■Carrier Air Wing
12月9日1447時、google imagesからの検索で先端軍事テクノロジーへのアクセスがありましたが、このアクセスを以てWeblog北大路機関はアクセス解析開始から26万アクセスに到達しました。ありがとうございます。
さて、横須賀基地で一般公開された米空母キティーホーク。たくさんの艦載機を期待した方は肩透かしを喰うかたちとなったが、艦載機はどこにいったのだろうか。艦載機は神奈川県厚木航空基地に展開している。計49機のF/A-18C/E/Fを運用する四個先頭攻撃飛行隊(VFA-27,102,192,195)、EA-6B電子戦機4機を運用するVAW-115、E-2C早期警戒機4機を運用するVAW-115、2機の艦上輸送機C-2Aを運用するVRC-30 Det.5、哨戒ヘリSH-60Fや救難捜索を行うHH-60Hなど6機を運用するHS-14が展開している。
航空母艦での航空機、特に戦闘機の運用は極めて高い技術を必要とする。250km/hという速度で航空母艦の着艦用甲板に接近してゆき、機体後部から突き出したフックを、甲板に四本張られた着艦拘束用ワイアに引っ掛けなければならない。この40㍍弱の域内にあるワイアに何が何でも引っ掛けなければ停止できないのだ。
フックがワイアを掴めなかった場合、甲板から海中に転落しない為にはただちにエンジンを全開にして再び空へ飛ばなければならない。掴んだ場合は、ワイアを利用して90㍍ほどで強制的に機体を停止する。航空母艦自体が航行しており、海が荒れているときなどは、艦尾に突っ込まないように特に注意する必要があり、夜間も含め、確実な着艦技術が必要となる。
このため、空母艦載機はキティーホークが横須賀基地に停泊している間でも、陸上空母発着訓練として操縦技量を維持しなければならない。ここで、人口密集地となった厚木航空基地において、いわゆる夜間発着訓練と呼ばれる訓練を行うと、何分、世界有数の高性能機に例えられるF/A-18Eなどがエンジンを全開にするので、周辺住民へ想像を絶する騒音を撒くことになる。一部は硫黄島に移したが、やはり厚木での訓練も行われる。
また、艦載機は過去に墜落事故を起こしたこともあり、閑散としていた旧軍時代の厚木基地周辺と異なり、ベットタウン化した厚木では、最早限界が来ているとして、米軍再編の一環として、山口県の岩国航空基地に海上滑走路を新設し、空母航空団を移転させる構想である。ただ、その場合も厚木は横須賀に近いことから、ヘリなどは残されると考えられている。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
ええと、2005年に大学で米軍再編関連の調査研究を実施した際に、防衛庁を取材した後、厚木に行ったのですが、市ヶ谷でも、あと電話で4航群広報に電話で聞いた際にも、特に撮影は基地の外からでは基地内及び航空機等、問題ないとの回答でした。
ただし、正門付近では神奈川県警の方から止められる可能性があるので、やめておいた方がいいと、これは4航群の方に教えてもらいました。
他方、私有地から基地を撮るのは許可がなければ、という意味だとおもいます。
個人が日記書いて、個人がコメントする者に対してヤケに肩肘張ってるような印象受けますが。
所でshinさんの言ってたソノブイ云々は↓のことかな?
http://www.mcmnet.jp/event/060520.htm
撮影場所と日時の件は大変失礼しました。
名無しの書き込みの指摘、掲載画像のプロパティから撮影日が厚木ちびやんの日ということが分かります。ですからその旨記載する必要もありません。
当方も厚木には何度か展開していますが、外部から撮ったと思ったのは非常に初歩的な間違いで深く反省しております。
つきましては説明責任を果たすということで、今後北大路機関への投稿を取りやめ、生暖かく見守っていくことにしました。
自分の周囲では冷ややかな目で見る方が多い本ブログですが、まあがんばって下さい。
団体での基地見学ツアーの場合も一般への掲載禁止はP-3Cのソノブイ位だって話ですし。
管制塔と格納庫の角度からみれば海自の厚木基地チビヤン会場からの撮影だとわかる
撮影行為および公開が許可されているものならば、その旨書いておいたほうがいいかと。