■防衛情報-ウクライナ戦争
例えば航空機の訓練支援位ならば日本も出来る支援なのではないかと考えたのですが言語の壁があるのですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/83/5b2170efe2ef1866c6dc0fcd8a580479.jpg)
ウクライナ軍最高司令官がフランス軍軍事教官による訓練支援許可の署名を行った、ISWアメリカ戦争研究所5月27日付戦況報告によれば、ウクライナ軍最高司令官シルスキー上級大将の文書署名について詳細を紹介しています。これはフランス政府が進める次の段階へのウクライナ軍事支援として軍事教官派遣が調整されていたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9e/c2120ecd7d31b621e286dc735dd1600f.jpg)
シルスキー上級大将が署名したのはフランス軍教官のウクライナ軍訓練センターへの訪問で、また署名に併せてパリのルコルヌ国防大臣とシルスキー上級大将はテレビ電話会談に臨み、この会談にはウクライナのウメロフ国防大臣も参加したとしています。ウクライナ軍は兵員不足と共に増強する部隊の訓練教育の課題も抱えているところでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/50/e9b57dc9571adc064ac286f0859f980d.jpg)
ISWはウクライナ東部戦線の全般概況として、ハリコフ北部のリプシにおいてウクライナ軍はロシア軍を一部押し返したものの市街地ではなく田畑を奪還したのみ、ロシア軍はスヴァトフ近郊のミャソジャリフカやノヴォヴォディアネ、アイディイフカ近郊のソロヴィヨヴとソキル近郊で前進しているとのこと。ロシア軍の前進が続いています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
東日本大震災の経験ですが指揮官と幹部自衛官は足りているというか多すぎるように見えて実際に事が起こった際には交代要員を考えると全然足りなかったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d6/569fd6986da2a1fc1e3f4430286d0898.jpg)
ウクライナ軍は参謀本部改革と地域軍司令部増強に着手しました。ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告の5月24日付報告がその概要を示していますが、これによればウクライナ軍参謀本部は60%の人員を削減し、ほかの地域軍の参謀機能を強化する改革を進めているといい、これは地域軍の司令部機能が厳しい状況にあることが背景にある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/cb/20170a27184f8853ce7870e7dd78a54f.jpg)
参謀本部改革は、オストリャンスキー准将を国防計画本部長に充てて進めているといい、具体的には参謀本部の各部門の内25%を解体するとともに人員を半分以下とし、参謀本部勤務要員の35%を地域軍司令部に異動させる方針、ウクライナの各地域軍は相次ぐ譲歩変化に対して参謀の交代要員が居ない状況で極度の疲労状態に見舞われているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/21/e0c9d5a0bb9a2638a4dedab8361d8782.jpg)
地域軍の参謀にローテーションを可能とするには参謀本部要員を充当する必要が生じたという事情があるもよう。作戦や地域軍の戦術レベルの情報収集と情報分析についても十分な分析要員と参謀が必要です。こうした中でロシア軍はヴォフチャンスク近郊とスヴァトヴェ近郊、そしてドネツク南西においてゆっくりと前進を継続しているとのこと。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
例えば航空機の訓練支援位ならば日本も出来る支援なのではないかと考えたのですが言語の壁があるのですよね。
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ウクライナ軍最高司令官がフランス軍軍事教官による訓練支援許可の署名を行った、ISWアメリカ戦争研究所5月27日付戦況報告によれば、ウクライナ軍最高司令官シルスキー上級大将の文書署名について詳細を紹介しています。これはフランス政府が進める次の段階へのウクライナ軍事支援として軍事教官派遣が調整されていたものです。
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シルスキー上級大将が署名したのはフランス軍教官のウクライナ軍訓練センターへの訪問で、また署名に併せてパリのルコルヌ国防大臣とシルスキー上級大将はテレビ電話会談に臨み、この会談にはウクライナのウメロフ国防大臣も参加したとしています。ウクライナ軍は兵員不足と共に増強する部隊の訓練教育の課題も抱えているところでした。
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ISWはウクライナ東部戦線の全般概況として、ハリコフ北部のリプシにおいてウクライナ軍はロシア軍を一部押し返したものの市街地ではなく田畑を奪還したのみ、ロシア軍はスヴァトフ近郊のミャソジャリフカやノヴォヴォディアネ、アイディイフカ近郊のソロヴィヨヴとソキル近郊で前進しているとのこと。ロシア軍の前進が続いています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
東日本大震災の経験ですが指揮官と幹部自衛官は足りているというか多すぎるように見えて実際に事が起こった際には交代要員を考えると全然足りなかったという。
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ウクライナ軍は参謀本部改革と地域軍司令部増強に着手しました。ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告の5月24日付報告がその概要を示していますが、これによればウクライナ軍参謀本部は60%の人員を削減し、ほかの地域軍の参謀機能を強化する改革を進めているといい、これは地域軍の司令部機能が厳しい状況にあることが背景にある。
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参謀本部改革は、オストリャンスキー准将を国防計画本部長に充てて進めているといい、具体的には参謀本部の各部門の内25%を解体するとともに人員を半分以下とし、参謀本部勤務要員の35%を地域軍司令部に異動させる方針、ウクライナの各地域軍は相次ぐ譲歩変化に対して参謀の交代要員が居ない状況で極度の疲労状態に見舞われているという。
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地域軍の参謀にローテーションを可能とするには参謀本部要員を充当する必要が生じたという事情があるもよう。作戦や地域軍の戦術レベルの情報収集と情報分析についても十分な分析要員と参謀が必要です。こうした中でロシア軍はヴォフチャンスク近郊とスヴァトヴェ近郊、そしてドネツク南西においてゆっくりと前進を継続しているとのこと。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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