◆明野駐屯地祭に行こう!
明日は陸上自衛隊航空学校明野本校が置かれる明野駐屯地創立記念行事、明野航空祭2009が執り行われる日だ。
そこで、本日は、サニタリーガイド、つまり当方の個人的主観を加味したサニタリーデータに基づく明野駐屯地祭ガイドを掲載したい。ネタ切れ救済企画か、と問われればネタはほかにもあるのだけれども、時間が充分にないこともあり、明野はいいところですよ!的な記事を目指して本日の記事としたい。
羽田がハブならば成田はマングースだぁ!と仰った知事殿がいらしまして、それならばということで、成田がマングースならば伊丹はコブラだッ!という記事を書くべく、コブラの編隊が飛行する伊丹駐屯地への展開を考えたのですが、前日の浜松にて雨滴に体力を奪われ、伊丹駐屯地祭は断念した次第。
しかし考えてみると、今年は八尾も木更津も霞目にも行かず、予定していた立川行きも断念しているため、ヘリコプターの大編隊を、一つ見ておこうではないか、ということで明野行きを思い立った次第。他方で、起床時間によっては明野ではなく、宇治駐屯地祭、ということも考えてはいるのですけどね。
明野駐屯地の撮影について、一般に駐屯地エプロン地区と、駐屯地の外側から撮影されている方が多いようですが、実は滑走路エンド付近の駐車場、こちらは一般に開放されている場所で、昨年はここから撮影したのですが、エプロン付近よりも、ここから編隊離陸は撮影したほうがいい写真を撮ることができました。
駐車場付近からの撮影は、編隊離陸を真横から撮影するエプロン付近と異なり、離陸中の機体と地上の機体という、ある程度まとまった数のヘリコプターが一枚に収まり、編隊飛行の醍醐味を活かせるとともに、なによりも駐車場付近で撮影している人は十名程度と非常に少なかった、というところがポイントでした。
明野駐屯地、といえば、やはりAH-64Dアパッチロングボウ、でしょうか。早期調達中止が決定したこの機体が、模擬戦に参加するのは、現段階では明野だけなのでは、と考える次第。遠からず、西方か中央か、どこかは不明ですが集中運用の話が出ていますので、明野にていつまで観ることができるかは不明ですが、AH-1Sとは一味違った飛行特性を観ることができます。
さてさて、明野駐屯地といえば、陸上自衛隊が運用するヘリコプターに関しては、政府専用ヘリコプターを除けばほぼすべてを観ることができ、大編隊の祝賀飛行に続いて、一機種づつ滑走路上を低空でフライパスする展示が行われる。そこで、一機一機を観るだけではなく、ヘリコプターの流し撮り、という趣向を凝らすことも可能。
方法は非常に簡単で、1/25秒、もしくは1/13秒くらいのシャッター速度に調整し、絞りを最大限まで上げる。そしてKissNであれば秒間3枚、40Dであれば秒間6.5枚の連写機能を活かし、ヘリコプターの動きに沿ってカメラを流しながら撮影すると、写真のような迫力、というか、?、な写真とすることが可能だ。
ただし、難点は低速で移動しているヘリコプターを常識外に遅いシャッター速度にて撮影しているので、ヘリコプターに並行して隊員さんやほかの見学者の方が歩いていたりすると、写真のように歩行者も迫力ある流し撮りになってしまい、迫力が半減してしまう、ということだろうか。これはこれでアリ、という声も聞いたのだが。
HARUNA
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