少し前に、新しいアイビーログ工房のパンフレットが出来ました。写真は裏面の、夜のログハウスのイラスト。私のログハウスのイメージは、夕方、家に帰ってきたとき、窓からこぼれ出した暖かい光です。ほっとする、家に帰ってきたと実感します。車を止め、空を見上げると、空一面の星。本当に丸太の家の、電気の色はいい物です。作業中遅くなり、作業灯を点けた時、外から眺めた感動は忘れられません。木の色が融けだしたような色。私の一番好きな風景なのかもしれません。
観音寺のM邸も、日曜日無事上棟式を終えました。何回やっても、無事棟木が上がるまでは、どきどきします。なれる事はありません。でも無事上棟出来た時は、本当に嬉しいものです。施主さんも一緒に喜んでくれ、本当に嬉しい日になりました。これからは大工工事になりますが、アイビーログ工房でやって良かったと、言ってもらえるような家にして行きます。屋根の防水シートまで施工し終わったので、一安心。職人さん達も遅くまでやってくれ、感謝、感謝の一言です。今回は屋根が二重張りになっています。通気層を取り、棟換気から熱気が排出されるようになっています。それと30ミリの厚板を、母屋棟木にじか張りしているので、屋根の強度が上がり、地震にも強くなっています。住み心地の良い家になると思います。楽しみにしていて下さい。写真は施主さんが最後の棟木を、かけやで打ち、収めている所です。
観音寺のM邸の、建て込みも進み、明日には大体格好がつきます。母屋越しに、甲斐君と応援の足利くんが、かけやを持ってコントをしている見たいに見え、思わずシャッターを切りました。二人で楽しそうにかけやを振っているのは、やはり、本当に楽しいのだと思います。一生懸命刻んで来た、丸太のパーツが形になる。これは本当に嬉しい事なのです。施主さんと同じように感動出来る仕事は、今の建築には少なくなって来ています。職人の姿が見えないような仕事が増えると言う事は、薄っぺらい張り物の家が増えていると言う事で、物として家を見ているみたいで、とても悲しい事。アイビーログ工房の仕事には、建築が持つ本来の楽しみがある。施主にとって、建築は一大イベント。一つの祭りのような物だと思います。施主さんと一緒に喜べる建築を、建て続けて行きたい。
香南市夜須町の民家のリフォームも終わり、引き渡しも無事終わりました。先日施主さんが、完成慰労会を催してくれました。職人さん達が、作った囲炉裏を囲み盃を酌み交わしました。自分達が改装した家で一番に宴ができるなんて、本当に幸せなこと。施主さんに感謝です。火があると、場がなごみ、話が弾みます。火の持つ不思議な力を、改めて感じました。家庭から火のある場所が消えて、生活は便利になりましたが、何か全てが軽薄で、薄っぺらになった感じがします。一つ便利になると、一つ大切な物を無くす。家庭に火が有る事は、大切な事のような気がします。不便を楽しむ。それこそ一番の贅沢かもしれません。
アイビーログ工房の公式HPは こちら からどうぞ
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新工法の壁の試験体を4体作り、森林技術センターに納めて来た。写真の様に、現物大の壁は、迫力満点。計算すると、4トンユニックに立てて載せると、試験場のシャッターに当たる計算。しょうがないのでクレーンも出動。大事になってしまったが、行って見ると、積載した重量で車体が下がり、ぎりぎりで入る事が出来、めでたし、めでたし。天井クレーンもぎりぎりで、これ以上大きな検体は無理そうです。2月1日、2日と試験する予定。どんな結果がでるか、不安と期待で一杯。でも楽しみです。結果がどうなろうと、次のステップに進めるきっかけにはなると思うから。
観音寺のT邸も、そろそろ刻みが終わり、運搬の段取りをしています。昨日は雨がありましたが、今週は安定しているので、もう少し晴天が続けば良いのにと思いますが、こればかりは神のみぞ知る所、祈るしかありません。2月7日が施主さん希望の上棟日。その前後一週間程晴れてもらえると、ありがたいと何時も建て込みの時は思います。良くしたもので、雨が降っても何があっても、神様は試練を与えてくれたと考える事ができます。何はともあれ、無事棟上げが出来ることは、有りがたいこと。アイビーログ工房スタッフ一同、無事上棟出来ますように頑張ります。
山にお金を入れるという事は、素材に魅力がなければ無理があり、長くは続かない。何でもかんでも補助というのは、国の財政からいっても無理だ。どうすればいいか。需要がなければ、需要をつくりださなければいけない。木の魅力を一般の方に知ってもらわなければ、需要は増えない。即効性はないけれど、教育の中に木の魅力、木の特性を知ってもらえるものを取り入れる事が、結局一番の近道なのだと感じている。環境問題の一般化により、森林の大切さは分かってきている。その森林を維持するには、計画性のある、持続可能な林業が不可欠なことは誰でも説明すればわかる。木の建築に関わる仕事をしてきて、私は本当に木の良さを感じている。木は魅力的なのだ。実験で、マウスを木と、コンクリートと鉄で飼い、寿命を確かめたが、木の中で生活したマウスが一番長生きしたと聞く。私も木の家で生活している。感じる事は、空気が柔らかい。家へ帰るとほっとする。何んともあいまいなのだが、この感じは、大切なことだと思っている。写真は今度観音寺で建てる、T邸の2階の柱ですが、桧の枝付きの柱です。人の家と違うと言う事も、私は大切だと思って家を建てています。丸太はどれも表情があり、全てが違い個性を持っています。丸太の家は楽しい。
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赤松の原木の山。珍しいので市場の人に聞いた所、近頃はあまり売れないそうです。プレカットが隆盛で、曲がりのある丸太は、使う事が難しく手刻みの工房は少なくなる一方。でも目先の効率ばかり考えて行くと、大切なものを無くす気がします。木を曲がりあるまま製材せずに使うことは、癖の出やすい松もあまり癖が出ず。曲りを上使いに使用すると、強度が出ます。製剤するとB級材になりますが、丸太をそのまま使うと、強く美しい梁となります。無節のA級材は美しく狂いも少なく、加工精度も高く良いのですが、大スパンに架ける梁等には向きません。高価なこともありますが、曲がりのある癖のある木を、癖を読んで使うほうが強く、私は美しいと思うのです。木は今強度の不均一により、大きな建築物から、木が淘汰されてて来ています。しかしそれは大量生産の思考で、きちんと木を見て使う場所を決める事が出来れば、もっと可能性は高まるとおもうのです。日本には木造の大建築が数多く残っています。法隆寺をはじめ、奈良、京都には、今も世界に誇るべき建築が残っているのです。木の文化は、日本の世界に誇るべき物なのに、作業効率が悪いという理由だけで切り捨てて行きたくはありません。なおかつ丸太をそのまま使うと言う事は、いらぬ流通が無く、そのまま木の備蓄にもなり、環境にも良い建築だと、断言出来ます。高知は84パーセントが山の、日本一の森林県。アイビーログ工房は、高知から、木の文化を発信して行きます。
アイビーログ工房の公式ホームページはこちらから
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さくら動物病院の二階の休憩室は、ごらんのような大空間になっています。とても二階とは思えないダイナミックな空間は、快適で、ほっとする場所になっています。休憩するにはぴったり、わざわざ森に行かなくても、森林浴をしたような気がします。そういえば三原村のKさんが、ログハウスに住むようになってキャンプに行かなくなったと言っていたことを、思い出しました。
薪ストーブのバックガードを、日高の鍛冶屋さん、大野さんにサンプルに作ってもらった。鉄なので重いので、2分割にして運んで入れてもらいました。薄い鉄板に、手打ちした角棒を回して作ってもらった。なかなか大変だったようですが、手作りの味があり良い感じです。壁の保護の必要な方は、世界に一つだけのバックガードを作ってもらったらいかがですか。仕様のリクエストには、ある程度は答えてくれます。大野さんは日高で、親子2代で鍬を作っています。ツリーハウスの金物を、学生達を指導して作ってくれた事もあり、長い付き合いです。注文があればできる物は、作ってくれます。
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