半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

語学って

2007年02月26日 01時10分53秒 | Weblog

完全うちわネタで。

 

今年、小学校にあがる娘は小さいながらにバイリンガラーです。
日本語・韓国語とも流暢に話します。(勿論幼稚園レベルでのお話ですが)

でも実は日本で暮らしたことはほとんどありません。
どうやって日本語を覚えたのかと言うと…アニメであります。

いや、勿論私どももささやかながら日本語で話しかけたりの努力は致しました。
しかしそれも0~1歳くらいまでで後はちょっとサボったりとか…その…。

 

やはり母親と過ごす時間が圧倒的に多く、
いつしか家での会話はほぼ100%韓国語に統一され、
日本語を教えるのを諦めかけていたある日…

幼稚園に娘を迎えに行った際に先生から、
「日本語会話、すごいですね。おうちでどんな教育をなさってるのですか?」
などと言う質問。

「えっ!?」…マジで、「?」でした。

何でもある園児の親戚(女児)が日本から遊びに来てたそうなのですが、
全く日本語しか話せないその子とずっと日本語で会話しながら遊んでいたとのこと。

更に先生との間に入って通訳までしていたと言うのです。

 

運転しながら後部座席に乗る娘をルーム・ミラーでチロチロ見ながらも、
私の頭の中はまだ、「マジかぁ?」…みたいな感じでした。

「えーい、ダメもとだあ!」と思い切って日本語で話しかけてみました。
実に何年かぶりで。
て、自分の娘に話しかけんのに何緊張してんだ?…などと思いながら。

「あ、あのね。もしかして…日本語、話せるの?」(キンチョー)
「うん!アタシ話せるよ!」(アタリマエジャン!!ミタイナ)

完全ネイティブ発音でハキハキ元気に答えて来ました。

 

なんと言うことだ。
あたかも女児だと思ってた子供が実は男児だった、くらいの驚きでした。て大げさな。

いや、果たしてその嬉しい驚きは続きました。
会話すればするほど私が思っていた以上の語彙力、発音の正確さ。
何よりも適時に適当な表現など、どれをとってもほぼ完全な日本語です。

結局、親が勝手に諦めて決め付けてほったらかしにして置いたのに、
子供は自力で年相応の日本語力を身に付けていたのでした。(しかも楽勝に)

皮肉なものです。
それまで日に3~4本ほど見せるアニメを親としてこころよく思っていなくて、
「あんまり見せ過ぎるの良くないよなぁ」くらいに感じていたのに…。

 

それからは、「お父さんと話すときは日本語で。」がルールになりました。
今は感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ありがとう!どれみ!!
ありがとう!ブラック!ホワイト!ルミナス!!
ありがとう!満月ちゃん!バブルス!ケロロ!るちあ!

みんなみんな、ありがとう!!


サムギョプサル ウマス!

2007年02月19日 21時51分39秒 | 韓国料理

今日の晩御飯はサムギョプサル(삼겹살 三枚肉)。

ホントはなんかとって食べようかと思ってました。
でも鳥の唐揚げはちょっと怖いしピザはこの間食べたし、
チャジャンミョンは安ッポ過ぎるし、適当なモノ思いつかなくて(つか種類少ない)。

仕方なく近くのスーパーで豚バラと野菜をイパーイ買って来て、
急きょお正月サムギョプサル・パーティーという運びになりました。

今晩のお客様は6歳の娘のお友達1名(男)。

 

さて、サムギョプサルとは豚バラのことです。
言うまでもなく高価な部分ではありません。
しかしこれが食べ方によって超ウマになるから不思議ちゃんです。

先ずタレは以前紹介したチャム・ギルムに塩をまぶしたもの(これがマジウマなんす)。
これを焼きたての肉にタプーリつけてサンチュやケンディップなどの野菜に乗せます。

更ににんにくスライス(生)青唐辛子スライス
長ネギ細切り(コチュカルちょいふって)などのトッピングを施した後、
野菜で包んでおもむろに頬張るのです。
食べたことある人しか分からないこのウマさ…そりゃ当たり前だが。

様々な食材がお口の中で交じり合い融合して美味しさというハーモニーを生み出す…。

 

へへ…。さっき食べたばっかりなのにまた食べたくなったYO…。
くそー。部屋にまだ漂っている残り香のせいか…。

 

特別にお話したいのは実は野菜のほう。
前にも何回か書きましたが野菜がうまいっす。肉食べるとき。
ま、今日はこんな感じだったんすけど。

なんて名前かもよく分からない葉っぱたち…。(て聞けば分かるんだけどね。)

みずみずしくて歯ごたえあって香り高くて…

 

やっぱり今からもう一回食べなおします(チョットだけ)。肉も野菜も残ってるし。
てへっ!


トックク、ウマス

2007年02月18日 21時33分54秒 | 韓国料理

今日は旧暦でのお正月。
とりあえず、あけましておめでとうございます
て2月じゃ感じでませんよね。やっぱり。

朝食はやはりトックク(떡국)を頂きました。
とりあえず食べとかないとね。

 

トッククとはトク(떡 お餅)とクク(국 スープ)の合わさった言葉です。
牛を中心に煮込んだ白濁色のスープに丸いお餅を入れたものです。

ものすごく簡単に紹介しちゃいましたが、
作るのはものすごく時間のかかる食べ物です。

コムタン(곰탕)てご存知でしょうか?
牛の骨髄を何時間もグツグツと真っ白に煮出したスープ。
滋養強壮にとても良いとされていて、
韓国では病み上がりなんかにも食べたりします。

勿論、普通に食卓にも出ますし、
お店でも売ってますが。

 

ま、そのコムタンを少し濃厚にした感じでしょうか。
そしてお餅が溶け出して全体的にドロッとした感じになってます。
(て、やっぱり食べ物は写真がないとなー。スマソです。)

食べる時に韓国海苔をちぎって浮かべちゃったりします。
細切れの肉なんかも入ってて素朴ですが味わい深い食べ物です。
勿論、お正月の食べ物です。

日本で言ったら、「雑煮」あたりに位置づけられると思うんですが、
しかし全然違うなー。味も香りも。入ってるものも。

 

けどどうしてこっちの食べ物は味が脳内に残っちゃうんでしょうか。
韓国でお正月迎えて、「雑煮食いてー」とか思わないのですが、
日本でお正月を迎えたら、「トックク食いてー」になっちゃうもんね。

ま、私が半島に染まってるだけかも知れませんが…。


半島じゃ大晦日真っ最中

2007年02月17日 23時12分07秒 | Weblog

なんか久しぶりに書く気がする。
何日ぶりに書いたんだろう。

一度離れちゃうと何となく遠くに行っちゃうんですね。ブログって。

 

さて、今日はこっちでは大晦日です。
つまり明日はお正月

でもそんな盛り上がりは特にないんですけどね。
ま、とりあえず民族大移動は始まってます。
人ゴトですが。

私も本来ならば妻の実家に行って祭事に参加して、
親戚回りして…みたいなことしないといけないのですが、
人がお休みの時に忙しかったりする仕事なので行けないことも多いです。

 

あと前にも書きましたが、
大晦日とかお正月と言ってもあまり特別な盛り上がりとか無いんですよね…。
つまんないっす。

いや、全く無いと言う訳ではないんですが、
日本の盛り上がり、「らしさ」の演出とかに比べたら無いに等しいのです。

テレビとかも今も大晦日特番てこと(なのか?)で「エイリアンvsプレデター」とかやってるし。
すごく「らしい」特番みたいのはあまりない。

 

ま、いいのでしょう。
そもそもイベント性は求めていないのでしょう。お正月に。
とにかくご先祖様にご挨拶するのが一番重要ですから。

この先祖信仰が強く残っている限り、
韓国でお正月やお盆がイベント化することはないでしょう。

そう考えたらホント真面目な国と言えますね。


このビデオ、ワロタ

2007年02月09日 09時15分35秒 | エンターテイメント系

しかし最近、YouTube型の映像投稿サイトがメチャ増えて来てますね。
確かに同じ動画見てみんなであれこれ駄弁り合うってのは楽しいです。

でも韓国のパンドラTVみたく、「語り合う」と言う目的じゃなくて、
ドラマや映画丸々あげちゃったりしてたらヤバい訳であって…。

 

全然、韓国ネタじゃないんですが、
ちょっとコレが面白くて…。

 

Youbeで偶然、見つけたんですが。


韓国人と責任感

2007年02月07日 20時20分47秒 | 驚くべき民族性

日本から知り合いが来ました。
仕事で来たので長くは話せませんでしたが、
会うや否やこんなことをを質問されました。

 

「どうして韓国人は責任感が薄いんだ?」

 

お願いしていたことなど守ってくれない。
仕事のいわゆるツメが甘い。
予定の一方的な変更はおろかドタキャンめいたものもある。

そしてそれらの行動をそんなに悪いとは思っていないように見えると言うのです。
知人の疑問は更にもうひとつ。

韓国人がものすごく情に厚いのは体験上よく分かっている。
「その情の濃さが責任感などにつながることはないのか?」

 

私はその問いに即答しました。(`Д´;)

 

「韓国人の責任感は個人的に情を結んだ場合にのみ発動する。」

 

すっげ。我ながらドンピシャな答え。

そうなんです。
この国の人たちは義務感や使命感では絶対に動かない人たちなんです。
このあたりが日本人と180度違うところのひとつ。

 

しかしひとたび情を結んだのなら…
雨が降ろうが槍が降ろうが責任を全うする…。

はっきり言ってオモロイ人たちです。私が思うに。
単純明快と言うより馬鹿丸出し。アホさ全開。ネタ満載。

子供っぽいとは言いにくいが、
大人の思考では絶対にない。

 

まあ、それがまた実は魅力(つかネタ?)でもある訳。
こんなのに似た経験は韓国人と接したことのある人なら誰でもあると思います…

大きな荷物を持って地下鉄で電車待ってた。
近くの青年が電車に乗せるのを手伝ってくれた。
日本人だと分かってあれこれ話がはずむ。
自分が降りる駅じゃないのに、「乗りかけた船」だと言って、
一緒に降りて駅の階段上がるの手伝ってくれる…

よくあります。こういうの。
ちょっと仲良くなると色々と親切に助けてくれる。
しかもそれが全部、情の発露で。義務じゃない。使命じゃない。

もっとお人よしなら目的地まで付き合ってくれるかも知れません。
「ここまで来たんだから最後まで行きます!」とか何とか言って。(ウッワ、ありがち。)
ま、暇な人限定でしょうが。

 

「僕がこの人、好きだからどんなアホなことでもやってあげたいんです。ほっといて。」

 

みたいな感じ。
この辺、昔書いたオパーヨドンの話に通じますが。

全てが感情中心。(論理、倫理、常識、法律、周囲の白眼、その他一切関係なし)
韓国人理解の第一歩でありコアとなる部分ですね。


フリー・コーヒーみたび

2007年02月03日 20時12分30秒 | 驚くべき民族性

更にこんな場合もあります。
昨日お話したパターンをプロセスとして更に進化したカタチ…。

 

自販機の上に100ウォンのイパイ入ったカゴが置いてある。

 

このカタチに落ち着くまで多くの辛苦があったことでしょう…。
実は割とよく見るパターンでもあります。

 

だったら最初からボタンだけ押して飲めるようにしときゃいいのに…。
とかやっぱり思いませんか?


フリー・コーヒー再び

2007年02月02日 10時09分43秒 | 驚くべき民族性

この間、フリー・コーヒーのお話を少しだけしました。

食べ物やなんかには必ず紙コップの自販機とかが置いてあって、
お金を入れずにボタンだけ押せばジュジューと出て来ます。

 

ちなみに銀行や郵便局なんかにも同じヤシあります。
その場合は一杯100~300ウォンとかが一般的ですが、
たまにフリーなところもあります。

ま、とにかくタダが好きなんです。
この国の人たちは。

なんせ結婚式とかでは通りすがりの知らない人まで引き入れて、
ご馳走しちゃう習慣があった国ですから。

 

だからヘタに金とったりするとヒンシュクです。

 

うちの近くに美味しいで有名なヘジャングクのお店が引っ越して来ました。
でその店の紙コップ・コーヒーはあろうことか100ウォン。 フリージャネェ…

「食べ物屋ではコーヒーはフリー」…それがこの里の掟
半島の民、全員の暗黙の了解ごと。

そのコーヒーにたとえ100ウォン(10数円だけどさ)でも取ることはまさしく掟破り

 

「おばちゃーん!コーヒーどこっすか?」
「そ、そこのドアの左側に自販機ありますよ…。」
「どーも。…(ピコッ)あれ。(ピコッ)…あ、れ…。」
「あの、そ、それ…100ウォン、い、入れるのよ…。」
ええっ!?」(新鮮で激しい驚き)

「あ…そう、すか…。」(お客さん、あきらめる体勢)(気持ち分かるよ)
「あ!あのっ!あのっ!!小銭持ち合わせてないのならここに有りますよっ!」
(おばちゃん、怯えながらケナゲに100ウォンイパイ用意してる)(おばちゃん、泣きそう)

おばちゃん、コーヒーの方に行く客がいる度におののく。
手元には準備された100ウォンの山…。(私は見た。)(しかしその困った顔がまたモエ)

 

そんな風に100ウォン玉イパーイ準備して怯えてるなら最初からフリーにしとけよっ!
おばちゃん!!

 

 

いつかお客さんも慣れてくれる…
いつかそれが当たり前になる…
そう…そんな日がいつか…いつか来ると私は信じてる…

その日が必ず来るの…!

 

 

とかまさか思ってんじゃねーだろーなー!
はっきり言うがそんな日は絶対来ねえっ!
少なくともこの国にはなっ!!

 

と、まれにサドな気持ち全開で。
心の中で小さく叫んでました。(小心者)

帰路につく車中で妻も同じことを言ってました。(終わり)
て一体なんの話だったんだ