北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】長浜城,公園管理者は巡回時に気付くはずだ!イラガ幼虫大発生

2024-08-07 20:24:54 | 旅行記
■歴史ある城址の管理
 特定の城郭についてこういう事を書いておくことは心痛む事なのですが今回のいっけんで予定が大幅にくるってしまったのも事実だ。

 長浜城、豊臣秀吉が一国一城の城主となった歴史の地、その遺構は天正地震によりそのまま琵琶湖に沈んでしまい、僅かななわばりと地名が残るだけなのですが、JR長浜駅前に再建された模造天守閣をながめると、ここは城下町なのだ、と再確認できるのです。

 長浜城は美しい城郭なのですけれども、今回散策しまして膨大な数のイラガの幼虫が闊歩していて、これは頭上の木々にいるわけですので落ちてこないとも限らない、毒棘をもつイラガの幼虫です、間違えて踏んで、その日に半ズボンやスカートを着ていたならば。

 散策していて、驚いた、気づけば地雷原の真ん中にいるような感じか、いや、地雷原というのは埋まっているので頭上から降ってくるものではない、しかも、イラガの幼虫、その毒棘はほんとうに産毛くらいの補足小さいものですが、痛みはスタンガンよりも。

 スタンガンよりも、エアソフトガンよりも、痛いと言いますか、痛みが数時間後に引いたその十数時間後に腫れてきて、痛み、電気のような、しかし疼痛のような、これが繰り返すのです、スタンガンの痛みはその瞬間限りですが、イラガ幼虫の毒棘は、単なる始まり。

 人生に経験が必要、といいますが、あの痛みは一度体験してしまうと学習するものです、子供の頃に木々の木立に遊んだ頃に遭遇してしまう、しかし見た目はきれいなのです、痛いと言われても、なにしろイラガの幼虫は小さく、松食い虫ほど大きさがない。

 長浜城公園、管理者の方には是非お願いしたいのが、この期間は桜並木に対策をしてほしい、ということです。桜祭りのあと、4月中旬の長浜祭りがおわったころに業者に依頼して殺虫剤を散布してもらえば、発生しません、すくなくとも数だけは抑制できる。

 予算不足はわかるのですが、40cm四方、いや30cm四方に一匹いるというか、群れているので40cm四方に二匹という感じか、八月初旬も初旬です、散策路に普通にイラガの幼虫が落ちていた、これは頭上の木からおちてくるので、首もとや肩にさえ落ちかねない。

 頭上の脅威、地面を移動するのではなく落ちて足下に蠢いているのですから、危険なのです。殺虫剤散布が予算面で駄目ならば、せめて桜並木のところをしばらく、七月から九月まで整備中ということにしてトラロープを張って封鎖してしまってはどうでしょうか。

 子供の好奇心に一致した蛍光色の生き物なのですが、もっている毒棘はろくなことがおきないいやな思い出を残してしまいます、もし散歩している子供が拾ったら、いや、半ズボンやスカートで散策していて歩いて舞った土や石礫とともに足に毒棘が飛んだら。

 今の時代、どの自治体も予算がないことは理解しています、けれども管理者なのですから最低限管理してもらわないと、公園利用者に危険が及ぶ。これは30cm四方で蠢いているのですから、注意してね、という但し書きで回避できないほどの数なのですから。

 自己責任論というものがありますが、過保護というわけではなく、熊の出没に注意書きだけではなく警戒して対応するように、実際に脅威があり、しかも管理者がいる公園では自己責任として利用者が強力な殺虫剤、ハチバズーカ20連発のような対策はできません。

 長浜城はすてきな公園なのですけれども、公園の状況を把握していないような現状は、管理者を名乗るならば管理するか、いっそ解放区にしてしまう覚悟を持つか、ということです。ここは豊臣秀吉ゆかりの地、歴史があるのだから自覚してほしいのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】長浜城,頭上の脅威-公園管理者は管理を!イラガ幼虫大量発生中

2024-08-07 20:00:08 | 旅行記
■頭上の脅威
 こういうことも書かねばならないのだ。

 万人に読んでもらいたいと文章を作成している北大路機関ですが、こんかい、あれ、の写真だけは撮っていないので載せていませんが、ムシが嫌いな方は読まずに、別の記事、楽しいグルメカテゴリのほうに移動してもらいたい、けれども書くべきと思い記事とした。

 管理者を名乗る以上は管理してほしいなあ、というところはいろいろなところで実感するところでして、いや、北大路機関についても過去、あらし、ととれかねない書き込みについて、一応は規約には反していないのだから、と掲載していた際に指摘されたことも。

 城郭、さて。書き込みの方は、城郭に書き込みというか落書きがあったという話ではありません、まあそれ普通に器物損壊ですので警察が動いてくれる、しかし今回警察が動かない難しい問題が。それは、イラガ幼虫の大発生です、公園はしっかり管理してほしい。

 長浜城、といいますか長浜は東海道本線と北陸本線を経て新快速ですぐに行くことができまして、古い町並みとともに琵琶湖の湖畔、山城に寺社仏閣と散策していますと実に奥深く、その気になれば敦賀にでるのもすぐ、彦根の彦根城なんかは対岸、というか南に。

 彦根城は長浜城から、天守閣の上から確かに城山がみえまして、G3Xの望遠レンズを使えばその天守閣もみることができる。行きたくなれば新快速にのって案外近い、安土城址もそれほど遠くないですし、散策路として考えるならば近江八幡にいっても水路が美しい。

 イラガの幼虫、さてその散策路へと行きまして、いつもどおり湖畔の城郭という情景を撮影したいところで、まずは運動公園から噴水の方へあゆみすすめてゆきます、が、予算不足なのか噴水は稼働していませんでした、水だけ溜まって、それはなにかもの寂しさ。

 ネコさんがみあたらないなあ、と気づいたのはそのあたりなのですけれど、まあ、暑かったですから避暑地になるような隠れ家にいるのだろう、とさらに城郭へと歩み進めました。梅林に桜並木、長浜城は春がいちばん美しいのですが、こう見上げると夏もいい、か。

 桜並木の散策路に沿ってビワイチ、琵琶湖を自転車で一周する経路が整備されているので、ここと情景を考えて構図におさめたり、また、自転車が走っていませんでしたから、すこしだけ徒歩でその経路を楽しんだりして、そしていよいよ天守閣を撮影へとまえへ。

 桜が散ってはや数ヶ月というもう八月の灼熱で、おやおやと気づいたのは花弁の滓のような、そう桜吹雪のもう少しあとに地面に積み重なる花弁のようなものが地面にさっと、黒ごまを思い切りまき散らしたよう散見されまして、しかしあまり考えずに構図のみ考えて。

 黄緑色の。気づいたのは公園のベンチで一休みと言いますかレンズを交換しようとしたときに気づきました、いる、いた、いる。動いているか、動いている、一つだけか、黄緑色のものは五匹、六匹、視線を動かすとまだまだ、しかも、全部動いている、すべてに。

 蠢く、という文字はその漢字のつくりだけで意味が伝わるよう、考えた人は偉いなあ、と思う。イラガの幼虫が、黄緑色の蛍光色が目を引くイラガの幼虫が、ベンチの下だけで二桁の数字でうごいていた、蠢いていた。文字をみるだけで蠢くあの情景を思い出す。

 ここはだめだな、と思い、移動しようとふと足元を見れば蛍光色、黄緑色の蛍光色、蠢いている。花弁なんかではなく、ぜんぶこれ、イラガの幼虫が頭上の桜並木の葉を餌に饗宴を繰り広げている結果の、幼虫のふんであったのですね。公園が管理されていない。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】祇園祭二〇二四-後祭り宵々山,無事閉幕の祇園祭と八坂神社は本日七夕

2024-08-07 07:01:03 | 日記
■本日が七夕
 八坂神社は七月一杯が祇園祭ですから祇園祭が部位閉幕した本日七日が八坂神社では七夕で在ったりするのです。

 祇園祭の暑さから世界を考える、四畳半一間で世界を描くのが北大路機関の常とう手段なのですが、しかし、この気候変動対策、一定の経済的負担が不可避なのですが、途上国にはその負担にこたえられず、新進国の援助にしても焼け石に水の規模です。

 プロパテント政策とその発展形としてのサブスクリプト経済、問題は先進国と呼ばれる地域で消費される工業製品の多くが途上国で製造されていて、途上国で排出量が増大しているものの、結果的に先進国の購買層消費が排出を生んでいるのではないか、となる。

 しかし、GoogleやYahoo!やAmazonやXのような巨大企業を途上国がグローバル展開させて逆に製造業を先進国に差し戻して自国で使用する工業製品は自国で造らせるという保護政策の先祖返りのような施策なんてものも、市場主義経済にはありえない。

 自由貿易至上主義という現代では、それならばせめて価格転嫁して環境税を輸入品に上乗せし気候変動対策に用いるという、中国製EVへのEU課税のようなことを行うと非関税障壁と誤認され、まあそういう機能は持っているけれども、貿易戦争となる。

 パリ合意から離脱だ、と昔のトランプ大統領のような勇ましいことを言いましても気候変動は変わらないわけで、アメリカの田舎者が路上インタビューに語った、気候変動の影響は孫の世代に及ぶのだから孫たちが何とかするさ、では手遅れとなりかねなく。

 インフラ整備、気候変動対策で影響が大きいのは、増大する雨量と地域差の多くなる極端気候、そして気温上昇に伴うインフラの問題で、例えば国土平野部の半分近くが沈んだパキスタン大洪水を筆頭に、洪水対策のインフラが未整備の地域は問題が積む。

 洪水被害は日本でも、西日本豪雨や九州北部豪雨を思い浮かべるかもしれませんがそれよりも、北海道や東北地方で九州並みの豪雨、これが降るだけでそれまでの堤防など洪水対策インフラが全く能力不足になってしまう、すると洪水対策は必須となる。

 都市部の気温は遠くない将来に50度が見えてくるために地下街整備など、洪水対策と一
見矛盾するが、労働者を護ることができるインフラ投資が必要となる。先進国でも今あるインフラを強化しなければならないが、いままで端緒さえない途上国は更に。

 気候難民、という言葉は既に2010年代から存在しているのですけれども、これが加速しかねず、すると受け入れ論と締め出し論で、アメリカでは連邦政府の移民政策で負担が大きすぎ、連邦離脱テキサス独立論、1836年以前の状態に戻る論さえ出始めていて。

 日本の少子化対策ではないけれども、気候変動対策は打つ手を打っても効果が見えるまで時間がかかる、けれども、急な対策は効果が二十年後半世紀後に出るとしても、その対策で世代や社会や諸国間で分断が起これば対策が逆効果にさえなりかねず。

 打ち水で気温低下とか、明かりはこまめに消しましょう、冷蔵庫は素早く開け閉め、これくらいを世界規模で行ったくらいでは止められないのが気候変動対策で、気温40度となっては、冷房をやめて地球に貢献、なんて言えない、人口減の方に貢献する。

 しかし、何とかしないと半世紀後、祇園祭が1220年目を迎えるころには京都の気温がどうなっているか想像がつかない、火山の冬か核の冬でも来ない限りはこのまま熱くなり続ける訳でして。先ずは問題を共有すべくポピュリズム対策から、なのでしょうかね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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