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痴漢行為のニュースと「ディア・ピョンヤン」の話

2006-12-07 01:05:11 | 雑感
植草教授の裁判のニュースを聞く。
 以前こんな話をラジオで聞いて考えさせられた。「陰謀説」である。教授は、政府の政策をかなり的確に批判している論文を書いていて、そのためにこんな「冤罪」をきせられている、という話。女性の経済学者が、このように話しているらしい。
 
 どちらが正しいのかよくわからないし、誰を支持するわけでもないが・・・「痴漢行為という犯罪」は、思えば、すさまじい社会的制裁を受ける。「植草教授」と聞いただけで一体どのくらいの女性が嫌悪感を覚えるか?そう考えれば良くわかると思う。
 「陰謀説?そんなアホな!」と笑い飛ばすのも簡単だが、「そんな事もあるかもね?」と考えてみるのも悪くはないと思う。


 先日、ディア・ピョンヤンを作った監督のインタビューを聞いた。在日朝鮮人のヤン・ヨンヒという方。
「隣の国なのに、日本と北朝鮮はあまりにもお互いを知らなさすぎる。もっと知ってほしいと思う。私の兄弟は北朝鮮に住んで、(元大阪在住なので)いつも、阪神タイガースはどうなった?勝ったか?と気にしている。そんな事を思っている北朝鮮の市民がいるなんて日本人は考えていないだろう。」というような事を冗談交じりに言って笑っていた。
 
 確かに、阪神タイガースの勝敗を心配している北朝鮮人がいるなんて思いもしなかった。

 情報のアンテナをいろいろな方向にたてて、いろんな立場で物事を考えてゆく、そんな感性が必要である。そう思う。