ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『おもかげ』

2018-05-19 21:14:26 | 
 「モンテクリスト伯」細かい伏線や意味のわかりにくいところがあるので、子どもと二人で話しながら見ている。録画したものを巻き戻したり、一時停止したり。筋が複雑なのが視聴率が低迷している理由なのかな。
 今回では、南条すみれがモンテクリスト伯を元婚約者の柴門暖ではないかと疑っている場面。熱々の小籠包を食べるのだが、子どもによると暖は猫舌だったので、熱々の小籠包は食べられないはずだという。モンテクリスト伯は、一気に食べ、酔ったからと席をはずして、口に氷を放り込む。何をしているのかと思っていたら、無理して食べて氷で口の中を冷やしていたのね。
 また、入間えりなが、モンテクリスト伯が出口を装ってえりなに送った手紙「前妻を毒殺したように入間貞吉を殺してください」を見て出口を毒殺した理由がわからないと子どもが言うので、今度は母が読み解いてあげる。入間えりなは、自分が入間の前妻を毒殺したことを出口が知っていると思い、口封じのため殺したのだ。
 ますますわからない展開。結構はまる。

『おもかげ』 浅田次郎 毎日新聞出版
 商社マンとして定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、集中治療室に運びこまれた。今や社長となった同期の嘆き、妻や娘婿の心配、幼なじみらの思いをよそに、竹脇の意識は戻らない。一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、謎めいた女性たちと奇妙な体験を重ね、過去をさまよっていた。
 う~ん。私は、浅田次郎の作品としては、ぼんやりとした印象をもった。そこまで、いいとは思わなかったかな。
コメント
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