9月17日の記事のローズマリーの挿し木を植え替えた。一緒につくっていたマートル(銀杯花)も無事発根。植え替えたあとはしばらく半日陰で管理である。
saitamakujira氏のブログにあったが、ローズマリーの花が咲き続けている・・・ということである。ローズマリーの開花だけは、私の師匠(農業試験場OB)も「開花させる方法がよくわからない」とぼやいていた。四季を通じて咲くが、咲かせるタイミングが人為的に作り出せない・・・というわけである。「いつ咲くかは、花に聞いてくれ・・・」となる。
経験的には、根が充実して鉢いっぱいになった時、あるいは肥料不足、あるいは乾燥気味な環境にあるときによく咲くように思う。
実は「花が咲く」ということは、人が思うよりは植物にとって現実的なことである。
花→種子をつける、すなわち子孫を残すという行為であるからだ。
①(私の勝手な理解では)根が充実した時、「いい感じで育てるいい環境だわ、種をつくってここにコロニーを形成してみんな一緒に育ちましょう。」的な感じで花を咲かせる。
②肥料不足、水不足の時、「このままでは私は枯れてしまうかも・・・子孫を残しておきましょう」的に花を咲かせる。
という2種類の開花があるようである。
ローズマリーは、強いので簡単に枯れることもないので、あまり神経質に何かをしてあげなくても大丈夫だが、マンション等のベランダは、以外に乾燥することも多い。saitamakujira家はこの可能性があるかな?と思ってみたりする。
植物は、葉っぱを落としたり、花をさかせたり以外といろいろ人間にメッセージを送っている。時に、「植物は何を言っているのかな?」と考えてみるのも面白い。
裏年について・・・ついでに裏年の話。こちらもsaitamakujira氏の記事にあったが・・・ブルーベリー等の果樹は、開花し、実をつけるまでの時期が長い。実を収穫する頃には、木は翌年の開花の準備をはじめている。ところが実に養分がまわる等で、翌年の花芽がたくさんできなくなる。よって、翌年は花が少なくなる。これが、果樹の「裏年」のメカニズムである。
いいかえれば、つまり果樹にとっての暦は、「24ヶ月」で1年といえる。
早めの収穫、剪定等で裏年の収量を上げる方法等もあるらしいが、まあ、植物の1年につきあうのもまたいいものかもしれない。
この記事はsaitamakujira氏の記事にトラックバックさせていただきました。
我家のローズマリーの花の咲き方はジワーッと長くで、花が終わったかと思えば別の所が咲き出す、、という感じです。確かに、根が鉢いっぱいになって、水も肥料も足りなくなってきた、、、”もうここいらで花を咲かせねば何ともならん、、”と言っている様にも聞こえます。上手く言えませんが、つかず離れず、気長に見守っていきたいと思っています。
ローズマリーは、時々刈り取ってお風呂に入れるといいですよ。
筋肉の疲れをとってくれます。
刈り取ったあとは、脇芽が伸びてきます。
写真で見るに、葉も元気そうですし、あまり心配ないと思います。元気がなくなると下のほうの葉が、黄変したり落ちたりしますので、その時は植え替え、肥料等をあげればいいと思います。
そのままお風呂に入れてもいいし、強く抽出するなら5~10本くらい小鍋に水と枝ごと入れてガス台等で湧かして、お湯ごとお風呂に加える、という方法があります。
あまりむつかしく考えないで楽しんでください。フィンランドのサウナのように(あれは白樺でしたっけ)枝で体をたたく(なでる)のも楽しいです。
乾燥させる(ドライフラワーのように逆さにつるしておくと乾燥します)場合は、枝が固くなるので、葉をしごき落として(乾いていれば簡単に落ちます)薬草パック(大きめのティパックみたなもの、スーパー、ドラッグストアにある)や木綿の袋やハンカチに入れてお風呂に入れるとバラバラにならずに便利です。
美容のハーブ、頭のすっきりする香り、筋肉の疲れによいと言われるローズマリーです。
いろいろ楽しんでみてください。
仕事等で疲れたとき、葉をもんで香りをかぐだけでリフレッシュできますよ。
挿し木も挑戦してみてください。鹿沼土やバーミキュライトでなくても(発根する確率は下がりますが)そこらへんにプスプス挿しておいたら、案外根がでてきます。
ローズマリーはロスマリン(海のしずくの意、だったと思う(笑))が語源で、海の近く(風、海水があたるきびしい環境)でも良く育ちます。
千葉県の旧丸山町,南房総市では、道路脇の植栽がローズマリーだらけのところがあり感動した思い出があります。http://www1.ocn.ne.jp/~maru-m/(丸山町商工会HP)