ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

2020年の振り返り

2020-12-31 21:55:23 | 日記
 今年はコロナで大変だった。絵本『大森林の少年』は、約100年前、スペイン風邪を避けるために大森林の中にある伐採地に行く少年の話。そんなことがあったんだと思っていたら、まさか自分たちも同じような立場になるとは。
 3月に行われる予定の子どもの結婚式も延期。しかし、11月になんとか結婚式が行われ、ホッとした。そう、2020年の第一位の出来事は、子どもの結婚式。

 あとは、なんだろうな。歯の被せが3か所も外れた。11月の半ばにギックリ腰。
 12月の始めには、仕事とボランティアで大チョンボ。(仕事は同僚が大事になる前にミスを見つけてくれた)忘れっぽさに愕然とした。病的だと思った。コロナが終息したら物忘れ外来に行くつもり。
 お風呂の大掃除していて滑り、足を強打。脛の部分が内出血で二倍ほどに腫れた。今は、巨大な瘤になっている。と体の老化に悩まされた。

 10月の半ばに義母が腰椎圧迫骨折、12月の半ばに実母が足の付け根を骨折。義母は義妹の家族が、実母は近くに住む親戚がいろいろと面倒をみてくれ感謝しかない。特にコロナで大分に行くこともできないだけに、親戚が「お互い様」「当たり前のこと」と言って母を見てくれるのが本当にありがたい。人の心の温かさが身に沁みる。

 お茶のお稽古が再開したときは、涙が出るほど嬉しかった。趣味と言う、飯の種にもならないものが生活に喜びをもたらせてくれていたということを知った。
 年末には六瓢棗と言って六つの瓢箪が描かれている棗を使うことが多い。無病息災を六瓢(むひょう)にかけ、今年も無事に一年を過ごせたことを感謝しつつというものなのだが。今年は、当たり前と言うことがどんなに大切なことかと思いながら、六瓢棗を使わせていただいた。

 早くコロナが終息しますように。来年は喜びの多い年でありますように。

 
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俳句生活~よ句もわる句も~兼題「ポインセチア」で人

2020-12-25 15:55:37 | 俳句
 組長から素敵なクリスマスプレゼントをいただきました。

ポインセチア新婦の母は泣きません 丸山隆子

 実体験です。私は、卒業式などの泣かせようとする演出が苦手です。「目出度い門出に なんで泣く?」と思ってしまいます。周りからは冷たい人間だと思われているようです。共感性が低いのかな?まあ、一人くらいこんな人間がいてもいいじゃないか。
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今年のクリスマス

2020-12-24 23:48:08 | 日記

鶏肉が苦手なのでビーフシチュー(玉ねぎ、人参、ブロッコリー、じゃがいも、マッシュルーム)、大根サラダ(貝柱、貝割菜)、スモークサーモンのサラダ(レタス、玉ねぎ、レモン)、フランスパン


パレットローヴさんのケーキ
めったに食事の感想を言わない夫が「このケーキ、美味しい」と言った。

子どものいない夫婦二人だけのクリスマスなのでケーキが小さい。
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枇杷の花

2020-12-21 21:52:42 | 俳句
 2018年11月の俳句ポスト365の兼題「枇杷の花」に出合ってから、見よう見ようと思って見るのを忘れている枇杷の花。「枇杷の花」が冬の季語とも知らず、枇杷の花が冬に咲くことも知らなかった。俳句と出合って、いろいろと知らないことを学び、四季の美しさに触れることができるので、私はうれしい。
 今年は忘れずに見ることができた。


 入選を目標とせず、自分らしさを忘れずに、俳句を作ろう。
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『新版 20週俳句入門』『坊城俊樹の空飛ぶ俳句』『短歌をつくろう』『知識ゼロからの短歌入門』

2020-12-20 12:04:34 | 
『新版 20週俳句入門』 藤田湘子 角川書店
 俳句界の重鎮 藤田湘子が、長年の俳句指導から得た4つの基本形式を活用した早期上達法をあなたに伝授。俳句のイロハである「切字」「取り合わせ」等を“分かりやすく”説明し、“狙いはかなり高度”なところを目指し、初心者でもこれを“しっかり読み”“忠実に実践”すれば、20週でひとかどの俳句が作れる実践書。
 夏井いつき先生がYouTubeでおススメしていた本。これは、初心者にとって神のような本。夏井先生が初心者向けに書かれた本を読んで基本的なイロハがわかった次に読むべき本。基本の4つの型を伝授してくれ、さらに名句を掲載と美味しい本である。本当は名句を暗唱してから次へ続けないといけないのだが、私はズルして先へ進んだ。(しかし、名句は句帳に記して、通勤時に目を通している)
 第一週に「自分のために自分の俳句を作る」という言葉がある。入選したいがために、選者の好むような素材や表現をしようとする邪念がはたらき、自分の俳句が作れなくなるというのだ。この言葉が耳に痛かった。私自身「人」に選ばれたいという気持ちで自分を見失っていた気がするのだ。夏井組長も選ばれるのは、「グリコのおまけ」とYouTubeで言っていたではないか。「自分のために」を忘れずに これからも句作を続けたい。

『坊城俊樹の空飛ぶ俳句』 坊城俊樹 飯塚書店
 近代俳句の巨星、高濱虚子の曾孫であり日本伝統俳句協会理事の気鋭が、その立場、血統を超え俳句の本質を過激に熱く語る。
 坊城?歌会始で歌を披露しているしている方が俳句も作っている?昔、清子さまの花婿候補だった方?と思ったら、坊城俊樹さんとは、別人だった。
 内容は、私の頭では理解しにくかった。

『短歌をつくろう』 栗木京子 岩波ジュニア新書 
 短歌は古くさい? 難しそう? この本では、そんな先入観を捨て、五七五七七のリズムにのって、楽しく短歌を作るテクニックをたくさん紹介。標語やことわざを利用したり、昔話やレシピを短歌に翻訳したりすることで、短歌の世界が新鮮にどんどん広がります。短歌の魅力を知り、自然に自分で作れるようになる短歌入門。
 入門書としては、ジュニア新書なのでわかりやすく、いい。交通標語に上句下句を付け足したり、昔話を短歌の調べにのせるなどの練習方法がおもしろかった。母音子音の持つ性格など参考になった。

『知識ゼロからの短歌入門』 「心の花」編集部編集 佐々木幸綱監修 幻冬舎
 初心者はもちろん経験者も知りたい、短歌作りの基本から実践、短歌の世界をもっと広げるための応用まで紹介!
 名句もたくさん載っている入門書。総覧的で抜けがない感じ。短歌独特の言葉遣いや短歌の技法、文法など参考になった。
 
 
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