完全うちわネタで。
今年、小学校にあがる娘は小さいながらにバイリンガラーです。
日本語・韓国語とも流暢に話します。(勿論幼稚園レベルでのお話ですが)
でも実は日本で暮らしたことはほとんどありません。
どうやって日本語を覚えたのかと言うと…アニメであります。
いや、勿論私どももささやかながら日本語で話しかけたりの努力は致しました。
しかしそれも0~1歳くらいまでで後はちょっとサボったりとか…その…。
やはり母親と過ごす時間が圧倒的に多く、
いつしか家での会話はほぼ100%韓国語に統一され、
日本語を教えるのを諦めかけていたある日…
幼稚園に娘を迎えに行った際に先生から、
「日本語会話、すごいですね。おうちでどんな教育をなさってるのですか?」
などと言う質問。
「えっ!?」…マジで、「?」でした。
何でもある園児の親戚(女児)が日本から遊びに来てたそうなのですが、
全く日本語しか話せないその子とずっと日本語で会話しながら遊んでいたとのこと。
更に先生との間に入って通訳までしていたと言うのです。
運転しながら後部座席に乗る娘をルーム・ミラーでチロチロ見ながらも、
私の頭の中はまだ、「マジかぁ?」…みたいな感じでした。
「えーい、ダメもとだあ!」と思い切って日本語で話しかけてみました。
実に何年かぶりで。
て、自分の娘に話しかけんのに何緊張してんだ?…などと思いながら。
「あ、あのね。もしかして…日本語、話せるの?」(キンチョー)
「うん!アタシ話せるよ!」(アタリマエジャン!!ミタイナ)
完全ネイティブ発音でハキハキ元気に答えて来ました。
なんと言うことだ。
あたかも女児だと思ってた子供が実は男児だった、くらいの驚きでした。て大げさな。
いや、果たしてその嬉しい驚きは続きました。
会話すればするほど私が思っていた以上の語彙力、発音の正確さ。
何よりも適時に適当な表現など、どれをとってもほぼ完全な日本語です。
結局、親が勝手に諦めて決め付けてほったらかしにして置いたのに、
子供は自力で年相応の日本語力を身に付けていたのでした。(しかも楽勝に)
皮肉なものです。
それまで日に3~4本ほど見せるアニメを親としてこころよく思っていなくて、
「あんまり見せ過ぎるの良くないよなぁ」くらいに感じていたのに…。
それからは、「お父さんと話すときは日本語で。」がルールになりました。
今は感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう!どれみ!!
ありがとう!ブラック!ホワイト!ルミナス!!
ありがとう!満月ちゃん!バブルス!ケロロ!るちあ!
みんなみんな、ありがとう!!