害虫屋の雑記帳(ブログ人の保存版)

ブログ人のサービス停止に伴い、gooに過去記事を保管させてもらうことにした。

弱虫同士の遭遇

2007-09-26 13:07:22 | インポート

Vespa_tropica_pulchra01 朝、事務所に一番乗りすると、部屋の隅の床で大きな虫を踏みそうになった。ナニ?とか思いながらよく見るとスズメバチ!全身の血の気が引いた。

でも近寄ってみるとヒメズズメバチの雄だったので、怖くないことが判明。そういえば誰かが、前の日にどこかの現場から持ち帰った巣を、丸一日机の上に広げていたっけ。こっそりと机の上から離脱した個体が次の日も事務所内を歩き回っているというわけである。

今年はハチ退治の仕事が多い。少ないスタッフだというのに2人も、刺されてしまっているし。恐ろしいことである。私は、小学生5年生くらいの時、樹液の近くでオオスズメバチに刺されたことがある。背中に近い肩のあたりだったが、なにか重い棒のようなもので叩かれたようなショックは、忘れられない。十分な準備と攻撃されない距離を保てば、危険のない仕事なのだが、ハチ退治はいつも大ビビリでやっている。

さて、ヒメスズメバチの雄は指にとまらしたりしてしばらく遊んだが、事務の女性が来る前に毒ビンに入ってもらうことにした。かわいそうだが仕方がない。Vespa_tropica_pulchra02