そうそう。
この間のソウル行きで思ったのですが、
韓国語の面白い表現って割と多いんですよねー。
自分自身が映画館行くのすごい久しぶりだったので、
映画代おごるのは久しぶりだった訳です。
で久しぶりに聞いた言葉…
잘 봤습니다!! (チャル・バッスムニダ)
まあ、直訳すると、「良く見ました。」
チャルは「良く」、
バッスムニダは「見ました」…な訳です。
良く見ました!
…(お蔭様で)面白く見させて頂きましたー みたいな感じでしょうか。
感謝の言葉です。基本的に。
ホント久しぶりに聞いて…それで印象に残ってた訳です。
例えば映画をおごったり、
DVD貸してあげたり、
あとはなんだろ…なんか視覚的に訴えるものを見せてあげたりしたとき…
おもろい踊りを踊って見せたあととか、
「チャル・バッスムニダー!」
と言われます。
この、「チャル + 動詞の過去形」という感謝の表現は、
かなりいろんな場面で出て来ます。
一番のメジャーはやはり、
「チャル・モゴッソヨ! 잘 먹었어요!!」でしょうか。
良く食べました! な訳ですが、
おごってあげたときや家などに招待して食事を一緒にしたときなんかでしょうか。
あ、でも普通に食堂で食べたときとかも使いますね。
これらの場合、
重要なのは言葉に対象になる人がいるということです。
日本のように食後、
合掌しながらひとりごちっぽく、「ごちそーさまでした…」
と言うのとは少し違います。
まあ、慣用語であることはあるのですが、
決まり文句とはニュアンスが違うということでしょうか。
チャル・モゴッスムニダには必ずその感謝の対象がありますので、
その人に向かって大きな声で気持ちを込めながら言わなければいけません。
初めて韓国に来たとき、
会社の先輩の家庭で夕食をご馳走になりました。
日本の習慣のままに、
合掌しながら覚えたてのチャル・モゴッスムニダを口ごもりました。
そのとき目の前にいた先輩が穏やかな笑顔で、
「あの人(台所に向かってる奥方)に向かって聞こえるように言ったらいいんだよ…」
と教わったっけ…
あーそっか… この国は何をするにしても
気持ちの交流がないといけないんだな…
ある意味、ぷち目からうろこだった訳ですが、
とても懐かしい思い出です…。
ま、回想はこのくらいで…。
あとは女の子にクッキーとかもらった後、
ちらっとすれ違ったときなんかも勿論、チャル・モゴッソヨ!ですね。
その場合は、
マシッソッソヨ 맛있었어요!!(おいしかったです) と続いたらベストでしょう。
おー韓国語講座みたい…
チャル・ドゥロッソヨ 잘 들었어요
も頻繁に使います。
良く聞きました。
CD貸してあげたときとか、
自作の曲を送ったメールの返事にとか、
自分がなにか演奏したり、歌を歌ってあげたとき…
ストレートですよね。
期せずして韓国語講座みたくなってしまった…
ま、行き当たりばったりがこのブログの身上でしょう。きりっ
잘 봤습니다.
この言葉、某サイトでよく目にしていましたが、何だか素っ気ない返事のような気がしていて、ほんとうはどういうニュアンスなのだろうと思っていました。
感謝です。
何かしてあげて、
잘 봤어요!とか잘 들었어요!と言われる場合はやっぱり感謝の気持ちですね。
実際に使われるときは殆どの韓国人がかなりの情感を込めながら、
ちゃーる・ばっそよおおおぅ!
みたいにやってます。
直訳だけみるとそんな感じしないんですけどね…。