ミッキーさんの質問にお答えします。
ズミはバラ科リンゴ属の樹、樹皮から黄色の染料がとれるので、「染み」から「ずみ」の名がついたといい、実に酸味があるので「酸実」から「ずみ」の名がついたともいう。
ズミにはリンゴを小型にしたような実がなるので「コリンゴ」の別名もある。
エゾノコリンゴはコリンゴ(ズミ)に似て、北海道に生育するというのでその名がついたという。
ということで、エゾノコリンゴとズミとは大変よく似ている。
ズミとエゾノコリンゴとで、はっきりした違いは次の2点。
①葉
ズミには葉の中に3~5裂するものが混じる。エゾノコリンゴにはそういう3~5裂の葉はつかない。
1枚でも3~5裂の葉が見つかればズミとしてもいいが、見つからない場合、探し方が悪いのかも知れないの
で、エゾノコリンゴと断定していいかどうか、迷う。(1枚でも裂葉があればズミ)

ズミの3~5裂する葉。

エゾノコリンゴの裂けない葉。
②展開時の若葉
ズミの若葉は、二つ折りの状態ででてくる。
エゾノコリンゴの若葉は両端から中央に巻きこむ形ででてくる。
展開時の若葉うぃ観察できれば判別できるが、それが出来るのは1年にうちのほんの一時である。

ズミの若葉

エゾノコリンゴのの若葉
<果実について>エゾノコリンゴの方がズミより果柄が長いといいますが、見分けるポイントにはならないようです。
ということで、両者を見分けるには、3~5裂する葉を良く探すこと。それ以外に確実な方法はなさそうです。
ズミはバラ科リンゴ属の樹、樹皮から黄色の染料がとれるので、「染み」から「ずみ」の名がついたといい、実に酸味があるので「酸実」から「ずみ」の名がついたともいう。
ズミにはリンゴを小型にしたような実がなるので「コリンゴ」の別名もある。
エゾノコリンゴはコリンゴ(ズミ)に似て、北海道に生育するというのでその名がついたという。
ということで、エゾノコリンゴとズミとは大変よく似ている。
ズミとエゾノコリンゴとで、はっきりした違いは次の2点。
①葉
ズミには葉の中に3~5裂するものが混じる。エゾノコリンゴにはそういう3~5裂の葉はつかない。
1枚でも3~5裂の葉が見つかればズミとしてもいいが、見つからない場合、探し方が悪いのかも知れないの
で、エゾノコリンゴと断定していいかどうか、迷う。(1枚でも裂葉があればズミ)

ズミの3~5裂する葉。

エゾノコリンゴの裂けない葉。
②展開時の若葉
ズミの若葉は、二つ折りの状態ででてくる。
エゾノコリンゴの若葉は両端から中央に巻きこむ形ででてくる。
展開時の若葉うぃ観察できれば判別できるが、それが出来るのは1年にうちのほんの一時である。

ズミの若葉

エゾノコリンゴのの若葉
<果実について>エゾノコリンゴの方がズミより果柄が長いといいますが、見分けるポイントにはならないようです。
ということで、両者を見分けるには、3~5裂する葉を良く探すこと。それ以外に確実な方法はなさそうです。
仰る通りエゾノコリンゴは裂葉が無いのに実は
ズミと同じなんですね。
でも実の大きめな(ヒメリンゴより小さい)物を
見受けます。
花の違いや葉の違いについて書かれた物は多いが
実の違いについて書かれたものが少なく
ネット上での画像情報も実の比較された物も
ズミとエゾノコリンゴは見分け出来ないほど
酷似してます。
明らかに実の形状が違う物は別品種なのでしょうか?
そもそもエゾノコリンゴとズミは専門家でも
判定に苦慮するのに分類上分けるのが不思議に
感じますね。
色々と有難うございました。
また疑問の問い合わせ、お願いしたく
宜しくお願い申し上げます。