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今日あった事、感じた事を自分の言葉で自然体で

『チャーリーとチョコレート工場』

2005-09-25 01:05:51 | entertainment
遅くなったけど『☆☆☆チャーリーとチョコレート工場☆☆☆』を先週観た。


まずは、結構ピリリッとブラックが効いていた!というのが感想。

一見すると子供向けにもみえる映画だけど…
登場するチャーリー以外の子供たちは揃って憎たらしい
でも、人間の嫌な部分をデフォルメしたかのような感じも受ける
傲慢、虚栄心、わがまま等など
それぞれに「お仕置き」のような、でもやり過ぎ?って思うくらい
辛口な展開が待ってるんだけどね。


とはいえ、家族愛にはジーンときた。
フレディ・ハイモア君演じるチャーリーは、あまりにもいい子。
最低賃金で働く父と(後に解雇されるんだけど)母、そして
寝たきりの二組の祖父母と共に傾いた家に暮らすチャーリー。
貧しいながらも健気な彼の楽しみは、一年にたった1回誕生日に
買ってもらえるチョコレート
ジョーおじいさんとのやりとり、両親の会話、チケットが当たった
時の、も一人のおじいさんの言葉・・・どれも心があったかくなる
1枚のチョコレートを家族全員で息を呑んで見守るシーンはスキ
(今の物余りの時代を皮肉ってるようにも思えたけど・・・
 これは私の考えすぎで、今こういう事に敏感になっているのだ
 昔は、新しく買ってもらった洋服が嬉しくて枕元において寝たのに
 今ではその喜びは薄れて…逆に心はどんどん貧しくなっていくようで 


そして、もう一つの家族。ウォンカさん家。
トラウマとなっていた歯科医であるお父さんに会いに行くと、
壁じゅうに彼の載ってる記事などのスクラップを張り巡らしている。
歯を見て息子とわかるシーンも



あと、絶対忘れられないのが「ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)
最初はちょっと不気味だったけど、見ていると愛嬌たっぷり
おまけに働き者で
あの踊りと音楽は、気が付けば一緒にリズムをとってたかも

そうそう、リスのシーンもスゴイよ~


と言うわけで、楽しめた