■GWは富士山とオスプレイ
キャンプ富士、行って参りました。快晴で富士山が良く見えた!、今話題のソロキャンではなくお友達と一緒に、GWを満喫だ!。
キャンプ富士、海兵隊富士諸職種共同訓練センターが置かれる米軍施設です。ゴールデンウィーク最高潮の五月五日、敢えて空母航空団と海兵航空団に沸く岩国基地ではなく“ゆるキャン”がブームという潮流に乗りまして、静岡県のキャンプ富士へ行って参りました。
MV-22可動翼機、AAV-7両用強襲車両、LAV-25軽装甲車、M-777超軽量榴弾砲、キャンプ富士では米海兵隊の装備品展示などが行われ、水陸両用部隊の代名詞となった米海兵隊の様々な装備を間近に見る事が出来ます。年度ごとに並ぶ装備品が違うのもまた興味深い。
AAV-7水陸両用車は陸上自衛隊が今年西部方面普通科連隊を改編した水陸機動団へ配備されていますが、中々間近に見る事が出来ない装備の一つ、しかしキャンプ富士では基本的に車内を自由に見学する事ができます。自衛隊向けMV-22は今秋にも木更津へ配備される。
海兵隊富士諸職種共同訓練センターは1947年に進駐軍の進駐と共に創設された歴史ある施設で、進駐軍が旧陸軍から継承した富士演習場を東富士演習場として整備維持し、陸上自衛隊へ返還した歴史を有しており、海兵隊は朝鮮戦争最盛期の1953年に駐屯しました。
第3海兵遠征軍、在沖米軍の主力で西太平洋米軍抑止力の象徴的存在の遠征軍は隷下に、第3海兵師団、第3海兵遠征旅団、第31海兵遠征群、第1海兵航空団、第3海兵兵站群、等を隷下に有していますが、実はこれら部隊は現在、キャンプ富士には常駐していません。
キャンプ富士は海兵隊富士諸職種共同訓練センターその名の通り、在沖米軍の訓練移転などを主任務とし、訓練部隊がローテーション展開する方式を採り、陸上自衛隊有数の演習場である東富士演習場において、主として海兵砲兵部隊の射撃訓練等を実施しています。
LAV-25等が毎年違った車輌が展示される理由は正にここに在りまして、要するに沖縄から東富士演習場へ射撃訓練へ展開している海兵隊各部隊の車両や火砲を展示しているという構図です。ちなみに、昨年はM-9装甲ドーザが展示され、当たり年と云われたもよう。
滝ヶ原駐屯地、優秀部隊の代表に挙げられる富士教導団普通科教導連隊や演習仮設敵として風雲たけし城の異名で畏れられる評価支援隊第1機械化大隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地は、キャンプ富士と道路一つ隔てて所在しており、公私とも同盟関係を強めている。
滝ヶ原駐屯地飛行場地区はここキャンプ富士の域内に滑走路と管制塔を有し、教育支援飛行隊がキャンプ富士に駐屯、MV-22可動翼機がキャンプ富士において一般公開されるのは、ここに飛行場がある為なのですね。今年は当初F-35B戦闘機の飛行展示も予定されていた。
F-35Bは当初、同日開催の岩国日米友好祭2018と並行し一機がキャンプ富士上空を航過飛行する予定でしたが、富士と岩国の二つの海兵隊行事掛け持ちは厳しく、代わりに厚木を岩国へ移転した第五空母航空団F/A-18E戦闘攻撃機が2機編隊で航過飛行を実施しました。
海兵隊施設も常駐部隊はいませんが、兵舎、兵士食堂、消防署、医療クリニック、冷蔵施設、ジム、郵便局、図書館、下水道処理施設等が並ぶ。こうした事から、アメリカンなピザにハンバーガーやホットドック等などを愉しむことができ、そういった意味でも有名だ。
ピザにビール、ステーキとバーボン、レバシロに清酒、実はそんなアメリカンな組み合わせで超人気アニメ“ゆるキャン”のグビ姉こと鳥羽美波先生のキャンプをキャンプ富士で再現しようとおもっていたのですが、ハンバーガーの列だけで昼頃は、ほぼ二時間待ち、混雑しすぎていたのは残念でした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
キャンプ富士、行って参りました。快晴で富士山が良く見えた!、今話題のソロキャンではなくお友達と一緒に、GWを満喫だ!。
キャンプ富士、海兵隊富士諸職種共同訓練センターが置かれる米軍施設です。ゴールデンウィーク最高潮の五月五日、敢えて空母航空団と海兵航空団に沸く岩国基地ではなく“ゆるキャン”がブームという潮流に乗りまして、静岡県のキャンプ富士へ行って参りました。
MV-22可動翼機、AAV-7両用強襲車両、LAV-25軽装甲車、M-777超軽量榴弾砲、キャンプ富士では米海兵隊の装備品展示などが行われ、水陸両用部隊の代名詞となった米海兵隊の様々な装備を間近に見る事が出来ます。年度ごとに並ぶ装備品が違うのもまた興味深い。
AAV-7水陸両用車は陸上自衛隊が今年西部方面普通科連隊を改編した水陸機動団へ配備されていますが、中々間近に見る事が出来ない装備の一つ、しかしキャンプ富士では基本的に車内を自由に見学する事ができます。自衛隊向けMV-22は今秋にも木更津へ配備される。
海兵隊富士諸職種共同訓練センターは1947年に進駐軍の進駐と共に創設された歴史ある施設で、進駐軍が旧陸軍から継承した富士演習場を東富士演習場として整備維持し、陸上自衛隊へ返還した歴史を有しており、海兵隊は朝鮮戦争最盛期の1953年に駐屯しました。
第3海兵遠征軍、在沖米軍の主力で西太平洋米軍抑止力の象徴的存在の遠征軍は隷下に、第3海兵師団、第3海兵遠征旅団、第31海兵遠征群、第1海兵航空団、第3海兵兵站群、等を隷下に有していますが、実はこれら部隊は現在、キャンプ富士には常駐していません。
キャンプ富士は海兵隊富士諸職種共同訓練センターその名の通り、在沖米軍の訓練移転などを主任務とし、訓練部隊がローテーション展開する方式を採り、陸上自衛隊有数の演習場である東富士演習場において、主として海兵砲兵部隊の射撃訓練等を実施しています。
LAV-25等が毎年違った車輌が展示される理由は正にここに在りまして、要するに沖縄から東富士演習場へ射撃訓練へ展開している海兵隊各部隊の車両や火砲を展示しているという構図です。ちなみに、昨年はM-9装甲ドーザが展示され、当たり年と云われたもよう。
滝ヶ原駐屯地、優秀部隊の代表に挙げられる富士教導団普通科教導連隊や演習仮設敵として風雲たけし城の異名で畏れられる評価支援隊第1機械化大隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地は、キャンプ富士と道路一つ隔てて所在しており、公私とも同盟関係を強めている。
滝ヶ原駐屯地飛行場地区はここキャンプ富士の域内に滑走路と管制塔を有し、教育支援飛行隊がキャンプ富士に駐屯、MV-22可動翼機がキャンプ富士において一般公開されるのは、ここに飛行場がある為なのですね。今年は当初F-35B戦闘機の飛行展示も予定されていた。
F-35Bは当初、同日開催の岩国日米友好祭2018と並行し一機がキャンプ富士上空を航過飛行する予定でしたが、富士と岩国の二つの海兵隊行事掛け持ちは厳しく、代わりに厚木を岩国へ移転した第五空母航空団F/A-18E戦闘攻撃機が2機編隊で航過飛行を実施しました。
海兵隊施設も常駐部隊はいませんが、兵舎、兵士食堂、消防署、医療クリニック、冷蔵施設、ジム、郵便局、図書館、下水道処理施設等が並ぶ。こうした事から、アメリカンなピザにハンバーガーやホットドック等などを愉しむことができ、そういった意味でも有名だ。
ピザにビール、ステーキとバーボン、レバシロに清酒、実はそんなアメリカンな組み合わせで超人気アニメ“ゆるキャン”のグビ姉こと鳥羽美波先生のキャンプをキャンプ富士で再現しようとおもっていたのですが、ハンバーガーの列だけで昼頃は、ほぼ二時間待ち、混雑しすぎていたのは残念でした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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