◆自衛隊関連行事
五月上旬の自衛隊関連行事について、3日の記事にて5日から17日までの行事を紹介したが、記載漏れがあったため補足ということで掲載。
海上自衛隊最初のイージス艦である、DDG-173こんごう、が宮崎県の細島港に16日と17日入港する。体験航海のためであるが、一般公開も予定されている(※)。駐屯地祭、基地祭、航空祭には該当しないが、イージス艦の一般公開が行われる、ということで、まず最初に、こんごう入港を特筆したい(写真は、ちょうかい)。
5月17日に霞ヶ浦駐屯地祭2009として、関東補給処創立11周年・霞ヶ浦駐屯地創設56周年記念行事が行われる。霞ヶ浦駐屯地には、関東補給処が駐屯している。後方支援を円滑に行うべく置かれており、装備品の整備、東部方面隊全体の調達を司るロジスティクスの中枢だ。このほか、航空学校霞ケ浦校が駐屯しており、航空学校霞ケ浦校では整備員教育と幹部操縦課程が組まれている。
霞ケ浦校には、AH-64Dが教育訓練のために配備されており、飛行展示を期待したい。また、ヘリコプターの地上滑走や90式戦車の体験試乗も行うとのこと、こちらは抽選だ。90式戦車は、土浦駐屯地の武器学校に配備された教材用のものだろうか、首都圏で90式戦車を見ることができる貴重な行事だ。
もうひとつ、北海道補給処が置かれる島松駐屯地の分屯地である苗穂分屯地にて、苗穂分屯地祭が17日に行われ、一般公開されるとのことだ。後方支援、ロジスティクスは、軍事機構がその任務を遂行する上で死活的に重要な命題であるが、どうしても視線は戦車はヘリ、護衛艦や戦闘機にそそがれがちである。補給処の行事、大きな行事の紹介に当方も無意識に注視していたのか記載漏れがあったため、ここに追記したい。五月後半の行事については、後日改めて掲載予定。
◆駐屯地祭・基地祭・航空祭
- 五月十七日[陸上自衛隊]:霞ヶ浦駐屯地創設56周年・関東補給処創立11周年記念行事[茨城県土浦市]・・・東部方面隊の後方支援、その中でも補給業務と整備を担当する関東補給処が置かれ、AH-64Dなどが配備されている航空学校霞ケ浦校が置かれている。
- 五月十七日[陸上自衛隊]:苗穂分屯地創設57周年・苗穂支処創設52周年記念行事[北海道札幌市東区]・・・北部方面隊HPや第11旅団HPによれば苗穂駐屯地祭、ただし、防衛ハンドブックでは苗穂分屯地。北海道補給処苗穂支処が置かれている。
注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関