延伸しているのが最大の特色だ。

Img_8367  そうりゅう、の艦番号501は、間もなく消される。これは、艦番号を秘匿することにより潜水艦の行動範囲を把握されない目的で行われるのだが、就役していよいよ本格的な運用に移行するまでの過渡期ならではの情景といえる。停泊しているのは潜水艦桟橋、隣には潜水艦救難母艦の姿がみえた。

Img_2588  はるな型ヘリコプター護衛艦ひえい。大和ミュージアムの隣から運行されている遊覧船から撮影したのだが、舞鶴遊覧船、横須賀軍港めぐり、と比べ、非常に視界が悪く、まったくといっていいほどキャビンからは写真が撮れない。窓が汚れているので、望遠レンズでなければ汚れが写ってしまうのだ。しかし、そうりゅう、を間近に撮影できる唯一の手段。

Img_8471  呉地方総監部。遊覧船からの視界では満足できなかった一行は、呉基地の桟橋を撮影するべく移動を開始した。さて、呉までの道中だが、大阪兵庫の境界を越えたのは0000時、そこから広島県まで、幸いにして、渋滞は無かった。ETC割引と関係して、渋滞の報道が日々伝えられるが、時間帯によっては、案外空いていることもあるようだ。

HARUNA

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平成二十一年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報 第一報

2009-05-03 15:45:44 | 北大路機関 広報

◆自衛隊関連行事

 桜の季節から新緑が眩しい季節となりました、そこで五月上旬に行われる自衛隊関連行事について、本日掲載。23日、24日、30日、31日の行事については後日掲載します。

Img_2541  メキシコで発生しました新型インフルエンザは、現時点では日本に浸透していませんが、浸透し感染者が出た場合、自衛隊関連行事の実施などに中止を含め影響が出ることも予想されます。厚生労働省HP,防衛省HP,自治体HP,本記事からリンクしてあります部隊HP等を確認の上、お出かけください。

Img_4306  さて、今月の上旬、5日・10日・16日・17日の行事予定を掲載したい。まず、陸上自衛隊行事でもっとも大きなものは、17日に実施される千僧駐屯地祭、第3師団創設記念行事であろう。第1師団創設記念行事が訓練展示中止ということになったため、千僧駐屯地祭での訓練展示には期待したい。第3師団は、全普通科連隊が軽装甲機動車を装備し、生物化学偵察車を運用するなど、装備は近代的だ。

Img_8709  5月10日には、第37普通科連隊が駐屯する信太山駐屯地にて駐屯地祭が行われる。ガメラⅢの劇中、奈良県内にて64式小銃と62式機銃、携帯無反動砲にて果敢に立ち向かった連隊、といえば、SFファンには有名だろうか。モータープールから続々と坂道を降りてくる観閲行進は、なかなかの迫力。

Img_5803  17日には、第12旅団隷下、新潟県に駐屯する第30普通科連隊が駐屯する新発田駐屯地祭が、九州で第8師団隷下の第24普通科連隊が駐屯する、えびの駐屯地祭が行われる。普通科連隊の駐屯地祭はひとくくりにされがちだが、部隊ごとに個性があり、近くにお住いの方は足を運んでみては如何だろうか。

Img_8266    海上自衛隊関連では、17日、鹿児島県の鹿屋航空基地にてエアーメモリアルin鹿屋、が実施される。第1航空隊が展開し、日本列島の南を固める重要な拠点、P-3Cの編隊機動飛行など、もの凄く大規模な航空イベントなのだが、最寄りの日豊本線鹿児島中央駅からはフェリーで錦江湾を渡らなくてはならず、高速道路でも都城からかなり距離があるのが難点。

Img_9019  17日は、大村航空基地開庁記念行事も行われる。大村航空基地は鹿屋航空基地と同じ九州の基地で、ヘリコプター部隊である第22航空群が展開する航空基地だ。体験飛行、ヘリ操縦シュミュレーターの開放や体験航海も併せて実施されるとのことで、記念品つきのスタンプラリーもあるよ!とのこと。

Img_0813  厚木航空基地では10日に、ちびっこヤング大会が行われる。航空集団司令部が置かれる厚木航空基地ということで、P-3Cの大編隊やXP-1の機動飛行を期待してしまうが、近隣住民からの騒音の苦情などもあり、残念ながら飛行展示は一切行われない、とのこと。しかし、海上自衛隊厚木航空基地の貴重な一般公開だ。

Img_8747  米軍機も例年展示されることとなっており、厚木基地さくら祭と並び、航空機を見ることができるイベントだ(夏祭りは行われるようだが)。厚木航空基地では、米軍仕込みの模擬店など、規模が大きく、単純で飽きの来ないグルメが楽しめる。入場者もそこまで多くはなく、家族連れ向き行事だ。

Img_2546  いちばん大きな行事は、明後日行われる岩国航空基地日米フレンドシップデイだ。F/A-18やAV-8といった米軍機が華麗なフライトを行うエアショーだ。航空ショー特設観覧席というものが用意されるそうで、その点も含め、詳しい情報は、リンク先として示しているHPの方を閲覧していただければ幸い。

Img_7615  岩国フレンドシップデイ2009は、ブルーインパルスが参加する行事とのことで、熊谷基地さくら祭でのブルーインパルス飛行展示が北朝鮮ミサイル発射事案にて中止になったことから、ブルーインパルスにとり、岩国基地フレンドシップデイは、基地行事において今年最初のフライトとなる。

Img_0579  静浜基地航空祭2009、が17日に行われる。第11飛行教育団が展開する静浜基地、この航空祭には、静浜基地の第11飛行教育団が運用するT-7が編隊飛行や機動飛行を行うと共に、ブルーインパルスが参加し、飛行展示を行う。また、F-15やF-2、RF-4がリモートにて飛行展示を実施する予定だ。

Img_1447  地上展示機などが多数並び、開放される活気のエプロン地区、そのエプロン地区とは滑走路を隔てて反対側が駐車場として開放されれば、富士山と静浜基地管制塔、そして離陸するT-7という素晴らしいアングルで撮影できるとのことで、毎年行きたいのだが、毎年、千僧駐屯地祭と重なっており、悩むところだ。

Img_1958  もうひとつ、航空自衛隊の下甑島分屯基地、第9警戒隊のレーダーサイトであるが、こちらも16日に一般公開が行われる。ガメラレーダーと呼ばれるJ/FPS-5レーダーが配備されているのだが、鹿児島ではあるものの、九州島から沖合50kmの離島にあり、フェリーにて前日に展開するしか見学することが出来ない、交通の不便さが難点だ。離島にて厳しい訓練と防空監視にあたる隊員には頭が下がるが、行ってみたいものの、これは本当に交通が不便な場所、当方は、ちょっと行くことは難しいかな、と思う次第。

◆駐屯地祭・基地祭・航空祭

  1. 五月五日[アメリカ海兵隊]:岩国航空基地日米フレンドシップデイ2009[山口県岩国市]・・・アメリカ海兵隊の第1海兵航空団第12海兵航空群が展開、第242海兵全天候攻撃飛行隊、第25海洋戦闘ヘリコプター隊などが駐留している。海上自衛隊第31航空群なども展開、ブルーインパルスが飛行展示を予定
  2. 五月十日[海上自衛隊]:厚木航空基地ちびっこヤング大会[神奈川県厚木市]・・・海上自衛隊航空部隊の総司令部にあたる航空集団司令部が置かれている。飛行展示はほぼ実施されないが、厚木基地に入ることができる貴重な機会
  3. 五月十日[陸上自衛隊]:信太山駐屯地創設記念行事[大阪府和泉市]・・・第3師団隷下、大阪府唯一の普通科部隊である第37普通科連隊が駐屯
  4. 五月十六日[航空自衛隊]:下甑島分屯基地開庁記念行事[鹿児島県薩摩川内市]・・・航空自衛隊の第9警戒隊が運用するレーダーサイト、最新のFPS-5レーダーを配備
  5. 五月十七日[陸上自衛隊]:新発田駐屯地創設記念行事[新潟県新発田市]・・・第12旅団隷下の第30普通科連隊が駐屯
  6. 五月十七日[航空自衛隊]:静浜基地航空祭2009[静岡県志太郎郡大井川町]・・・第11飛行教育団が展開、T-7練習機を運用する二個飛行隊と外来機による行事。ブルーインパルスが参加予定
  7. 五月十七日[陸上自衛隊]:第3師団創立48周年・千僧駐屯地創設58周年記念行事[兵庫県伊丹市]・・・京阪神及び近畿地方、紀伊半島の防衛警備及び災害派遣を担当する第3師団の創設記念行事、訓練展示などの工夫と迫力が有名
  8. 五月十七日[海上自衛隊]:大村航空基地ちびっこヤング大会[長崎県大村市]・・・海上自衛隊哨戒ヘリコプター部隊である第22航空群が展開、SH-60J.SH-60K,UH-60Jなどが配備
  9. 五月十七日[陸上自衛隊]:えびの駐屯地創設記念行事[宮崎県えびの市]・・・第8師団隷下の第24普通科連隊が駐屯
  10. 五月十七日[海上自衛隊]:鹿屋航空基地エアーメモリアル[鹿児島県鹿屋市]・・・南九州鹿屋基地、P-3Cを運用する第1航空隊、UH-60Jを以て救難任務にあたる鹿屋航空分遣隊、OH-6DAなどを以て教育訓練にあたる第211教育航空隊が展開、P-3Cの機動飛行などが有名

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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GW09最前線 岩国日米友好祭&横須賀ひゅうが散策&舞鶴はるな探訪

2009-05-02 23:10:22 | 北大路機関 広報

◆ゴールデンウィーク特集

 新型インフルエンザの情報が入り乱れる状況ではあるが、幸いに、奇跡的に日本にはまだ上陸の発表は、厚生労働省からは出されていない。こうしたなかで、ゴールデンウィークのお勧めを、本日は掲載したい。

Img_2435  5月5日は、山口県のアメリカ海兵隊岩国航空基地にて、日米フレンドシップデイの一般公開が行われる。F/A-18近接航空支援模擬飛行、KC-130短距離離陸展示、F-4航過飛行、AV-8B飛行展示、F-15航過飛行、太平洋空軍F-16飛行展示、エアロック、ブルーインパルス展示飛行、と主なものだけでもこれだけの飛行展示が行われる。

Img_9936  岩国航空基地は海上自衛隊も展開しており、太平洋地域に展開する米軍の各種航空機や、陸海空自衛隊の航空機が地上展示され、とにかく広い!広大な岩国基地いっぱいが、日米友好祭の会場となる。ただし、物凄く混雑、基地の人口密度は入間に比べれば然程ではないのだが、岩国駅は凄いことになるとのこと。

Img_6857  海上自衛隊横須賀基地、一般公開は行われないものの、安針台公園、塚山公園、ヴェルニー公園、三笠公園を一日かけてゆっくりと散策するというのも、一つの過ごし方かもしれない。写真は、安針台公園からの眺望。運が良ければ、公園から、ひゅうが、ジョージワシントン、なども見ることができる、はずだ。

Img_1966  横須賀軍港めぐり。毎日運航となってから、今までの三笠公園ではなく、ヴェルニー公園から運行されている。アメリカ海軍横須賀施設から長浦に廻り船越地区の自衛艦隊司令部や埠頭を見学、横須賀地方総監部のある吉倉地区、吉倉桟橋を船上から見学することができる。どんな艦艇が停泊しているかは当日のお楽しみ。

Img_9923  舞鶴基地であるが、舞鶴基地一般公開とともに、東舞鶴駅から海へ一直線で行くと到達する三条埠頭からは、毎日1130時と1230時に“海軍ゆかりの港めぐり遊覧船”として、舞鶴基地を海の上から見学することができる舞鶴軍港めぐり、が行われている。土日と祝日、6日までの日程で運行され、料金は1000円。

Img_9820  舞鶴基地北吸桟橋は、4月29日から5月10日まで、海軍記念館も一般公開されており、一部の護衛艦の上甲板が公開されている。舞鶴航空基地も、1400~1500時と限られた時間であるが一般公開されている。バスは、非常に少ないので、東舞鶴駅からタクシーで15分、というのが現実的か。

HARUNA

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