なんで娘を釣りに連れていくか？

最初の頃は、よくカミサンに言われました。女の子なんだからねって。

遊ぶのに男女関係無いし～・・・

ウルサイこと言うなぁ～～～と、どこ吹く風よ～～～でしたけど。

 

いまだに初めて行く船宿では、女の子だけど、こんな陽気で大丈夫？とか船酔いしない？危なくないかな？とか、心配していただきます

でも、大丈夫。シケも雨も関係無いんです。
キャビンで寝かせるためだったら連れて行きません。もったいないもん。

竿ださないんだったら、タダって船もあるけど、それだったら連れて行きません。
邪魔なだけ

 

そうなんです。
ハルちゃんが居ないと、オカズが半分になっちゃうんです。
（三分の一だろと言う突っ込みはナシで。）

 

釣りに行く時の恒例の会話。
父「釣り行きたいの？」
娘「行きたい」
父「じゃあ、○○に行くけど、マジメにやるか」
娘「ウン」

で、釣り始めると
父「さっさとせんかい！」
娘「・・・・・・・」
父「ちゃんと釣れよな」
娘「キタ～～～～」

てな調子で、子供にハッパかけているうちに先に釣られちゃう。

そうすると、御飯食べてろとか、トイレ行けとか指示出されて親の威厳を確保しようとするんだけど、子供は楽しくなってやめないから、置いてきぼりにされちゃう。

最近、常連さんやブログ仲間で行く釣りは、子供にとっては非常に楽しい釣りらしいです。
ウルサイパパが不真面目モードだし。。。

そうでなくて二人で行く釣りは、修行のよう
二人で行く時は、ゴルフの打ちっぱなしみたいなもので、そこで鍛えて、本コースに挑む。修行の釣りがあってこその楽しい釣りもあるんです。

実は一番ハルちゃんにとって、うるさくて、怖いのは船長でもオジサンたちでもなく父だったのでした。

 

それでも、行きたいって言うのは、やっぱり釣りが楽しいから
自分で獲った魚はおいしい。
他の子たちの知らない世界を知っている優越感？？？
オジサン好き。
恐いもの知らず？
魚の引き？

まあ、色々あるとおもうけど、やっぱり一番は釣りの充実感じゃないのかな？

 

ある程度までは、親がつきっきりで教えたけど、子供が自分で出来る事はやってやらない。
出来る事は自分で全部やって自力で釣ることに意味があるでしょ？
教えてあげられることは教えるけど、あとは自分で考えるか、誰かに聞いて考えて結果を出す。

対人関係では、結果は相手次第だけど、魚は色々な努力に答えてくれるんですよね

ボウズがあっても良いんです。釣り堀じゃないし。水族館でもないし。ゲームでもないから。

どうしてボウズか考えて、次に生かす。
そして、海中をイメージすることによって、想像力を豊かに。
あーすれば、こーなるって、そういう簡単な事がわからない子供が増えていると思う昨今。みんな釣りすれば、バーチャルゲームとは違う勉強になるとおもうんですよね。

それには冷暖房の効いた部屋でひとりで居たんじゃ、わからない。

どんどん外に出て行かないと。

怒られたり、怒鳴られたり、褒められたり、がっかりしたり。
色々あるのが、自然界。沖でのこと。

 

可愛い子には旅させよって言うけど、

ワタシは可愛い子には釣りさせよ。

そして、アブナイ事も身を持って経験すれば、何かの役にたつでしょう。

 

だから、娘を釣りに連れて行くんです。
べつに女の子だからではなく、我が子だから。

その分、みなさんにはご迷惑をおかけしますが、謝って歩くのも親の務めとして慣れましたし

 

エッへっヘ、いやあ、今日はかっこよく決まりすぎてつまんないな。
（単なる親バカのような気もするなあ。）