武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

もうひとつの展覧会

2014年11月20日 | Weblog


そういうことで12月からはじまる。もうひとつの顔と言うのがミソだ。
はんこ屋の望月さんが考えた。グット。場所は豊科のかりんとう屋さん。


毎月頼まれているカットをサッサと仕上げる。
いきぬきに健さんも入れる。多分依頼者は任侠者は嫌いと思うのでオアソビ。
俳句の話が主だったので、芭蕉が登場する。あの車のない時代・・・・よく歩いたものだ。と普段歩かない私が申している。

すき焼きのはじめ

2014年11月19日 | Weblog
高倉健さんが亡くなった。
ポツポツと昭和の歴史が消えていく。

すき焼きをつついて昭和を懐かしむ。
最近肉もモリモリ食べれないので脇役の豆腐などすくいあげ食べる。
糸コンもいい。ネギもいいな。

その昔、日本では牛、豚の肉を食べる風習はなかった。家の中で調理するのをはばかって野外で
農耕に使うスキの上で焼いて食べていたらしい。鉄板焼きみたいなものだ。そこからすき焼きの言葉が生まれたらしい。


働くということ

2014年11月18日 | Weblog


もうじき勤労感謝の日がくる。最近労働をした記憶がないので・・・・何とも言えない。

「働」この漢字を中国の方に読んでもらうと読めない。これは日本で作られた漢字なのだ。中国にはない漢字だ。
中国では「働くこと」を「工作」とか書くらしい。他にも漢字は色々あるようだが・・・・・

人偏に動くなど、日本人らしさを表すピッタリの漢字だ。・・・・といいながら私は働いていない。

版画は宮沢賢治の「雪わたり」からとった。

野ウサギを絞める

2014年11月17日 | Weblog
もう冬眠だと思っているが、すぐ近くにも熊が出没してる。小学校もあるので心配だ。
熊の話ではじまると、だいたい猿とか猪の話だ。猿は家の近くのコンビニに出現したとか。
ついでかどうかウサギの話になった。獣道にワナをかけ獲ったことがあるという人がいた。私も経験がある。どうもワナのかけ方などの話だと、わたしと同じ山育ちらしい。都会の人もいたが、飼いウサギと混同してるらしい。
ここらを通りそうだというところに針金でわっこを作っておく。ここに首がはいれば、ウサギはあわてて動くので首がしめつけられる。
要するに絞首刑。どうだろかと見にゆくとウサギがかかって死んでいる。死後硬直で固くなっている。これで今夜はウサギ汁。死体が古くなければ背中の肉で刺身。時間があれば肉団子。
人間も絞首刑だと死体は硬直するのだろうか・・・・余計なことを考えてしまう。

種田山頭火

2014年11月14日 | Weblog
ある本を読んでると次の俳句に行きついた。

単三電池握りしめて単三電池を買いに行った日
               又吉直樹


これはお笑い芸人の又吉さんの句だ。なかなかグットだ。
この句は季語は考えない自由律の句だ。きっとわが句会などではアアダコ―ダと歓迎されないだろう。
きっと自由律の句が出てくると会の指導者は批評に困るのだろう。特に力のない方は季語などが批評の大事な観点なのだ。
この白黒版画は昔彫った山頭火の図だ。山頭火は自由律俳句では尾崎放哉とならび高名だ。
信州に来た時、高遠で
さくらはすっかり葉桜となりて月夜
太鼓たたいてさくら散るばかり

など詠っている。

50年前の話である。
なお山頭火は生家没落後、熊本で額縁屋を開いている。これは妻にまかせきり、上京して酒と俳句にあけくれ関東大震災にあい熊本に帰る。この時妻とは離婚させられていた。・・・・

なおこの額縁屋は「雅楽多」と言う名の店。わたくしは「画楽多工房」と名乗っているが全然関係ありません。

袖珍本

2014年11月12日 | Weblog
江戸時代このような小さな本は袖珍本と言ったらしい。たしかに江戸時代はかばんらしきものはないし、大きなものは風呂敷が活用されていた。
ちょい小物は袖が入れ物になっていたようだ。

中身は先日、谷川俊太郎さんの詩を教えてくれた方が手紙のすみに書かれていたものをいただいた。
多分、その方の創作だろう。全部を載せてないので中身は想像してください。

です。

うちのとうちゃんブーラブラ

2014年11月11日 | Weblog
私のへんちょくりんの童話を読んでくれる方から、谷川俊太郎さんのわらべうたを教えてもらった。
さっそく豆本の種に・・・・・・



当然この後にお母さんのもある。ま、そういう話だ。途中少しぬけている・・・「風呂にはいれば」裸じゃないか・・・

まめ本

2014年11月10日 | Weblog
ひさしぶりに豆本を作る。
久しぶりなせいか・・・・最初に作った頃、失敗したことを繰り返している。

輪廻転生と言うところか。

塩尻の帰り、山形村を通る。ここは長芋の産地だ。いよいよ掘り出しの季節だ。
これが山に自生する山芋だと貴重品だ。中国では「山薬」と言うほど滋養が高い。あの粘り気が胃の粘膜を保護し消化促進の効果大とか。去年はいただきもの・・・・・今年はないかな・・・・・。

冬の夜はペチカ

2014年11月09日 | Weblog

文化祭で渋柿もらった。さっそく皮むいてつるした。
ところが等間隔でなかったので美観をそこなうということでやり直し。
二個づつつるして・・・ま・・・見れるかな。

マメ本の原稿できあがり。
題材は「ペチカ」である。
もち北原白秋が詩を書き、山田耕筰が曲をつけている。

山田耕筰はりっぱな音楽家と思っていたが
「平時的な音楽を葬り、戦争産業のため不撓不屈の気力を養うことが、音楽に課せられた役割だ」と「音楽のすべてを戦いに捧げん」のタイトルで檄文を寄せているということを聞いてがっかりした。
軍人になったつもりで軍装し軍刀をつけて行動していたと。

地元の文化祭はじまる・・

2014年11月08日 | Weblog


地元の文化祭がはじまり、朝作品を運び込む。
短冊が並んでいるのは俳句会の展示。ここにも参加はしてる。全体会場の看板は役員やってる時に私が作ったものだ・・・・なつかしい。午後ここで歌謡賞ショウがある。

後はそれぞれの展示です。抹茶をいただきました。二杯。
これはこの間講習会をした「花つくり」の作品。みなさん家に帰って作ってきたので工夫が見えて良かった。講習会をしたのに作品が出てないとガックリくるけど。