ハルちゃん釣り名人計画!

大学は楽勝なのか???

萩釣行顛末記 その2

2007-05-08 08:46:53 | Weblog

さて、萩顛末記。第2日目

 

予定ではナギさえ良ければ、萩沖、見島のさらに30kmぐらい沖の八里が瀬って言うポイントに早朝2時に出て、朝マヅメから夕マヅメまで釣る予定が、風が収まらないのでゆっくり起きて様子を見ることに。。。

 

天気は良いものの、風は相変わらずジェット

 

浜に行くと漁師さんたちも集まって、あーでもない、こーでもないと朝から反省会

沿岸の漁の船は出てるけど、沖へ行く船はみんな停泊していて、釣り具の手入れやら船の手入れして、漁師さんたちものんびりぼやいてる

 

さーて、今日一日は吹きそうだから、沖へは出れないから、定期船で島に渡って、次の日の早朝から、船長の船が来るのを待つか?それとも、次の日の朝に漁船でいっしょに行くか?????

決断が付かないまま、浜で作戦会議は永遠と続く~~~

 

漁協のベンチに腰掛けて、海見てたり、船見て歩いたり、水中覗いていると、漁師さんたちが代わる代わる来て、港で一日中ウロウロしている親子連れを珍しそうに見てるの

 

でも、実は漁師さんたちは昨日の情報で、我々がどこのお客さんで何しに来たかみんなわかって居た模様。

漁師さんたち、最初だけシャイなんですね~

 

そのうち、一隻の網船で、漁師さんが集まっているのを発見

 

ちょこっと覗いて見ると、美味しそうなお弁当食べて、ビール飲んで大盛り上がり

その横を、ボケーッと歩いている、よそ者親子

ところが、田舎の人の良いところで「おねーちゃん、こっちこ~~~い」ってモノすごい大きい声で、山口弁+漁師言葉で誘ってくれる

もちろんお言葉に甘えさせてもらって、宴会参加

 

最初はモジモジしてるハルちゃんも、漁師言葉に負けず、宴会メンバーと遊び始めたら、もうエンジン全開

漁師さんたちは、今日は新しい定置網入れたんで、みんなでお祝いしていたそうで。

でも、メンバーは潜り漁とか一本釣りとか遊漁とか近海漁とかいろんな漁師さんがいる。

わざわざ、船の装備からエンジンまで見せてくれたり、地元名産の食べ物振舞ってくれたり、ハルちゃんなんかお小遣いまでもらって、すっかりうちとけてしまいました。

 

このオジサンたちが本当に親切。

外見は怖いし、話の口調も怒鳴り合いみたいなんだけど、本当に親切

あとあと、帰るまで漁師さんの親切さには頭が下がるし、感謝感激雨あられでした

この漁師さんたちと、いっしょになって話して、飲んで食べて、いろいろと教えてもらっただけで、今回の旅は大収穫。

そんな風に思えるぐらい、みんな個性は強いけど、とっても親切。
ぶっきらぼうだけど、親切だし、よそから来た、怪しい親子でも大歓迎してくれる。

 

そんなこんなで宴会に参加しながらも、港ウロウロしていると、フグの養殖やさんがフグの稚魚を積み込んでいるところに遭遇!

話を聞いたら、この4cmぐらいのトラフグを沖のイケスで養殖して出荷するんだって。

コレもまた貴重なシーンを見ることが出来ました。

 

そんなこんなで、漁師さんたちは、岸の近くなら出れるから、キス釣りとか小物釣りして来いとか、アオリ釣りも出来るから行って来いって言ってはくれるんだけど、今回のターゲットは沖のデカマダイ。

小物釣りして疲れたんでは困るから、本日は船に乗らないで浜で一日ブラブラと・・・・・・

 

夕方、近場の漁に出ていた、おじいさんが帰港。

このおじいさん80歳ながらも、なかなかのツワモノ

いまだ現役で、沖に出ないと体調が狂うらしい。そしていまだに港では一番の水揚げを誇るんだと。

そのおじいさんのイケス覗かせてもらったら、イナダのデカイのがわんさかと泳いでる。。。「おおおおお~~~!!!」って見てたら、イナダ一本もらっちゃった

そのおじいさん、イナダの頭をギャフでドカンって引っぱたいて気絶させて、首根っこへし折って、海水でバシャバシャって洗って〆てくれた。

実はスゴイ怪力

このイナダ釣りが、また超ビックリドッキリ。。。

サビキ仕掛けを2組、左右に連結してあるらしい。タナをあわせてたぐり糸つけたら、片一方のサビキは海中で、もう片一方のサビキに付いた魚を外す。

ヤジロベイみたいに、右左右左と入れ食いになるんだと。仕掛けを上げて居る時間がない工夫。常に左右どっちかの仕掛けが海中にある。だから、釣れだせばどんどん釣れちゃう仕組み・・・・・・

 

な~るほど。コレにはビックリしました。

この仕掛けで80のおじいちゃんがバンバン、イナダ釣ってくる。。。。。。

 

港でロープとるの手伝ったりしているうちに、ハルちゃんまたお小遣いゲットして、またニコニコ

 

あまりにも漁師さんたちの話が面白いので、晴れては居るけど結局釣りには行かないで、一日中浜をウロウロして、漁師さんつかまえては話聞いて、一日過ごして終わってしまったのでした

 

つづく~~~


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (仁兵衛丸)
2007-05-08 10:01:09
素性がわからなかったら
人さらいに見えたんじゃないのかなぁ~~~~~
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Unknown (ふくさん(会員番号3番))
2007-05-08 10:15:35
港で ちまたの有名人に なってたのですね♪~(笑)

でも 言葉が分からなくて苦労しませんでしたか??

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ジンベイさんへ (ハル父)
2007-05-08 10:16:42
いやいや、都会の洗練された親子にしか見えないと思います。

でも、クツは白長靴でしたけど・・・・・・
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ふくさんへ (ハル父)
2007-05-08 10:17:59
言葉は、関西生活が長かったのでどうにか。。。

でも、漁師言葉って独特ですよね。
奥様方の言葉のほうがよくわかります。
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ハルちゃんのような (noa)
2007-05-08 10:21:54
女の子の方が珍しかったのでは?
漁師の親父さん達にはきっと子供や孫のように思えたことでしょう。

こんなにお小遣いがもらえるなら、こっちの方がいいってハルちゃん言いませんでしたか?
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Unknown (ホンビノス貝)
2007-05-08 11:39:55
ハルちゃんにとって、いろいろな人と会える事がこれからの人生にすごくいい影響をもたらす事でしょうねぇ。
大きな人間になれる予感!

アタシは、巨大化計画ですが(笑)
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Unknown (ハル父)
2007-05-08 11:52:48
noaさんへ
そうそう、プレゼント沢山ゲットで、シロギス釣りじゃ物足りないので、出ませんでした。
事あるごとに、浜に行こうって。
トラック乗るのも楽しかったみたい。


ホンビノス貝さんへ
そうそう、人が人を育てるんですよね。
しかし、漁師さんが大好きな小学生ってのも珍しい。
ハリセンボンを港で見つけて遊んでました。
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Unknown ()
2007-05-08 11:57:20
良く釣りしないで我慢出来ましたね~!



やっぱり漁師の人達は怖いイメージがあります!話しすると違うのが分かるのですが、最初は近寄りがたいものがありますよね~!
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Unknown (ゆう)
2007-05-08 13:02:12
ぜんぜん知らない人でも親切にしてくれるなんて東京じゃなかなか考えられないですね。
しかも、おこずかいまで。
でもこちらはハルちゃんの人徳でしょうね。
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Unknown (釣りっ子)
2007-05-08 13:33:47
う~ん、ほんとうに貴重な経験ですねぇ~

漁師の人にとってはハルちゃんみたいなかわいい女の子が自分達の仕事に
興味を持ってくれるのがうれしいのだと思いますね~
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