■朝ロ防衛協力拡大を懸念
日本海の向こう側で本日から大きな出来事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/96/44a4fb7dd73be58b9268ea403345c63e.jpg)
プーチン大統領は本日から北朝鮮を訪問するとのこと。ロシア大統領府がプーチン大統領の訪朝を発表しており、KCNA北朝鮮国営朝鮮中央通信が金正恩朝鮮労働党総書記の招待で18日から19日にかけ平壌を公式訪問すると17日に報道しています。プーチン氏は2000年に北朝鮮を訪問しており、今回は実に24年ぶりの北朝鮮訪問となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3c/d5aeebed2d66a00208bc67ad3f0fc833.jpg)
プーチン大統領訪朝、懸念されるのは世界最大規模の火砲を保有する北朝鮮からの軍事援助が行われる懸念と、2006年の北朝鮮核実験以来初の訪朝であり、ロシアから北朝鮮へミサイル技術や宇宙関連技術、核戦力の運搬手段として用い得る潜水艦などロシアが先進的な技術と共に、核関連技術が提供される可能性など軍事協力強化が懸念されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/5354c6e38a325115661d06546f686102.jpg)
金正恩朝鮮労働党総書記の訪露の際にプーチン大統領を北朝鮮に招いた昨年のロシアと北朝鮮との関係が前進したかたちですが、北朝鮮はその後実施した偵察衛星打ち上げに失敗した事からロシアからの技術提供を求める一方、ロシアはウクライナで用いる大量の砲弾を必要としています。なお、プーチン大統領は北朝鮮に続きヴェトナムへむかうとのこと。
■防衛情報-ウクライナ戦争
市街戦訓練の重要性を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/07/ca3017da67571c388ff3d8edbd193a47.jpg)
ロシア軍はチャシブヤール市街地へ浸透を開始した、6月12日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告によれば、ロシア軍が侵入を開始したのはチャシブヤールの東部郊外地域であり、いまのところ浸透は限定的であるものの、ウクライナ軍と激しい戦闘になっている。チャシブヤール南東のイワニフスケ村は既に村落が占領されている状況という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/30/29ab280f64087a3d0ee00bf544b73975.jpg)
チャシブヤールはバフムトから8㎞の距離にありまして、ロシア軍はチャシブヤール市街地を流れる運河に沿って浸透しており、しかしこの運河そのものがウェットギャップとなり侵攻を抑えている模様です。ロシア軍は浸透を強化するべく機械化部隊の下車戦闘を展開しており、しかしこれが死傷者を増大させ前進を阻んでいるという状況です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b4/ce1f381a5a8c85da834f607f7c28b411.jpg)
市街地戦闘は一時期自衛隊も重点的に訓練を実施していましたが、特殊な戦場で在り火力の発揮が難しく無差別砲撃は瓦礫など逆に地形を複雑化させ、通信や部隊間連携などにも影響を及ぼすため、都市と森林は兵を呑む、といわれているところですが、ロシア軍は損耗を度外視することで前進しており、人的資源がどう続くのかが大きな関心事といえます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
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プーチン大統領は本日から北朝鮮を訪問するとのこと。ロシア大統領府がプーチン大統領の訪朝を発表しており、KCNA北朝鮮国営朝鮮中央通信が金正恩朝鮮労働党総書記の招待で18日から19日にかけ平壌を公式訪問すると17日に報道しています。プーチン氏は2000年に北朝鮮を訪問しており、今回は実に24年ぶりの北朝鮮訪問となりました。
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プーチン大統領訪朝、懸念されるのは世界最大規模の火砲を保有する北朝鮮からの軍事援助が行われる懸念と、2006年の北朝鮮核実験以来初の訪朝であり、ロシアから北朝鮮へミサイル技術や宇宙関連技術、核戦力の運搬手段として用い得る潜水艦などロシアが先進的な技術と共に、核関連技術が提供される可能性など軍事協力強化が懸念されています。
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金正恩朝鮮労働党総書記の訪露の際にプーチン大統領を北朝鮮に招いた昨年のロシアと北朝鮮との関係が前進したかたちですが、北朝鮮はその後実施した偵察衛星打ち上げに失敗した事からロシアからの技術提供を求める一方、ロシアはウクライナで用いる大量の砲弾を必要としています。なお、プーチン大統領は北朝鮮に続きヴェトナムへむかうとのこと。
■防衛情報-ウクライナ戦争
市街戦訓練の重要性を。
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ロシア軍はチャシブヤール市街地へ浸透を開始した、6月12日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告によれば、ロシア軍が侵入を開始したのはチャシブヤールの東部郊外地域であり、いまのところ浸透は限定的であるものの、ウクライナ軍と激しい戦闘になっている。チャシブヤール南東のイワニフスケ村は既に村落が占領されている状況という。
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チャシブヤールはバフムトから8㎞の距離にありまして、ロシア軍はチャシブヤール市街地を流れる運河に沿って浸透しており、しかしこの運河そのものがウェットギャップとなり侵攻を抑えている模様です。ロシア軍は浸透を強化するべく機械化部隊の下車戦闘を展開しており、しかしこれが死傷者を増大させ前進を阻んでいるという状況です。
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市街地戦闘は一時期自衛隊も重点的に訓練を実施していましたが、特殊な戦場で在り火力の発揮が難しく無差別砲撃は瓦礫など逆に地形を複雑化させ、通信や部隊間連携などにも影響を及ぼすため、都市と森林は兵を呑む、といわれているところですが、ロシア軍は損耗を度外視することで前進しており、人的資源がどう続くのかが大きな関心事といえます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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