半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

バーぅろーぅっ!

2010年09月25日 22時30分26秒 | 驚くべき民族性

まあ…全然、韓国ネタじゃないです。最初に。

 

子供の頃、近所に正(しょう)ちゃんという子が住んでました。
正ちゃんは私よりいっこ上でした。

正ちゃんが小学校一年生で、
私が幼稚園の年長さんの頃でした…

 

ある日の午後、
私は正ちゃんから「カッちょいいもの」を教わりました。
それは、「バーぅろーぅっ!」でした。

 

 

                  

 

 

「バーぅろーぅっ!」は当時、正ちゃんが覚えたて(多分)の「カッコいいもの」でした。

どこから覚えたのでしょうか。
きっとテレビで任侠モノの映画かなんか見たんでしょうか…

 

「バーロー!」…と普通に言うのはすっごい普通なのですが、
「ロー」の発音のときに舌を巻き、息を強く出して「レロレロ」と鳴らしながら、
「バーぅろーぅっ!」…とやるのです。

正直、それがカッコいいものなのかは私には分かりませんでした。
だけど正ちゃんが、「カッチョいい」と言っていたので、
そういうものなんだと思って聞いていました。

 

その日、正ちゃんは先ず、
「バーぅろーぅっ!」の理論だけを私に教えてくれました。

 

「こうやってベロを… 『ろ』のときに力入れて…」

 

私は嬉々として真摯な姿勢で教えてくれる正ちゃんに、
「こんなに丁寧に教えてくれるなんて…」、と感謝にも似た感情が湧いていました。

 

声にドスを利かせながら(…ってまあ、小1の声にドスも何もないっつー)、
「バーぅろーぅっ!」をやる正ちゃんに、
私は何やら「大人の魅力」みたいなものを感じ始めました。

やっぱ男も小学校上がると違うな…

…とか子供心に感心しました。

 

私は家に帰ると早速、「バーぅろーぅっ!」の練習しました。
やってみたら以外にも簡単にマスター出来ました。

出来た…!

私は、「これで俺も一人前の男だぜ…フッ」みたいな爽快感というか、
達成感のようなものにひたりながら心の中で正ちゃんに感謝しました。
(でもどこで使うんだ?そんなモン)

 

 

学年が上がるにつれ、
正ちゃんが知恵遅れの子だとだんだん分かって行きました。

 

5年生か6年生くらいになった頃だと思います。
友人たちと遊んでると正ちゃんが来ました。

友人たちは、「バカが来たー」とからかい始めました。
正ちゃんは、「バカというヤツがバカなんだー」みたいに応戦しました。

 

私は友人たちの仲間になることなど出来ず、
かと言って正ちゃんを助けることも出来ず少し離れたところで立ちすくんでいました。

どうすべきなのか、どうしたいのかも分からず… 

 

中学校にあがる頃になると正ちゃんを見かけなくなりました。
引っ越したという噂をかなりあとで両親から聞きました。 

いつしか私は正ちゃんのことを忘れて行きました。

 

 

               

 

 

まあ、にがい思い出というか…
痛い思い出というか…

ずっと忘れてたのに何故か思い出しちゃって…で、
なんか書きたくなっちゃったんです。

ま、最初は、「バーロー」ネタで笑い取るために書き始めたんですが、
途中からセンチメンタル入っちゃいました。
年取るとダメですね。

 

正ちゃん、まだ生きてんのかなー


TV買ったよ!

2010年09月20日 23時04分02秒 | Weblog

テレビ買いました。
まあ…あれ程、イラねーとか散々言ってたんですが。
ついに買っちゃいました。

 

実際、買って家でテレビ見てみると…

 

 

番組面白くねー
やっぱイラねー

 

 

                  

 

 

あーあ…
ことの起こりは義理のお母さんでした。
絵に描いたような、「韓国のおばちゃん」な人なのです。

そして家に来るごとに、「テレビ買えー、テレビ買えー」と、
ホントに、「アンタ、『妖怪てれびかえ』かぃ?」(そんなんいねー)
と思うほどに執拗なテレビ買え攻撃…。凄まじい弾幕に一歩も動けん!…ミタイナ

 

 

韓国のこの世代の人たちはホントに独特の価値観を持っているんです。
私たちがどれだけテレビが必要ないかを説明しても全く理解しようとしません。

実際、テレビはないけどPCのTVチューナーとかでオリンピックやワールド・カップなど、
どうしても見たいものは普通に見てた訳で…
テレビなくても私たちとしては全然快適に過ごして来た訳ですが…

 

それでもダメなんですよね…
人様と同じでなきゃダメなんです。

 

居間にテレビが無い

人並みな生活でない

不幸せ&恥ずかしい

 

という方程式がもう脳ミソに墨入れたように刻印されいてガンとして聞きません。
挙句の果てにはほとんど毎日のように電話が来るようになりました。

 

「テレビ買えー、テレビ買えー!カエヤー!

 

これにはかなり参りまして、
普段あまりキレない妻も、「お母さん、他にすることないの?」と反撃。

しかしお母さんも負けません。
最後には割りとまとまったお金を送って来て、
「頼むからテレビ買ってくれと言って来ました。ナクナヨー

 

そ、そこまでして買って欲しいのか…
お母さん…アナタが見るんでもないのに…

 

 

 

                  

 

 

 

んな訳でとうとう買ってしまった訳です。
LGのLEDテレビ。42インチ。

 

 …

 

そしたら、あーた!
PCモニターとして使えばこりゃまたサイコーでねぇのっ

ありがとっ!お母さん!!テヘッ


韓国人のいいところ

2010年09月08日 00時28分35秒 | 驚くべき民族性

いつも韓国批判ばっかですが最近、
「おー…これが韓国人のいいところだったよなー」、
と思わされる場面に連続して出会ってしまいまして…
まぁ、たまにはいいこと書くか…

 

 

            

 

 

ひとつめはお風呂屋さんで出会った風景。

ほとんどお風呂屋さんなんて行かないんですが、
たまたま成り行きで近くのお風呂屋さんに行きました。

大きな湯船に入るのも久しぶりなので、
ほげーっとひとりでニヤニヤつかってると、
70代くらいに見えるひとりのご老人と二人の若者がゆっくりと入って来ました。

歩くのも不自由そうなそのお年寄りをふたりの若者が精一杯の注意を払いながら、
湯船に入れたり体を洗ったりしていました。

会話からおじいさんとそのお孫さんだなと分かりました。

 

ふたりの若者は口々に、「おじいさん、ゆっくりと」とか、
「つかまって下さい」などと声をかけながら実に誠実に動いていました。

嫌がったり悪びれたりの態度などは微塵もない純粋ないたわり。

本当に気遣っている気持ちが見てるこちらにもビンビン伝わって来て、
感動にも似た気持ちがさすがに私にも湧き上がりました。

 

おー、これだ!
失われつつある韓国人の美徳。
お年寄りを敬い、大切にする国!!

これだけは世界に誇れるのよー
これはクールなことなんだよー

 

年長者を「ヒョン(兄)」と呼び、敬い、そのように扱う。
たとえその人が自分より能力的にとか人格的にとか劣っていたとしても。

出来が悪うが良かろうが兄貴は兄貴。
自分のかけがえの無い兄なんだ、という気概。

この韓国のしきたりというか伝統というか…
はっきり言ってスカッとします。見ていて。

 

 

            

 

 

さてもうひとつは病院でのひとコマ。

 

その日、私は娘の付き添いで病院に赴いたのですが、
ロビーで薬が出来るのをぼんやり待っていました。

ふと向かい側のソファーを見ると新生児を抱いた若いお母さんが座ってました。
会話を盗み聞くと一ヶ月検診で来ていた新米母子でした。

「こんなにちっこいんだなー」などとひとりで考えてると、
車椅子に座った女性を娘さんとおぼしき若い女性が押しながら通り過ぎようとしました。

「ほらほら、赤ちゃんよ!見て見て!」
娘さんが車椅子の女性に嬉しそうに語りかけます。
「おー…!かわいいこと、かわいいこと!!」

その言葉を聞いて新米ママの隣に座ってたおばさんも、
「男の子?女の子?」と口を開きました。
いつしかその場は周辺にいた人々全てを巻き込んで、
赤ちゃんを中心にしてまるで親族や親しい間柄の人々が集まったかのような和やかさが広がりました。

笑顔と笑顔、暖かな笑い声…

 

勿論、みんな他人同士です。
しかしこういう場面は韓国では今でもよく見かける光景なのです。

他人の子供だけど自分の子供や孫のようにして喜びを分かち合う。
…これは美しいです。正しいです。

 

 

こういう韓国人らしさ、
韓国の良さも年々失われつつあるようです。
実に残念なことです。

この人情の深さをとったら一体何が残るんだ!韓国!?
それしか取りえねーだろっ!

 

まあ、でも…
どんなに廃れても全く消えたりはしないでしょうね。

礼儀知らずな変な若者が確かに増えてますが、
韓国人らしい礼節をまとった素晴らしい若者もまだまだ沢山います。
そしてもてるのは後者の若者ですから、やっぱり。

まあ…この辺が韓国にまだ住んでる理由かなー テヘッ