
ダケカンバの樹皮。
図鑑では「赤褐色~灰白褐色、」と紹介されるが「オレンジがかっている」という言い方もできる。カバノキ科の樹皮は薄い紙状に剥がれ、横長の皮目が筋状に見え樹皮では「横筋系」と言われる。
樹皮はカバノキ科の樹種を見分ける良いポイントとなるが、個体差もあって紛らわしい個体もある。

色は、シラカンバ:白、ウダイカンバ:灰色、ダケカンバ:オレンジで、横筋が目立つ。
老木になると縦に裂ける。
柳田国男に「樺皮の由来」という一文があって、陸中の旧名家ではカバの樹皮に重要な事柄を書き残したと言い、ダケカンバを「ソウシカンバ(草紙樺)」と呼んで内皮を紙の代用にしたという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます