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【M-5撮影特報】四日市みなと祭り護衛艦てるづき艦艇広報,真夏の護衛艦一般公開(2024-08-04)

2024-08-10 20:14:45 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■てるづき
 暑い、ことはしっている。だから万全の熱中症対策という教科書に載せられそうな準備をしました上でのお出かけの話題です。

 四日市みなとまつり、行ってまいりました。三重県四日市市、四日市に市町村の“市”が含まれているために中学校の社会科の試験で四日市市と書くべきところを四日市と書いてしまい減点された方が多いであろうことで知られる伊勢湾岸有数の工業地です。

 てるづき一般公開、四日市みなとまつりは、それはもう大きな催しでコンビナートの隣にて様々な船舶一般公開を筆頭にボートレースまで繰り広げられる海の祭なのですけれど、やはり個人的な関心事は護衛艦てるづき一般公開なのかなあ、と歩み伸ばした訳で。

 快速みえ号、三重県は県境で接しているとはいえ、三重県の四日市港といいますと実際のところ近場ではありません、けれどもこの祭事の期間中は青春18きっぷ期間中ですから、名古屋駅まで出て快速みえ号を利用しますと、案外早く、そして安く行ける。

 護衛艦一般公開といいますと、まや、いずも同日公開の悪夢、あの混雑度合いは悪夢と言っていよかったのではないかと思うのだけれども、阪神基地護衛艦まや一般公開と大阪港護衛艦いずも一般公開を同日にやって両方大行列で乗艦できなかったこをを。

 大行列で乗艦できなかったことを思い出すのですが、まあ、四日市護衛艦てるづき一般公開も乗れなかったとしてもまあ、まあ、ね。と気張りすぎないで岸壁からでも撮影できるものは多いと、おおらかな気持ちでシャトルバスにて祭事会場へ向かいました。

 行列無かった。驚かれるかもしれないというか、まあそんなもんだよねと思われるかもしれません、多少覚悟して四日市まで、何しろ遠いので朝一番とは程遠い時間帯に現地到着したのですが、行ってみたら覚悟した行列なんてなかったのですからねえ。

 あきづき型護衛艦、汎用護衛艦として建造された護衛艦ですがミサイル防衛任務として艦隊防空任務にあたるイージス艦が弾道ミサイルへの対処を任務に加えられたことで防空を援護する必要が生まれまして、僚艦防空任務に対応する護衛艦として建造された。

 FCS-3射撃指揮装置3型、もう少し強そうな名前を冠してもよかったとおもうけれども、国産の多機能レーダーを備えた戦闘システムを搭載していて、射程50㎞というESSM艦対空ミサイルにより、個艦防空に留まらない限定的な艦隊防空を担う、僚艦防空だ。

 ESSMの射程50kmというのは、1970年代のスタンダードSM-1の射程が38kmですから岬る護衛艦ではないながら大したものだ、と。ただ、2020年代に普及が本格化したスタンダードSM-6まで進むと最大射程は370kmとなりますので、技術の進歩は凄い。

 乗艦してみますと、あきづき型護衛艦は舞鶴展示訓練以来だなあ、と、そう、COVID-19以来護衛艦に載せてもらう事は勿論、艦上見学の機会も減ったなあ、思い返すだけで時代が変わってしまったことにも改めて痛感させられた寂しさがあったりしましたね。

 阪神基地サマーフェスタの混雑の凄さとは何だったのか、それにしてもこの日はこの近辺では清水港まつりくらいしか、それにしたって清水港というのは清水の次郎長という名の通り静岡県ですので若干離れているのですが、不思議なほどにひとでがすくない。

 清水港港まつりのほうにみんな行ってしまったのかなあ、三重県は関西だというオリバーソースさんの関西おこのみソース宣伝があったほどなのに関西の顔見知りが全然いないというのはちょっと寂しいものです、けれどもゆっくりと艦上旅行を愉しめたのですけれどね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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