『流』 東山彰良 講談社
第153回直木賞受賞作
1975年、台湾に住む17歳の私は、祖父が殺されているのを発見する。誰が祖父を殺したのか?一家の歴史と私の成長を祖父の死の謎解きとともに描く。
失礼ながら、作者の名前を知らなかった。読んで、うまいと思った。さすが、直木賞。内容は結構ハードボイルド。「魚が言いました・・わたしは水のなかで暮らしているのだから あなたにはわたしの涙がみえません 王璇『魚問』より」の扉の一文が読んでいるうちに じわじわと効いてくる。
第153回直木賞受賞作
1975年、台湾に住む17歳の私は、祖父が殺されているのを発見する。誰が祖父を殺したのか?一家の歴史と私の成長を祖父の死の謎解きとともに描く。
失礼ながら、作者の名前を知らなかった。読んで、うまいと思った。さすが、直木賞。内容は結構ハードボイルド。「魚が言いました・・わたしは水のなかで暮らしているのだから あなたにはわたしの涙がみえません 王璇『魚問』より」の扉の一文が読んでいるうちに じわじわと効いてくる。