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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:名古屋大須-ジャッカルの日の憂鬱とソロピッツァの決断

2023-05-06 14:11:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 ブランチでもランチでもディナーでもスナックでも直観は大事だけれどもハズすときもあるのですね。すると再訪が店の場所によっては直ぐには難しい場所がある。佐世保とか帯広とか熊本とか御殿場とか。

 ジャッカルの日、という映画があります。お母さん今夜の夕ご飯なに?今日はねジャッカルよ!、やったあジャッカルの日だあ。という映画では万に一つもないのだけれども。フレデリックフォーサイス先生申し訳ない、でもナントカの日、というのは誰にでもある。

 トラットリアチェザリとソロピッツァナポレターナダピッコロ、ナントカの日でちょっとやってしまったなあというお店なのだ、もっとも何を頼んでも美味しかったので後悔はしていない。しかし、厨房一つで二つのお店が愉しめる、ちょっとここは美味しくたのしい。

 海上自衛隊や旧海軍に肖って金曜日はカレーの日、という方は多い。毎月29日は大きなステーキを嗜む人もいるだろう、11日を串の日として焼き鳥を食べに行く人もいるだろうし、37日をサカナの日とする人もいるだろう、毎月37日は地球には無いのだけれど。

 大須の、アーケード街の、ブラジル料理店などがかなり前から繁盛しています一角があり、大須は日本有数の電気街である顔とともに電気街にありがちなサブカルチャーの発信地でもある、しかしもともとは大須観音の江戸時代からある門前町という一角があります。

 パスタな日だった、いや毎月パスタの日を決めているという訳ではないけれども、前このお店を探訪した際には気分が、はぁ太陽が煌めいてるわあ今日のお昼はパスタにしよう、こんないい日にパスタを食べない子はなんていうかアレよね、駄目っていうか、的な。

 今回は黒ビールと、そしてピザを注文しよう、いや。注文した。前回はパスタとそしてチキンのグリルを頂いたのですけれど、ビールが一足先にやってきまして、黒ビールの珈琲のような焦がした芳醇な味わいが、炭酸の軽いビールとは一足違う晩酌気分をここへ運ぶ。

 トラットリアとピッツァリア、このお店は二つの入り口があって気軽に頂けるトラットリアでピザを注文、飲み物が欲しい場合は瓶のコーラやファンタやジンジャエールは昔ながらの冷蔵庫から取り出して先ず先に注文と会計を済ませる、今回はピザを注文した。

 実際ピザはおいしかった、前回はパスタとチキングリルだったけれども。ピッツァリアでなくトラットリアで頂いたという背景も大きいのかな、ピザはファストフードてきな響がある、落ち着いていただくにはナイフとフォークで頂いた方が、なにかこう、落ち着く。

 不自然極まりない何かが店で注文している、店員さんからそう思われたのかは不明ですが、お店の方には何度も、当店はピザがお勧めでして、トウテンハピザガオススメデシテ、要するにピザは良いぞピザ喰えピザを的なお勧めあったのでしたが、決断は揺るぎません。

 提督の決断、というわけではないものの、パスタは美味しくドルチェまで一通り頂きました。この話はこれでおしまい、というならば大団円だったのかもしれないけれど、テレビの情報番組でここは世界一のピザのお店だった、そんな情報に触れましてまさかそんな。

 ピザを今回は食べに行きまして、ちょっと混雑している時間帯ではあったように錯覚したのですが、並んでいた多くの方の狙いはジェラートの方だったようで、ピザを注文したのは少数派、つまりイートインの奥は非常に静かな人数が美味しくいただいていた。

 ピザはプレミアムなマルゲリータエクストラを注文、エクストラを注文するとチーズが多めに載せられているといい、これにビールを合わせてみました。前回にパスタを頂いてから、ここに戻ってくるまで時間がかかったものです。実際この名古屋は遠いですからね。

 世界一のピザのお店だとかは、事前に知っていたならば注文したのでしょうか、いやあの日はパスタな気分だった、確か栄で腕時計を買った後でした。もし仮に買う前に何を買うか悩んでいたならばピザとビールで悶々と悩みながら頂いていたのかもしれないけれども。

 シカゴのディープディッシュピザのようなチーズの鍋がそのまま焼かれているような、世界一というと勝手にそうした日本にないものを想像していた一方、聞けばこのお店のマスターはイタリアのピザ世界大会、どの世界大会かは難しいのですが優勝者だという。

 名古屋の大須かあ、今度行ってみたときにはちょっとピザを頂いてみよう、美味しいに違いない。不思議な店でトラットリアとピッツァリア、二つの入り口があって気軽に頂けるコースメニューのトラットリアとピッツァリア、気分で選べるようなっているお店なのだ。

 PHEIC,さてご想像つくかもしれませんが、今度大須に行くという前に日本にCOVID-19さんがやってきまして、WHO世界保健機関はPHEIC世界公衆衛生緊急事態宣言を布告、これは今年のゴールデンウィークまで継続されています、つまり大須には行けなかった。

 マルゲリータエクストラ、店内の配置は独特でピッツァリアの気軽な雰囲気は注文する一角だけというところになっていまして、奥行きが意外にふかく、そして調度品はここが名古屋かニースじゃないか、というか外国気分を味わえるちょっと静かで重厚な佇まい。

 5月10日から6月10日まで。さて、こうも店内を撮影してしまったのは、実は今のこのお店がまもなく、このゴールデンウィーク明けから改装工事を始めてリニューアルしてしまい、落ち着いた雰囲気はどっかへ吹き飛んでしまいそうな完成予想図がでているため。

 リニューアルせずとも、今のままでいいようにも思うのだけれどもなあ、この落ち着いた雰囲気が美味しさを引き立てているようにも思えるのだしなあ、そんなことを思うのは、リニューアル工事という情報をこの日初めて知ったからなのでした。かわってしまうのか。

 ビールでわいわいやるのも、楽しそうだしこの一角にはワインをお手頃に楽しめてというお店も多い。名古屋はカメラなどの中古品を扱う店が多く、実は、買うかどうかを悩む際にちょっと一杯やりながら熟考する、迷う、買う、もう一杯やる、とのサイクルが愉しい。

 京都にはない印象というか、ブラジル料理在りインド料理在りドイツベルギービールありフレンチあり、もちろんイタリアンあり、いや串揚げに居酒屋あり、ハンバーガーあり台湾甘味あり、中華頑張っている、そんなリトルワールドの飲食版のような一角なのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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