北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】四日市みなと祭り護衛艦てるづき艦艇広報,真夏の護衛艦一般公開(2024-08-04)

2024-08-10 20:14:45 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■てるづき
 暑い、ことはしっている。だから万全の熱中症対策という教科書に載せられそうな準備をしました上でのお出かけの話題です。

 四日市みなとまつり、行ってまいりました。三重県四日市市、四日市に市町村の“市”が含まれているために中学校の社会科の試験で四日市市と書くべきところを四日市と書いてしまい減点された方が多いであろうことで知られる伊勢湾岸有数の工業地です。

 てるづき一般公開、四日市みなとまつりは、それはもう大きな催しでコンビナートの隣にて様々な船舶一般公開を筆頭にボートレースまで繰り広げられる海の祭なのですけれど、やはり個人的な関心事は護衛艦てるづき一般公開なのかなあ、と歩み伸ばした訳で。

 快速みえ号、三重県は県境で接しているとはいえ、三重県の四日市港といいますと実際のところ近場ではありません、けれどもこの祭事の期間中は青春18きっぷ期間中ですから、名古屋駅まで出て快速みえ号を利用しますと、案外早く、そして安く行ける。

 護衛艦一般公開といいますと、まや、いずも同日公開の悪夢、あの混雑度合いは悪夢と言っていよかったのではないかと思うのだけれども、阪神基地護衛艦まや一般公開と大阪港護衛艦いずも一般公開を同日にやって両方大行列で乗艦できなかったこをを。

 大行列で乗艦できなかったことを思い出すのですが、まあ、四日市護衛艦てるづき一般公開も乗れなかったとしてもまあ、まあ、ね。と気張りすぎないで岸壁からでも撮影できるものは多いと、おおらかな気持ちでシャトルバスにて祭事会場へ向かいました。

 行列無かった。驚かれるかもしれないというか、まあそんなもんだよねと思われるかもしれません、多少覚悟して四日市まで、何しろ遠いので朝一番とは程遠い時間帯に現地到着したのですが、行ってみたら覚悟した行列なんてなかったのですからねえ。

 あきづき型護衛艦、汎用護衛艦として建造された護衛艦ですがミサイル防衛任務として艦隊防空任務にあたるイージス艦が弾道ミサイルへの対処を任務に加えられたことで防空を援護する必要が生まれまして、僚艦防空任務に対応する護衛艦として建造された。

 FCS-3射撃指揮装置3型、もう少し強そうな名前を冠してもよかったとおもうけれども、国産の多機能レーダーを備えた戦闘システムを搭載していて、射程50㎞というESSM艦対空ミサイルにより、個艦防空に留まらない限定的な艦隊防空を担う、僚艦防空だ。

 ESSMの射程50kmというのは、1970年代のスタンダードSM-1の射程が38kmですから岬る護衛艦ではないながら大したものだ、と。ただ、2020年代に普及が本格化したスタンダードSM-6まで進むと最大射程は370kmとなりますので、技術の進歩は凄い。

 乗艦してみますと、あきづき型護衛艦は舞鶴展示訓練以来だなあ、と、そう、COVID-19以来護衛艦に載せてもらう事は勿論、艦上見学の機会も減ったなあ、思い返すだけで時代が変わってしまったことにも改めて痛感させられた寂しさがあったりしましたね。

 阪神基地サマーフェスタの混雑の凄さとは何だったのか、それにしてもこの日はこの近辺では清水港まつりくらいしか、それにしたって清水港というのは清水の次郎長という名の通り静岡県ですので若干離れているのですが、不思議なほどにひとでがすくない。

 清水港港まつりのほうにみんな行ってしまったのかなあ、三重県は関西だというオリバーソースさんの関西おこのみソース宣伝があったほどなのに関西の顔見知りが全然いないというのはちょっと寂しいものです、けれどもゆっくりと艦上旅行を愉しめたのですけれどね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-嵐山駅前,かき氷で現実逃避のような真夏のひととき

2024-08-10 14:44:04 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 真夏というものは暑いもので暑さも彼岸までといわれても今は令和ですよと返す事さえくるしくて。

 熱すぎてどうにもならず、一雨来てくれてもこれが太陽光線でいっきに蒸発して猛烈な湿気、もう何なんだ、という、汗は体温調節のために流れて気化熱で体を冷やすものなのだけれども、湿気が凄いと気化熱なんてせずただただ濡れて重く追い詰めるだけのものに。

 そんな時に外出するなよ、と思われるかもしれませんが、しかし、雨の京都もいいものですよ、という写真を撮影にはいきたいものの、カメラが濡れることを拒否している、具体的に言うと冷房の効いた部屋から出ると湿気でレンズが曇ってみえなくなる。

 かき氷しかない。ほかにもいろいろあるだろう南極行くとか、と反論があるかもしれませんが、南極もこの頃かなりの暑さといいますから、いっそ冷凍倉庫の中に事務所を映す方がいいのかなあ、と思ったりもします。でも現実には無理だから、かき氷だ。

 嵐電嵐山駅の直ぐ南側の、商業ビルの隣に喫茶店があって、いや喫茶店でも何でもいいから“氷”!と書かれた飲食店に飛び込んだ感じ、さすがに“氷”と書いていて業務用だけを扱っている会社はこの嵐山界隈には無い、漁港の業務用氷は欲しくなるけれども。

 つめたいッ。そう、こういうのが欲しかったのだ。友人が車中泊キャンプをやったさいに沼津の漁港で業務用氷を50kg買い込んで夜間の冷房に使ったという話を思い出しました、車内にタイヤ点検用のプラスチック槽を置いて氷を目一杯敷き詰めたのだとか。

 ソフトクリームが、このかき氷には隠されているのだけれども、こう暑い、いや、アッツイとソフトクリームは攪拌して空気を含んでいるものだから、それよりも即物的な砕いた氷の方が冷たさを感じるというか、そう、暑気払いか、これには最適と思う。

 氷、夏はいよいよほんばん。十月にはいると夜に涼しい日が一週間に一回となり、鈴虫が無き初めて涼しい日が数日に一回となり、と急に秋が、来るはずなのだけれども今未だ七月なのですよ、そう、どうなるのだろうなあ、と青空を見上げたのでした。

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【京都幕間旅情】N700系新幹線,お盆輸送本番のぞみ号全席指定席運行と南海トラフ地震巨大地震注意発令東海道新幹線徐行運転

2024-08-10 07:00:46 | コラム
■巨大地震注意発令
 南海トラフ地震巨大地震注意発令とはたいへんなお盆シーズンとなってしまいました。

 お盆の帰省客輸送が本格化していますが、今年もJR東海は新幹線のぞみ号のお盆期間自由席休止による全席指定席運行が行われます。JR東海は全席指定席により混雑緩和が目的であるとしていますが、これは言い換えれば指定列車しか乗れない事を意味しまして。

 南海トラフ地震巨大地震注意発令、8日に宮崎県沖において発生しましたマグニチュード7.1の地震を受け気象庁は震源が南海トラフ震源域にかかっていたことからその規模を精査した結果、南海トラフ地震巨大地震注意発令、警戒を呼び掛けることとなりました。

 東海道新幹線徐行運転、徐行というよりも速度を落として運行する程度なのですが、三河安城駅と三島駅の区間、東海地震想定震源域での速度を落としての運行を行うこととなり、これにより東海道新幹線の所要時間が、つまり遅れが生じてしまうことになったのです。

 三河安城と三島の間での速度を落としての運行、これは緊急時に完全停止するまでの時間を短縮する程度の速度ということのようですが、のぞみ号の場合で所要時間に10分間ほど増大してしまう。もっとも、運休にしないのは新幹線の安全対策の自信ゆえといえますが。

 テラスシステム、これがある、東海地震対策では東海道新幹線は国鉄時代に地震早期感知システムを整備しています。これは地震の初期微動を検知し本震到達前に警報を発するもので、実は気象庁の緊急地震速報の原型になったのはこの国鉄が開発したものなのですが。

 全席指定席、ただ、お盆の時期には列車の臨時列車運行などでダイヤの余裕がなくなる状況で、10分間の遅れとはいえ、退避列車と折り返しなど積み重なれば遅延はさらに伸びます。すると全席指定席となると、遅延をどう把握するかで駅の混雑が増すと懸念するのだ。

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