ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

目のかぶれ

2021-01-30 23:13:17 | 日記
 去年の秋頃からまぶたがかゆい。赤くなり、はれぼったくなることもある。眼医者に行くと、ステロイドを処方された。しかし、塗っても治りが悪い。まぶたがカサカサになって、でこぼこしてきた。同僚にも「目、どうしたん?」と聞かれるぐらい。「いよいよあかん」と皮膚科に行く。
 すると、診断結果は、な・な・なんと!イボだった。早速、液体窒素でイボが焼かれる。チリチリ痛いが、我慢できる痛さ。
 そして、かゆみを抑える内服薬とヨクイニン錠を処方される。ヨクイニンは、毎食前に6錠飲まないといけない。6錠って、結構大変。2錠いっぺんに飲もうとしたら、引っかかったので、1錠ずつ飲む。
 2週間後にまた液体窒素で取り切れていない分を焼きに行く予定。
 もっと早く皮膚科に行けばよかった。

 関ジャニ∞が来週のMステで「ブリュレ」をするって。驚いた。40近くのおっちゃんたちが踊るんだよ、結構激しく。でも、「ブリュレ」のダンスは好きなので、うれしい。華麗にダンスをして、関ジャニ∞もダンスができるんだと世間に知らしめてください!
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『52ヘルツのクジラたち』『とわの庭』

2021-01-27 23:26:32 | 
『52ヘルツのクジラたち』 町田そのこ 中央公論新社
 52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
 湾のクジラや52のお母さんなどちょっと簡単に済ませたなとかご都合主義かなと思う部分はあるが、52ヘルツのクジラというキーワードが上手い。「風俗やってんの?」からの始まりのつかみも上手いなあと思う。つらい話が続くが、ヤングケアラーのキナコも52も助けてもらえてよかった。いろんな要素が詰め込まれすぎて、いっぱいいっぱいになるが、悪い人ばかりでなくてよかった。

『とわの庭』 小川糸 新潮社
 帰って来ない母を“とわ”は一人で待ち続ける。何があっても、前を向いて生きる―。草木や花々、鳥の声。生命の力に支えられ、光に守られて生き抜く“とわ”の物語。
 目が見えなくても、とわの世界はお母さんがいる限り豊かだ。しかし、お母さんが仕事に出るところから微妙に違和感が。そして、苦しいとわの生活が始まる。52ヘルツのクジラではないが、助けての声よ届けと祈ってしまった。 しかし、助け出されたあとのとわの世界は再び豊かに彩られる。何があっても生き延びようと希望が湧く話。とわが愛しい。
「この世界には、まだまだ美しいものがたくさん息を潜めている。だから、わたしは、そのひとつひとつをこの小さな手のひらにとって、慈しみたいのだ。そのために生まれてきたのだから」この最後の部分は、いいなあ。
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村上くん、お誕生日おめでとう

2021-01-26 22:45:10 | 関ジャニ∞
 村上くん、お誕生日おめでとうございます。
 「関ジャニ∞クロニクルF」のLove Me Doさんの星座占いで村上くんの水瓶座は、2021年やる事なす事すべて上手くいく人で1位、2021年懐にお金が入ってくる人で2位。
 村上くんは言いました。「結果を出してくださいよという(Love Me Doさんからの)お達し」「これを聞いて安心して胡坐かいてはいけない」かっこいい!
 村上くんと同じ水瓶座の私もいい年にするように頑張ろう。

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『聖なるズー』

2021-01-24 11:40:32 | 
『聖なるズー』 濱野ちひろ 集英社
 犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。性暴力に苦しんだ経験を持つ著者は、彼らと寝食をともにしながら、
人間にとって愛とは何か、暴力とは何か、考察を重ねる。開高健ノンフィクション賞受賞作。
 だいぶん前に予約して、やっと順番が回ってきた本。だから、書評を読んでどんな内容にひかれて本を予約したかは忘れている。表紙は、黒いワンピース。どんな本かなと思って読み始めてビックリ。表紙もよくよく見ると黒い犬だった。垂れた耳がパフスリーブに見えていたのだ。
 私は、嫌がる動物を無理やりとか、女性に動物を使ってとか、動物との性行為は動物や女性を貶める感じがしていた。が、ズーは、動物と対等な立場。嫌がることはしないし、誘うから行うという。動物はしゃべられないから本当はわからない。(人もしゃべることができない状況で意思を表すことができない場合があるが)でも、ペットとして愛玩するのではなく、あくまでパートナーとして尊重している。自分の欲望のために動物を利用する人と、パートナーとして尊重するズーは、全然違うと思う。ズーは、快感よりも関係性や一緒にいる充足感を大切に思っている。作者の前夫がパートナーの意思を無視して、支配するために性行為をしていたのとは全く違う。人間も動物も相手の意思や尊厳を尊重する性行為が大事なのだ。
 ただ、動物性愛は、現在、精神疾患の一つとして考えられているようだ。動物が相手なので、何をもって意思を確認するのが難しい。また、虐待する人とズーが同じように考えられているのが問題を深くしている。
 愛の形について、考えさせられる。
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「今こそGUTAI」

2021-01-22 14:19:50 | 美術鑑賞
「今こそGUTAI 県美の具体コレクション」 2020年12月5日-2021年2月7日 兵庫県立美術館
休館日:月曜日 開館時間:午前10時~午後6時 予約優先制

 ここもガラガラ。現代美術が好きな私にとってパラダイス。


田中敦子<無題> 電気服の電球と電線の回路みたい。田中敦子の作品のコーナーは電球と電線に囲まれている。
 
 具体とは「具体美術協会」 1954年、兵庫県芦屋市で発足した前衛美術グループ。吉原治良と阪神間の若い作家たちで結成され、吉原が1972年に亡くなるまで「人の真似をするな」を合言葉に制作した。


吉原治良<黒地に赤い円> 力強い丸!


元永定正<作品 N.Y.No.1> ピーマンに見えてしようがない


嶋本昭三<作品> 

 2019年に見た「山村コレクション」の作品もたくさん。以下の写真は、県立美術館で開催された2019年「山村コレクション」2018年「10年ひとむかしと人は言う」で撮ったものから。


田中敦子≪作品<ベル>≫ 押すとけたたましいベルの音。我慢して長く押し続けるとあらら不思議。部屋の向こうのベルまで行ったら、また手前のベルと音が戻ってくる。「山村コレクション」の時より、ベルがたくさん。


白髪富士子<白い板> やっぱり好き。この板の割れ目が川のように感じる。下に映る影もいい。


白髪一雄<黄帝> 迫力


鷲見康夫<作品H> 算盤で描いているらしい。


小野田實<WORK 68-Wa・b> なんか好きな作品。

●山崎つる子<赤> 赤いビニールの幕。「山村コレクション」の時は、中に入ることができたが、今回はなし。中に入れないように低めに吊っている。赤の下から鑑賞者の足が見えるのもおもしろい。
●白髪富士子<無題> 黒っぽい紺地に銀色の線が縦に走る。雨だれ?稲妻?私は竹に見える。
●森内敬子<作品> 小さめの白い座布団?がズラリと列をなしている。一つだけだと普通の座布団がこれだけ並んでいると不思議な風景になる。
●菅野聖子<アルファからオメガまでⅢ> チェックかと思いきや、よく見ると細かい線の集合体。
●堀尾昭子<作品> 好きな作品。皮を曲げたものを並べているが、リズムを感じる。さざ波みたい。
●白髪一雄<赤い丸太> 丸太越しに見る白髪一雄の絵がいい。
●高﨑元尚<装置> 私が一番好きな作品。正方形をカーブさせたものがビッシリと並んでいる。見る方向によって感じが違う。富士山?千鳥?波?ギザギザ?ずっと見ていることができる。

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