ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

俳句生活 兼題「蟷螂」で人

2021-10-31 23:40:41 | 俳句
 俳句生活~よ句もわる句も~兼題「蟷螂」で人をいただきました。組長、ありがとうございました。

脱輪の錆びたミニカーいぼむしり    丸山隆子

 以前、六甲ミーツアートでミニカーが道の端に転がっている作品がありました。実は、そのミニカーをカマキリが倒して転がしたのではと想像して作りました。
 でも、蟷螂は、難しかったぁ。何も思いつかずに、焦りました。
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俳句ポスト兼題「花野」で並

2021-10-26 20:44:32 | 俳句
 俳句ポスト 兼題「花野」で並を頂きました。組長、ありがとうございます。

空っぽになるまで歩く花野かな    丸山隆子

 自分が気に入っている句がとられたら、うれしいですね。しかし、なかなか人へとなりませんなあ。

 昔から、辛いこと悲しいことがあった時、頭をすごく酷使した時、歩く癖があるようです。頭や心が疲れた分のバランスを取るように体を疲れさせるのかもしれません。歩くのに集中して、頭が空っぽになるのがいいのかもしれません。
 今月は、仕事が忙しく大変でした。残業するのが嫌なので、フルスロットルで仕事をしました。家に帰ると、ぼーっとして何もできず、最低限の家事しかできません。早く帰った方がいいのですが、時間がかかっても歩いて帰ったりしていました。花野をさまよい歩いたら、気持ちもずいぶんと軽くなっただろうな。
 土曜日は、私一人しかいないので、毎回2時間半の残業。このままだと心が壊れてしまうと思っていたら、仕事の波がおさまりました。よかった~。目途が立つと元気が出てきます。俳句も並でもとってもらえたら、元気になりました。
 
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『岩波少年文庫のあゆみ』『神よ憐れみたまえ』

2021-10-24 23:39:50 | 
『岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020』 若菜晃子編著 岩波少年文庫
 岩波少年文庫は1950年のクリスマスの創刊以来、途切れることなく刊行され続けてきた。過去の資料を駆使し、各時代に書かれた著名人のエッセイも織り交ぜながら、70年のあゆみを振り返る。代表作と作家の解説、挿絵画家の逸話、翻訳者の仕事にも光をあて、少年文庫の全容を紹介する初の保存版。総目録付き。
 「岩波少年文庫が家の書棚にいっぱいあったら、いいな」と思っていた。ある篤志家が学校図書館に岩波少年文庫を寄贈したと聞いた時「いいなあ、羨ましい」と思った。その岩波少年文庫を網羅した一冊。読めば、また読み返したくなる。子どもたちに最高のものを手渡そうとする編集者たちの熱い想いに読んでいる私の心も激アツになる。
 宮崎駿の「子どもたちにむかって絶望を説くな」「この子たちが生まれてきたのを無駄と言いたくない」の言葉がいい。決して幸せとはいえない子供時代を過ごした猪熊葉子さんの「本の世界で出会う子どもたちや彼らの経験する出来事は私に肯定的な人生の可能性をおしえてくれた」という言葉も。
 「おわりに」に若菜晃子が述べる言葉も心に残る。「かつてあったいいことは、どこかで生き続ける。人間はかつてあったいいことを支えに少しでもいい未来を信じていきているのではないだろうか」「今まさに子ども時代を送っている人たちがいたら、自分の好きなこと大事なものを手放すにいることが自分を生かすことになると伝えたい」

『神よ憐れみたまえ』 小池真理子 新潮社
 昭和38年11月、三井三池炭鉱の爆発と国鉄の事故が同じ日に発生し、「魔の土曜日」と言われた夜、12歳の黒沢百々子は何者かに両親を惨殺された。母ゆずりの美貌で、音楽家をめざしていたが、事件が行く手に重く立ちはだかる。
 百々子の12歳から62歳までの激動の人生を描く。570ページと言う分量にたじろぐが、心配は無用。グイグイと読ませる。
 ただ、左千夫が生理的に受け付けない・・・。が、後半の函館への墓参りには、強風や寒さと共に左千夫の孤独を妖しくも感じた。
 救いは、家政婦たづとその家族。百々子を愛で包む素朴なあたたかさがいい。百々子の両親から無条件に愛された思い出。「岩波少年文庫のあゆみ」にあったように、かつてあったいいことがあったからこそ、百々子は生き続けることができたのかもしれない。
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はまっているドラマ「消えた初恋」と「恋です!」

2021-10-22 22:18:40 | 日記
 高身長できれいなお顔の俳優さんが出るドラマにはまっている。

 めーめとみっちーが主演している「消えた初恋」 主演の二人見たさに見だしたが、キュンキュンしてしまっている。
 みっちー演じる青木くんが、密かに恋している橋下さんから消しゴムを借りる。すると消しゴムには、恋のおまじないか「イダくん」の文字が。その消しゴムを落としてしまい、前の席の井田くん(めーめ)が拾ってくれたが、消しゴムに書かれた名前を見られてしまう。橋下さんの思いをかばうために、とっさに「オレの」と言ってしまう青木くん。青木くんが自分を好きだと勘違いした井田くんは、偏見にとらわれず、青木くんに向き合おうとする。そして、青木くんは、井田くんのことが気になり始めて・・・。
 青木くんと井田くんの壁ドン、床ドン。いろいろあるが、私がキュンときたのは、井田ポン。落ち込む青木くんを励ますように、青木くんの後ろ頭を井田くんがポンとする。いやあ、さりげなくていい。こんな技があったとは!
 みっちーが、表情が豊かでいい。橋下さんが、かわいい。めーめは、硬派で男らしい。みっちーとめーめは、高身長で顔がいい!目の正月である。眼福である。
 続きが楽しみである。

 もう一つの楽しみが「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」弱視で盲学校に通うユキコとヤンキーだけど純粋な森生のラブストーリー。これもキュンキュンきます。ユキコ役の杉咲花ちゃんがかわいい。森生役の杉野遥亮くんが、かっこいい。高身長できれいなお顔。森生が、アホだけど一生懸命でキュンキュンする。

 仕事が忙しくて、家に帰るとぐったりしている。でも、このドラマ「消えた初恋」「恋です!」とSnow Manの「シブヤノオト」を見ることを楽しみに頑張っている。
 
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「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」

2021-10-21 23:17:29 | 美術鑑賞
「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅-外から見る/外へ見せるー」 2021年9月7日ー10月31日 京都国立近代美術館
休館日:月曜日  開館時間:午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)


 明治という時代を当時の油彩画・水彩画を通して、そこに描かれた風景や風俗を旅してみようという展覧会。初公開の作品がほとんどらしい。郷愁に満ちた絵画たち。絵は、上手い。渡辺京二の『逝きし世の面影』を思い出した。


笠木次郎吉 牡蠣を採る少女


笠木次郎吉 提灯屋の店先 次郎吉の描く人の表情は生き生きとしてリアル


右 笠木次郎吉 提灯屋の店先
左 満谷国四郎 傘をさす子守の少女


阿久保正名 田植え


チャールズ・ワーグマン 見学する人々

●田村宗立 蒙古襲来図 額は龍が一杯。暴風の感じが出ている。表情がユーモラス
●五百城文哉 日光東照宮陽明門 写真のように細かい。立体的に見える。
●五百城文哉 富士山 美しい!
●加藤英華 湖畔の茶屋 桜が美しい。





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