カンガルー大陸をゆく!! ---福岡糸島編---

福岡・糸島に生息する研究者の日常。

ほめるインプットのすすめ 1.序

2008-01-29 09:44:35 | Weblog
オーストラリアに住んでみて、人々がとても
・リラックスしていて
・人に声をかけることを恐れない
ことに感心します。バス停でも、道端でも、
知らない人にでも、簡単に話しかける。
困った様子だったらわざわざ近づいてきて助けてくれる。

交通量の多い道を渡ろうとしていたおばあさんに
道路工事中のおじさんが、気付いて、自分から声をかけて
手を引いて渡してあげるのを見ました。
車がとぎれるまでずーっと、ふたりで手をつないで
待っている様子がまた、何ともキュートなのです。
おばあさんに、何ら恐縮した感じがないのが、また良い。

われらが日本では、どうでしょうか。
「他者に声をかける」ことがひどく恐れられているような気がします。
もちろん、2年前の私もそうでした。

例えば、信号待ちしているときに道を尋ねる声が聞こえたとします。
聞かれた人に分からなかったことを、あなたは知っていました。
振り向いて、会話に入って教えてあげますか?
多くの人は、なかなかそうしないのではないでしょうか。

また、思い出すだけで恐ろしく、そして胸が痛むのですが、
2006年8月に起こったJR車内での強姦事件でも、
なぜ、周りの乗客がなんの行動もとらなかったのか。
不可解で仕方がないのです。

このあたりの疑問について、私なりに見えてきたものがあるので、
書いていきたいと思います。
お付き合いいただけると幸いです。
フィードバックも歓迎です。よろしくお願いします。

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