半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

日本とはちょっと違う「ヤンニョム」

2011年08月27日 23時04分39秒 | 韓国料理

韓国料理で忘れてはいけないもののひとつに「ヤンニョム」というものがあります。

日本語に訳すといわゆる「薬味」な訳なんですが、
これが結構かなり日本の薬味と位置づけが違っています。

 

種類もたくさんあって細かく書くと本が一冊書けてしまうほどです。
ま、実際ヤンニョムの本ていっぱいあるんですが。

とりあえず今日はその中で一番活躍してるであろうカンジャン・ヤンニョムをご紹介します。
カンジャンてのは醤油ですよね。醤油ベースのヤンニョムです。

 

日本の薬味と何が違うかって言うとまず使用頻度が違う。
もうほとんど一日を通して食卓に登壇してることもあると言う…

たとえばプッチンゲ、湯豆腐、まあ冷奴も勿論、あとは前に紹介したカムジャ・ジョン、
焼き魚から揚げ物…もう何にでもつけちゃいます。

 

気になる材料をちょっと書くと、
ニンニク、コチュカル、青唐辛子、ネギ、白ゴマ、それとチャムギルム…など。

最初に書いた通りに勿論、いろいろとヴァリエーションもありますが、
まあ、だいたいこんな感じでしょう。

上リストから2,3個とってもいいし、
なんかよさげなの適当に足してもいいでしょう。(エッ?)

 

えーい、ついでに作り方も書いちゃおうか!
もうサービスしちゃうからっ!!今晩だけだからねっもうっ

  1. ニンニク適量すります。
  2. 青唐辛子を適当に小さくカット。
  3. ネギ適当に刻みます。
  4. これらにコチュカル適量たして器に適量入れといた醤油にぶち込みます。
  5. 適当に混ぜた後、ちょっと置きます。

完成!
チャムギルムは実は無くてもおk
まぁ青唐辛子や白ゴマなんかもお好みかなぁ…

 

とりあえず拾って来た写真。
混ぜ合わせ前。

 

 

そうそう。まさしくこんな感じ。
で、混ぜ合わせるとこんな。↓

 

 

いい感じです。
少したつとねばーっぐちょーってなるんだよね。

個人的にはやはりねばーぐちょーなカンジャン・ヤンニョムがいいかなぁ
室温で熟成ってやつですか…

 

 

 

            

 

 

 

さてさて、これで終わったら普通のレシピ・ブログ止まり。(って覚え書きブログだろーがあ
お待ちかね!裏技のコーナーだよっ!!(って… 

 

 

  1. アツアツご飯に冷蔵庫の中の余り野菜なんかを適当にトッピング。
  2. カンジャン・ヤンニョムぶっ掛けるぜぇ!

なーんとこれだけでおいしい簡易カンジャン・ビビンバの出来上がり!
お好みでチャムギルムなんかも入れるともう立派な韓国料理!!

 

  1. ソウメンを茹でたお湯ごと(適量ね)丼にセーット!
  2. (あ、お湯は煮干しや昆布、カツブシなんかでダシとっていてください。)
  3. カンジャン・ヤンニョムぶっ掛けるぜぇ!

なーんとこれだけでおいしい簡易ククスの出来上がり!

手抜きしたいときに良し、
おなか減ったーなんかなぁいぃ?なお子様の間食に良し、
受験生のお夜食に良しで奥様大満足!

 

まあ、冗談抜きで味のほうはイケます。
特にククスの方は実際にこの作り方でだいたいデフォルトです。

 

あとはまあ、そうすね…

実際、ウチなんかでも作り置きしといてタッパで冷蔵庫に入れといてます。
だいたいの家庭でもそうでしょうけどいろいろ重宝なんすよね。

小腹がすいたときによくレンジでジャガイモ・スティックとか食べるんですが、
最近は味にヴァリ欲しいときに使ってます。

究極は妻が外出時の非常食。
ご飯にただぶっ掛ける!みたいな使い方もおk…つかうまいっ

 

妻が在宅時でも手抜きレシピとして「コンナムル・パプ」つのがあります。

  1. 「豆もやし」をお米と一緒に入れて炊飯。
  2. カンジャン・ヤンニョムぶっ掛けるぜぇ!

なーんとこれだ… まあ、マジでおいしいですよ。
ウチの母いわく、「バクバクいけちゃう」だそうです。

 

 

 

            

 

 

 

さあさ、これで皆さんの明日のメニュー、決まりましたね。
ではまた来週!


ソウルで一泊。懐かしのボロ宿

2011年08月10日 00時38分38秒 | 驚くべき民族性

この間、大雨で飛行機逃したこと書きましたが、
その続きを少し書きたいと思います。

 

全員、愕然としながら、
その夜は仕方なくソウルに一泊することにしました。

とにかく車で空港に行くことは考えられなかったので、
空港に直で行く地下鉄のあるソウル駅付近に泊まることにしました。

ソウル駅前に車が着いたときに初めて安堵の笑顔が見えました。

 

しかし問題は宿。
ソウルの地理なんて以前住んでた銅雀区(ドンヂャク区)以外は全く知りません。
時間はたぶん夜の7時をまわってたと思います。

心労も重なり、
もうみんなへとへとでとにかく直ぐに留まれるところ何処でもいいーって感じでした。

私も妻も地理に疎いしフラフラ車で回りながら、
ホテルの道を聞こうと街のおじさんに声をかけると丁寧に教えてくれました。

 

確かにホテルが見えます。肉眼で。
しかしそこまでたどり着くのにまたどんだけ苦労するんだろ…
みたいな気持ちが押し寄せます。
だってマジで大渋滞。車捨てたいくらいの。

あーあ、って顔してるとおじさんが、
ホテルと比べたらすごーく落ちるけどウチに泊まってかないか?
と言ってくれました。

旅館の経営者だったのです。その人。

 

しっかりホテルの道教えてくれた後でそんなこと言うなんて…いい人だあ。

おまけにチェック・アウトした後も空港から地下鉄で帰ってくるまで車止めてていいよー
とか言ってくれるので(タダさぁ勿論)(それが韓国)、
話は速攻決まりました。

まあ、施設は確かにすごーく劣ってました。
ひどい…久しぶりだな、こんなところに泊まるの…みたいな。

極端に狭い部屋…4畳半くらいか。
となりの部屋の話し声とか聞こえるし。
部屋の形も長方形じゃない…。

ユニット・バスには洗面台がない…昔の韓国の旅館のデフォルト!
タイルの床の上に置かれたタライみたいのに水貯めて、
そこでしゃがんで手や顔なんかを洗うのです。

そのシステム見たときホントになつかしーっと思わず叫んでしまいました。
勿論、大爆笑! 私と妻だけですが。
だってこんな時代の韓国知ってるの私と妻だけですから、そこでは。

 

両親は、「まあ、これも帰ってから話しの種になる」とか言ってくれましたが、
かなりの衝撃は受けたはず…。

とりあえず両親にひと部屋、私たち家族3人もひと部屋借りました。
エアコンだけは新しいヤツだったので幸いでした。

 

とりあえず荷物降ろして落ち着いて、
遅い夕食に繰り出しました。

久しぶりのソウルの夜だったので、
私はひとり迂闊にもウキウキしちゃって…
なんかなにもかもが懐かしー…この汚さ、雑然さ、って悪いことばっか…

 

とりあえず旅館からすぐの飯屋に入ってみんなでソルロンタンを食べました。
牛コツ煮たスープにサツマイモの麺が入ったヤツです。味はまあ合格。

その後、歯ブラシとか買おうってことでちょっと大き目のスーパーに入って、
なんだかんだまた色々買って旅館に戻ったら11時くらいでした。

 

翌朝は目が覚めた時点で洗顔してすぐに出発。
予定通りソウル駅の地下7階から直行の空港行きに乗りこめー!

午前中に無事に空港に着きましたよ。
そのときの両親のうれしそうな顔…よほど心配だったんでしょう。
2回飛行機のがしたら話の種にはならん。

 

なんやかんやテンヤワンヤで両親は日本へと帰って行ったのでした。
午後に家についてスカイプしたときの顔は、
もう昨日からのことなどすっかり忘れたような笑顔でした。
(おしまい)

これにこりてもう韓国には来ないっみたいなことになりませんように。