◆大臣:あの報道は全く根拠がありません
第二北大路機関広報にも掲載しましたが、本日は、OCNWeblogメンテナンスが実施されました。期間は1700時まで延長されまして、その間、コメントができないなどお手数おかけしました。
さて、昨日、朝刊に掲載された次期戦闘機F-35内定、という話は、今朝の防衛大臣記者会見にて正式に否定されました。やはりF-22に未練があるということなのか、単なるアドバルーンとして出されたのか、情報の錯誤なのか、以下に大臣会見概要 :平成21年11月24日(08時47分~08時50分)から抜粋して掲載します。
Q:F-Xの話なのですけれども、一部報道でF-35の方向だということなのですけれども、現在の検討状況というのはどうなのでしょうか。
A:あの報道は全く根拠がありません。従来、我々が内閣を引き受ける前に、色々と省内で検討したりしたことがあったことのパッチワークのような話が出ただけで、あれについてコメントする気もありませんし、防衛省の方針があそこに表れているということは全くありません。
F-35はF-4後継機として見た場合、日本の防衛には、戦闘機運用基盤や調達時期を踏まえれば何ら利点は無く、慎重にあるべき、と思うのですが、一方で、F-22の導入は非現実的であり、F-4後継機の必要性は切実な状況。F-22を40機という無謀な要望はかなぐり捨てて、いっそF-2を二倍の80機調達した方が、調達費用、運用経費ともに安価ですみ、しかも苦境の国内製造業にカンフル剤、となるようにも思う次第。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文および写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
Fー22が不可能になった時点で新型機導入はどれもイマイチですしFー2しかないと思うのですが…
私もデマ報道でほっとしてます 数千億円の税金を投入するのですからできるだけ国内の企業に流れる形にしてほしいものです
2003年ごろでしたか、読売新聞の安全保障に関する連載記事に、航空自衛隊はF-35の開発計画に参加したかったのだけれども、武器輸出三原則の関係上参加出来なかった、残念であるとともに日本の防衛産業が最先端を目指すうえで損失だ、という空幕関係者のコメントが載っていました。
コスト的や運用基盤を考えると、F-2か、F/A-18Eあたりが妥当なライン、もしくは戦闘爆撃機として能力が高いF-15E、と思うのですが、そこにライセンス生産を提示してBAEがタイフーンを売り込み、・・・、するとF-35はやはり現時点では選外、というように思える次第。
間違ってライセンス生産が将来認められ、コンフォーマルタンクを搭載し航続距離を延伸させたF-35Dが開発できれば、いいのですけどね・・・。
防衛大綱で機体や飛行隊の定数は決まってるかと思ったが、それ変えるの?
機体が増やすなら、それに合わせて要員の教育もしなきゃあね・・・
F-15の部隊も一部機種転換??
Weblog北大路機関では幾度か記載していますが、太平洋正面への防空体制の充実、予備部隊としての航空隊の新設、那覇の航空隊を航空団に拡張、などなど、考えられます。