■F-16戦闘機6機
クルスク逆攻撃とともに北部戦線が形成される現状において。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/22/966c0bac8f3c42946a8f5772e4414946.jpg)
ウクライナ空軍のF-16戦闘機実戦投入は各国が想定するよりも早いのではないか。7月31日に第一陣となる6機のF-16戦闘機がウクライナ国内へ配備、アメリカ政府は7月中に供与を行うという約束を果たしたとしました。一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦況を覆すには130機のF-16が必要であるとし、欧米からの供与数は最大で90機とも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/aa/110fb47faeda26b75950eede71a44396.jpg)
F-16戦闘機6機、2024年内に20機が引き渡されるという。故に6機だけではまともな作戦に投入できないであろうから、実戦投入はもう少し先になるだろうという分析が大勢となっています。ただ、ウクライナ軍は、ATACMS陸軍戦術ミサイルやストームシャドウ巡航ミサイルにHIMARS高機動ロケットシステムなど、供与後即座に実戦投入することが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/8e/626aa110361bab17f1525a04f1c3f7bd.jpg)
6機であっても、操縦士に余裕があれば24時間で5ソーティーなど、要するに機体を酷使する事で出撃回数を増大させる事は可能で、見方を変えれば過度な運用による整備頻度が高まった場合でも、今ならばNATOのデポに送り重整備を受ける事も可能で、いわば、手元のF-16は少ないのだけれども受けられる後方支援の幅はあついということがいえて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/29/15c327c3ae41425893c56b2bec16123a.jpg)
F-16戦闘機は、何を搭載するかで性能が大幅に変わる航空機で、例えばAMRAAM空対空ミサイルについても、初期型であれば射程は30km程度ですが改良型は180kmと非常に長く、更に延伸したものも開発中であり、この機体が運用されている、という事自体が第4世代戦闘機と第4.5世代戦闘機主体のロシア空軍には協力で巨大な抑止力としてはたらく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/15/bc4ccbc91c76845987eec514a13d5994.jpg)
実戦投入が近い可能性をもう一つ上げますと、戦闘機は地上に置いておくよりも飛行させておく方が基地そのものがミサイル攻撃を受けた際に安全であるという事です。昨今ウクライナ空軍は地対空ミサイル不足からロシアの無人偵察機により戦闘機が地上に展開している位置を把握され、イスカンデルミサイルによる攻撃を受ける事例が散見されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d9/c719dceac02f71e61ade31a71002a7d0.jpg)
NATOの支援により運用を維持できるため、途上国が6機手に入れた段階とは異次元のポテンシャルを有しているといえるでしょう。そして何より、もし運用し損耗した場合でも、損耗したからこその代替が必要と支援を要請する事も出来る。基本設計は1970年代のF-16戦闘機ですが、少数のほゆうであっても意外な活躍を見せる可能性は十分あるのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
クルスク逆攻撃とともに北部戦線が形成される現状において。
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ウクライナ空軍のF-16戦闘機実戦投入は各国が想定するよりも早いのではないか。7月31日に第一陣となる6機のF-16戦闘機がウクライナ国内へ配備、アメリカ政府は7月中に供与を行うという約束を果たしたとしました。一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦況を覆すには130機のF-16が必要であるとし、欧米からの供与数は最大で90機とも。
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F-16戦闘機6機、2024年内に20機が引き渡されるという。故に6機だけではまともな作戦に投入できないであろうから、実戦投入はもう少し先になるだろうという分析が大勢となっています。ただ、ウクライナ軍は、ATACMS陸軍戦術ミサイルやストームシャドウ巡航ミサイルにHIMARS高機動ロケットシステムなど、供与後即座に実戦投入することが。
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6機であっても、操縦士に余裕があれば24時間で5ソーティーなど、要するに機体を酷使する事で出撃回数を増大させる事は可能で、見方を変えれば過度な運用による整備頻度が高まった場合でも、今ならばNATOのデポに送り重整備を受ける事も可能で、いわば、手元のF-16は少ないのだけれども受けられる後方支援の幅はあついということがいえて。
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F-16戦闘機は、何を搭載するかで性能が大幅に変わる航空機で、例えばAMRAAM空対空ミサイルについても、初期型であれば射程は30km程度ですが改良型は180kmと非常に長く、更に延伸したものも開発中であり、この機体が運用されている、という事自体が第4世代戦闘機と第4.5世代戦闘機主体のロシア空軍には協力で巨大な抑止力としてはたらく。
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実戦投入が近い可能性をもう一つ上げますと、戦闘機は地上に置いておくよりも飛行させておく方が基地そのものがミサイル攻撃を受けた際に安全であるという事です。昨今ウクライナ空軍は地対空ミサイル不足からロシアの無人偵察機により戦闘機が地上に展開している位置を把握され、イスカンデルミサイルによる攻撃を受ける事例が散見されている。
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NATOの支援により運用を維持できるため、途上国が6機手に入れた段階とは異次元のポテンシャルを有しているといえるでしょう。そして何より、もし運用し損耗した場合でも、損耗したからこその代替が必要と支援を要請する事も出来る。基本設計は1970年代のF-16戦闘機ですが、少数のほゆうであっても意外な活躍を見せる可能性は十分あるのです。
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