■自衛隊関連行事
今週末も自衛隊関連行事はありません、COVID-19全国感染者数も漸くの落ち着きが見えていますが懐かしい伊丹駐屯地祭の写真と共に最新情勢を見てみましょう。
自衛隊行事は行われず、西部方面総監部は十月に予定されていた方面隊創設記念行事についてCOVID-19感染の推移を慎重に見極めていましたが、来年二月に暫定的に延期しました。冬の第六波を回避する事が出来れば、10式戦車にAAV-7,機動戦闘車と日本最大の市街パレードで知られる西部方面隊創設記念行事が熊本市において開かれるのかもしれません。
アメリカ海兵隊は今月末にキャンプ富士において、ハロウィーンフレンドシップフェスタ2021を予定していると発表しました。ハロウィーンフレンドシップフェスタ、こう表現しますとコロナ前の時代に定期的に開催されていました週末の基地クラブ一般公開を思い浮かべさせるものですが、今回はキャンプ富士滑走路地区を会場とし、装備品展示を行う。
キャンプ富士の予定は、自衛隊行事ではなく米軍行事ではあるとはいえ、自衛隊行事、といいますかミリタリーイベントというものを再開できる水準までCOVID-19が鎮静化してきたのか、と感慨深いものでもありますが、問題は最後に行われた行事が2020年1月の第1空挺団降下訓練始め、予約不要の一般公開行事は余りに間隔があいていた事も否めません。
オーバーツーリズムではありませんが、二年近く空白期が在った事から、膨大な見学者が集まる事も想定され、これは過去、原子力空母ロナルドレーガン一般公開に際して、想定以上の見学希望者が集まり、混乱防止の為に1200時開門の予定を0800時に待機列が三笠ゲート前から京急汐入駅前を超えヴェルニー公園中央部まで延び、打切り措置を思い出す。
自衛隊関連行事、しかしこれもキャンプ富士がどのように展開するかを慎重に見極める必要があるようにも思います。練馬駐屯地第1師団祭や富士学校祭、近年といいますか2019年までは入場の待機列が500m以上伸びる行事も少なくなく、2005年頃の航空祭並の来場者が師団祭や学校祭に並ぶものでして、司令部広報班の方は手応えに喜ばれていましたが。
COVID-19が鎮静化したとしても政府終息宣言が出される前、つまり毎日都道府県ごとの感染者情報が出される段階では、駐屯地祭に一万名前後の入場者が最前列付近に1平方米四人五人という人口密度、社会的距離を考えれば4平方米一人が望ましい訳ですから、流石にあの人口密度というものを再現するには相当慎重と成らざるを得ないのかもしれない。
舞鶴鎮守府開庁120周年記念行事として、今月末に舞鶴地方隊マリンフェアが開催されるのですが、展示訓練のような体験航海などではなく昔でいえば毎週末の北吸岸壁一般公開に当ります。まさに舞鶴地方隊マリンフェアがこの方式でして事前公募制による入場抽選制となっており、また自衛官応募適齢者を念頭とした広報行事となっています。試金石か。
自衛官志願適齢者の事前公募制行事再開、考えられるのはこの方式です。具体的に言えば適齢者優先枠を準備し余剰枠に全年齢を置くという、“自衛隊大規模ワクチン接種方式”と同じ予約制自衛隊関連行事という在り方でしょうか。これならば過密を避けられます、ただ、人口密度を考えると伊丹駐屯地祭で応募枠3000名、このくらいが限度となってしまう。
第六波、これをどのように抑えるかという事と、ワクチンを接種していた場合でも、ウィルス増殖が膨大なデルタ株ではブレイクスルー感染の懸念があり、65歳以上に限ればワクチン接種後でも致死率は0.89%、季節性インフルエンザは勿論、2009新型インフルエンザよりも高く、予断を許さない現状ではあるのですが、先ずは一歩というところでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意：本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
今週末も自衛隊関連行事はありません、COVID-19全国感染者数も漸くの落ち着きが見えていますが懐かしい伊丹駐屯地祭の写真と共に最新情勢を見てみましょう。
自衛隊行事は行われず、西部方面総監部は十月に予定されていた方面隊創設記念行事についてCOVID-19感染の推移を慎重に見極めていましたが、来年二月に暫定的に延期しました。冬の第六波を回避する事が出来れば、10式戦車にAAV-7,機動戦闘車と日本最大の市街パレードで知られる西部方面隊創設記念行事が熊本市において開かれるのかもしれません。
アメリカ海兵隊は今月末にキャンプ富士において、ハロウィーンフレンドシップフェスタ2021を予定していると発表しました。ハロウィーンフレンドシップフェスタ、こう表現しますとコロナ前の時代に定期的に開催されていました週末の基地クラブ一般公開を思い浮かべさせるものですが、今回はキャンプ富士滑走路地区を会場とし、装備品展示を行う。
キャンプ富士の予定は、自衛隊行事ではなく米軍行事ではあるとはいえ、自衛隊行事、といいますかミリタリーイベントというものを再開できる水準までCOVID-19が鎮静化してきたのか、と感慨深いものでもありますが、問題は最後に行われた行事が2020年1月の第1空挺団降下訓練始め、予約不要の一般公開行事は余りに間隔があいていた事も否めません。
オーバーツーリズムではありませんが、二年近く空白期が在った事から、膨大な見学者が集まる事も想定され、これは過去、原子力空母ロナルドレーガン一般公開に際して、想定以上の見学希望者が集まり、混乱防止の為に1200時開門の予定を0800時に待機列が三笠ゲート前から京急汐入駅前を超えヴェルニー公園中央部まで延び、打切り措置を思い出す。
自衛隊関連行事、しかしこれもキャンプ富士がどのように展開するかを慎重に見極める必要があるようにも思います。練馬駐屯地第1師団祭や富士学校祭、近年といいますか2019年までは入場の待機列が500m以上伸びる行事も少なくなく、2005年頃の航空祭並の来場者が師団祭や学校祭に並ぶものでして、司令部広報班の方は手応えに喜ばれていましたが。
COVID-19が鎮静化したとしても政府終息宣言が出される前、つまり毎日都道府県ごとの感染者情報が出される段階では、駐屯地祭に一万名前後の入場者が最前列付近に1平方米四人五人という人口密度、社会的距離を考えれば4平方米一人が望ましい訳ですから、流石にあの人口密度というものを再現するには相当慎重と成らざるを得ないのかもしれない。
舞鶴鎮守府開庁120周年記念行事として、今月末に舞鶴地方隊マリンフェアが開催されるのですが、展示訓練のような体験航海などではなく昔でいえば毎週末の北吸岸壁一般公開に当ります。まさに舞鶴地方隊マリンフェアがこの方式でして事前公募制による入場抽選制となっており、また自衛官応募適齢者を念頭とした広報行事となっています。試金石か。
自衛官志願適齢者の事前公募制行事再開、考えられるのはこの方式です。具体的に言えば適齢者優先枠を準備し余剰枠に全年齢を置くという、“自衛隊大規模ワクチン接種方式”と同じ予約制自衛隊関連行事という在り方でしょうか。これならば過密を避けられます、ただ、人口密度を考えると伊丹駐屯地祭で応募枠3000名、このくらいが限度となってしまう。
第六波、これをどのように抑えるかという事と、ワクチンを接種していた場合でも、ウィルス増殖が膨大なデルタ株ではブレイクスルー感染の懸念があり、65歳以上に限ればワクチン接種後でも致死率は0.89%、季節性インフルエンザは勿論、2009新型インフルエンザよりも高く、予断を許さない現状ではあるのですが、先ずは一歩というところでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意：本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
