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無所住心

2019年04月22日 04時38分35秒 | 心と体の健康通信
無所住心 (むしょじゅうしん)

 


「 無所住心 」 覚えたての禅語だ。
一点だけに集中するのではなく、心を空寂にし、注意が森羅万象に応じて、全方位にあまねく漲り渡るようにする心構えを言う。

私は森田療法を受けたことはないけれど、森田療法に惹かれ以前からよく関係する本を読んでいた。
体調を崩して後、本を読めるようになってからは体験がものを言い(^^ゞ
乾燥ワカメが水を吸って戻るようにどんどん吸収することが出来た。
本を読むと森田正馬先生は神経質症の患者さんの指導によく禅語を引用されていた。
たしか、つり革に掴まる時のことを例に話されていたはずだ。
神経質が過ぎる者にとって「無所住心」とは、心がどこにも固着・集中していないことで、
その時に初めて心が自由自在に働くことなのだと思う。

私の場合ある方の言葉をお借りして言うならこうなる。
神経質は細かなことに気がつく・・・という良い面
気持ちが自分に向き過ぎている・・・という悪い面を持った性質ですから
それを活かすには、その悪い面 (内向き) を、外向きに変えて行く努力をするのみなのです。
つまりその細やかさを、自分の為ではなく他人の為に使えというわけですね。
変えて行こうとする努力は無意味ではなく、心のバランスをとるという大きな意義と、効果があると云うことです。
「心のアンバランスが、あなたを辛くさせている」と云っても過言ではないのです。
ならば、細やかな部分(長所)は、そのまま伸ばしつつ、内向きな部分(短所)を修正していけば
心のバランスも取れるようになり、周囲に喜ばれ、自分も嬉しい・・・といった、すべてに良い活かし方ができるわけです。
…と、言われている。

なので私は、神経質は直すのではなく、活かせばいい そして、自分を知る、自分を変える努力を続けよう。
でも、だからって~~~ 気がついたことをお構いなしに全部するのはただの自己中心なので、
やっぱり「無所住心」という禅語に立ち返る。
疲れないか?って・・・(^^)v そこが私という1・4・9種(野口整体:二宮整体:体癖)の強みなんだな~ 
私という神経質体癖の強みなんだな~ おもしろいんだな~

だから、なんちゃって哲学はやめられない v(^^ゞ




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