生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村 2015/7/4~8/30 MIHO MUSEUM
よかったけれども、遠い!!
今日もうっかりを連発。乗換えを間違え、石山駅からMIHO MUSEUMへのバスに間に合わず乗りそこなう。バスは一時間に一本なのでタクシーも考えるが、料金が8000円近くかかると言われ、820円の路線バスを選択。早めのお昼を食べて時間をつぶす。10分前にバス乗り場へ行くと、なんと長蛇の列。とても、一台のバスに乗れそうにない。山道を50分もバスに乗るのに、立って乗るのはつらい。バスの運転手が、臨時バスを20分後に出すので待ってくれと言う。15分位立ってよければ、このバスに乗り、バスの車庫みたいなところで臨時バスに乗り換えることができると言う。バスを1本逃したこともあり、立ち乗りを選択。しかし、このバスがすごく揺れる。15分後、車庫みたいな場所に着き、臨時バスに乗り換えて座ったときは、ホッとする。酔い止めを飲んできてよかった。
着いて、チケットを購入し、さらに5,6分歩いてMUSEUMへ。無料の電気自動車もあるが、歩いていく。トンネルを抜けるとやっとMUSEUM!
蕪村は、俳人で有名だが、絵も上手いとは知らなかった。せいぜい俳画のイメージだったが、中国故事をテーマにした絵画や人物画もとても上手いので驚いた。
●蟹蛙図 円山応挙と与謝蕪村のコラボ作品!目の悪い私は、始め 蕪村の蛙が帆掛け舟に見えた。よく見るとかわいらしい蛙だった。
●松尾芭蕉図 蕪村のものと若冲のものが並んでいる。蕪村のものは、芭蕉を端正に描き、芭蕉への尊敬を感じる。若冲のものは、早描きのよう。
●鸚鵡図 若冲筆。白い羽毛の描き方が見事。私は好きな作品。
●鳥禽図 若冲筆。鮮やか。
●粟に雄鶏図 若冲筆。墨一色で描いている。私の好きな作品。
●藤娘図 若冲筆。墨の濃淡で描く。線でなく面で表しているのがすごい。
●河豚図 若冲筆。鯉を描こうとして、うまくいかず河豚にしたように見えると解説にある。ユーモラス。
●「乗興舟」・「乗興舟」版木 版木は濡れ縁として使われていたらしい。なんと洒落た版木!反転せずに下絵そのままに彫ってあるので、どうやって刷ったのか???←拓本と同じやり方で刷ったようです。「彫刻した板に濡らした紙を置き、凹面にその紙をへこませた上で、表の方から墨を塗ってゆくと、凹部が白くのこった画面ができる」(お友達に借りた2000年に京都国立博物館であった『特別展覧会 没後200年 若冲』の図録より)
●「火桶炭団を」自画賛 蕪村筆 火桶炭団のお化けがユーモラス
●白鶴図 若冲筆。隣にある文正筆の鳴鶴図を参考に描く。鶴はほぼ同じようだが、背景が違う。波頭の意匠が好み。
●旭日松鶴図 若冲筆。隣にある陳伯冲筆の松上双鶴図を参考に描く。太陽がきれいな円。鶴がからまりあっているのが印象的。
●蒲庵浄英像 若冲筆。顔は丁寧に描き、手と服は早描きのようにサラッと描いている。
●太祇馬提灯図 蕪村筆。俳画っぽく、ユーモラス。私の好きな作品。
●雲中百寿図 蕪村筆。雲の中にいろんな字体の寿の字が描かれている。そこに仰ぎ見る寿老人。鮮やかな服の青が目にやきつく。
●山水図屏風 蕪村図。銀箔に墨の絵があう。木の葉の描写が細かい。
●夜色楼台図 蕪村筆。蕪村三横物の傑作の一つ。雪の積もった夜の町の静けさを感じる。私の好きな作品。いいと思ったら国宝だった。
●富嶽列松図 蕪村筆。蕪村三横物の傑作の一つ。ギザギザ松と白富士が印象に残る。重要文化財。
●象と鯨図屏風 若冲筆。大きく大胆に描いていて、目立つ。鯨に背びれがあると聞いて家に帰ってパンフレットの写真を見ると、確かにあった。波だと思って気がつかなかった・・・。
中期に展示していた若冲の升目描きの白象群獣図を見てみたかった。
京都・相国寺でやっている「伊藤若冲と琳派の世界」も見に行きたくなった。
よかったけれども、遠い!!
今日もうっかりを連発。乗換えを間違え、石山駅からMIHO MUSEUMへのバスに間に合わず乗りそこなう。バスは一時間に一本なのでタクシーも考えるが、料金が8000円近くかかると言われ、820円の路線バスを選択。早めのお昼を食べて時間をつぶす。10分前にバス乗り場へ行くと、なんと長蛇の列。とても、一台のバスに乗れそうにない。山道を50分もバスに乗るのに、立って乗るのはつらい。バスの運転手が、臨時バスを20分後に出すので待ってくれと言う。15分位立ってよければ、このバスに乗り、バスの車庫みたいなところで臨時バスに乗り換えることができると言う。バスを1本逃したこともあり、立ち乗りを選択。しかし、このバスがすごく揺れる。15分後、車庫みたいな場所に着き、臨時バスに乗り換えて座ったときは、ホッとする。酔い止めを飲んできてよかった。
着いて、チケットを購入し、さらに5,6分歩いてMUSEUMへ。無料の電気自動車もあるが、歩いていく。トンネルを抜けるとやっとMUSEUM!
蕪村は、俳人で有名だが、絵も上手いとは知らなかった。せいぜい俳画のイメージだったが、中国故事をテーマにした絵画や人物画もとても上手いので驚いた。
●蟹蛙図 円山応挙と与謝蕪村のコラボ作品!目の悪い私は、始め 蕪村の蛙が帆掛け舟に見えた。よく見るとかわいらしい蛙だった。
●松尾芭蕉図 蕪村のものと若冲のものが並んでいる。蕪村のものは、芭蕉を端正に描き、芭蕉への尊敬を感じる。若冲のものは、早描きのよう。
●鸚鵡図 若冲筆。白い羽毛の描き方が見事。私は好きな作品。
●鳥禽図 若冲筆。鮮やか。
●粟に雄鶏図 若冲筆。墨一色で描いている。私の好きな作品。
●藤娘図 若冲筆。墨の濃淡で描く。線でなく面で表しているのがすごい。
●河豚図 若冲筆。鯉を描こうとして、うまくいかず河豚にしたように見えると解説にある。ユーモラス。
●「乗興舟」・「乗興舟」版木 版木は濡れ縁として使われていたらしい。なんと洒落た版木!反転せずに下絵そのままに彫ってあるので、どうやって刷ったのか???←拓本と同じやり方で刷ったようです。「彫刻した板に濡らした紙を置き、凹面にその紙をへこませた上で、表の方から墨を塗ってゆくと、凹部が白くのこった画面ができる」(お友達に借りた2000年に京都国立博物館であった『特別展覧会 没後200年 若冲』の図録より)
●「火桶炭団を」自画賛 蕪村筆 火桶炭団のお化けがユーモラス
●白鶴図 若冲筆。隣にある文正筆の鳴鶴図を参考に描く。鶴はほぼ同じようだが、背景が違う。波頭の意匠が好み。
●旭日松鶴図 若冲筆。隣にある陳伯冲筆の松上双鶴図を参考に描く。太陽がきれいな円。鶴がからまりあっているのが印象的。
●蒲庵浄英像 若冲筆。顔は丁寧に描き、手と服は早描きのようにサラッと描いている。
●太祇馬提灯図 蕪村筆。俳画っぽく、ユーモラス。私の好きな作品。
●雲中百寿図 蕪村筆。雲の中にいろんな字体の寿の字が描かれている。そこに仰ぎ見る寿老人。鮮やかな服の青が目にやきつく。
●山水図屏風 蕪村図。銀箔に墨の絵があう。木の葉の描写が細かい。
●夜色楼台図 蕪村筆。蕪村三横物の傑作の一つ。雪の積もった夜の町の静けさを感じる。私の好きな作品。いいと思ったら国宝だった。
●富嶽列松図 蕪村筆。蕪村三横物の傑作の一つ。ギザギザ松と白富士が印象に残る。重要文化財。
●象と鯨図屏風 若冲筆。大きく大胆に描いていて、目立つ。鯨に背びれがあると聞いて家に帰ってパンフレットの写真を見ると、確かにあった。波だと思って気がつかなかった・・・。
中期に展示していた若冲の升目描きの白象群獣図を見てみたかった。
京都・相国寺でやっている「伊藤若冲と琳派の世界」も見に行きたくなった。