樹木の枝は本来上向きに伸びる。真上でなくても、とにかく上を志向するものだが、多くの枝を下垂させる樹木がある。「枝垂れ(しだれ)○○」と呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b6/d609b4e06df53b355107623417c6cb7c.jpg)
シダレヤナギです。ヤナギ科ヤナギ属。
古くから街路樹・庭園樹として使われ、「ヤナギ」といえば「シダレヤナギ」をさすと言われるぐらいである。
枝垂れるのは「風への抵抗性」というか、強風の被害を避ける意味あいがあるという。「柳に風」というアレである。
シダレヤナギの葉は、葉柄が捩じれてすべての葉の表面が外側にむく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c6/dad1f4d4fcdef617ede59e8c494daa2a.jpg)
シダレザクラです。バラ科サクラ属。
シダレヤナギは独立した種であるが、シダレザクラはエドヒガンの1品種であるという。1品種ではあるが、園芸的には更に細かく品種が作られている。品種改良に際、「枝垂れ」の性質は「劣性遺伝」であるため、「枝垂れ」種の誕生は少ない。
通常の樹木は、枝を機械的に支持する組織を持つものだが、そういう組織の発達が弱いものが枝垂れになるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e2/777fe304a1183b067bb94a72b0efb617.jpg)
シダレカツラです。カツラ科カツラ属。
枝垂れ種のトップはシダレヤナギで、2番手がシダレザクラ。他に枝垂れる樹木として、「北海道・樹木図鑑」にはカツラ、カンバ、カラマツなどが挙げられている。
「枝垂れ」を愛でる傾向もあって、シダレカツラやシダレカンバなどが公園などに植えられる。
シダレカツラで有名なのは、岩手県・竜源寺のもので、観光資源にもなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b6/d609b4e06df53b355107623417c6cb7c.jpg)
シダレヤナギです。ヤナギ科ヤナギ属。
古くから街路樹・庭園樹として使われ、「ヤナギ」といえば「シダレヤナギ」をさすと言われるぐらいである。
枝垂れるのは「風への抵抗性」というか、強風の被害を避ける意味あいがあるという。「柳に風」というアレである。
シダレヤナギの葉は、葉柄が捩じれてすべての葉の表面が外側にむく。
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シダレザクラです。バラ科サクラ属。
シダレヤナギは独立した種であるが、シダレザクラはエドヒガンの1品種であるという。1品種ではあるが、園芸的には更に細かく品種が作られている。品種改良に際、「枝垂れ」の性質は「劣性遺伝」であるため、「枝垂れ」種の誕生は少ない。
通常の樹木は、枝を機械的に支持する組織を持つものだが、そういう組織の発達が弱いものが枝垂れになるという。
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シダレカツラです。カツラ科カツラ属。
枝垂れ種のトップはシダレヤナギで、2番手がシダレザクラ。他に枝垂れる樹木として、「北海道・樹木図鑑」にはカツラ、カンバ、カラマツなどが挙げられている。
「枝垂れ」を愛でる傾向もあって、シダレカツラやシダレカンバなどが公園などに植えられる。
シダレカツラで有名なのは、岩手県・竜源寺のもので、観光資源にもなっている。