世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

定まらない一日

2010年06月27日 21時52分14秒 | Weblog
図書館に本を返しに行く。
唐沢俊一の本は情報は豊富だが、読ませる文章ではない。
内容は嘘っぱちだけど読ませる寺山修司とは違う。
物語性かな。含みの持たせ方かな。
尾崎放哉句集と吉田知子の本を借りる。
高速バスの料金を払う。来月は高知へ行く。
吉祥寺へ行き、小畠鼎子展を見る。
孔雀とシャクヤクの絵だけ気に入る。あとはあんまり。
お祖母ちゃんの絵を思い出す。
成分献血をする。
朝ごはんを食べてなかったけど、問診で食べたと嘘をついてしまう。
献血の前に大急ぎでドーナッツとコーンスープを飲む。
ちくっとした後、しばらく自分の血がチューブに流れ込まないでいるので
心配で見つめていると急にどばっと流れはじめてほっとしたけど、ぎょっとした。
1時間半、テレビでフィギュアスケートを見る。夏なのに、と思う。
高橋大輔が氷の上でパントマイムの壁をしていた。
向かいの男の人が血を抜かれた後、貧血になっているらしい。
足を高くあげられて点滴されてる。
献血に来て点滴されてるなんてと恥ずかしそうな男の人。
朝を食べていない私はそれを見てどきどきする。
血小板だけとられて、あとの血は身体に戻される。
帰りにミルクティーとうにあげおかきを食べる。
街中を歩く。
あちこちでセールをやっている。
人がわらわらいて、ワゴンの服をしきりに伸ばしたり広げたりしている。たたむ人は少ない。
不幸なことに年齢が上がって安い服が似合わなくなって来ていると最近思っている。服にお金がかかると憂う。
立ちくらみがする。
やっぱりか。くそ。お茶を飲んでそそくさと帰る。
近所のスーパーで夕飯の買い物をするときにふと思いついてみゆみゆをご飯に誘う。
カレーだと言ったら来た。
カレーを作るのは5、6年ぶりなんじゃないかな。食べるのは1年ぶりとか。
オクラとナスを入れる。
きゅうりとトマトを酢と塩としそであえる。
みゆみゆが枝豆のペーストを餅にくるませたお菓子を持ってきてくれる。
緑の赤福みたい。
明日も休みなので気が楽だ。

仰せつかる

2010年06月27日 03時11分54秒 | Weblog
今日7月から始まるプールのプールを足でしゅこしゅこ膨らませていると、
スタッフがすすすーっと近づいてきて、
「あの、30日に不審者対策の訓練をするんですけど」と言った。
「そのときに不審者の役をやる人がいなくて、深見さん、、」
あ、不審者ですか、いいですよやりますよ。
地震や火事の避難訓練は月一でやっているが、
不審者が侵入した際の対処訓練は今回が初めてだという。
なんで私なのかよくわからないが、とにかく「会議で深見さんの名前があがって」ということらしい。
「一応、精神異常者っていう設定なんです」
私はそのとき「遊びの時間は終わらない」を思い出して非常に愉快になった。
これは、銀行に強盗が入った設定で行われる警察の訓練の話なんだけど、
その犯人役の警察官が真面目ゆえにガチでいろんな設定をこまかく作り込んできて
訓練なのになかなか犯人確保にならないというおもしろい小説だ。映画もある。
たぶんガチでやったら子供の一人くらい簡単にとっつかまえれちゃうだろうなあと思った。
そもそも顔認証のできるセキュリティが破られて不審者が侵入しちゃったらもうほぼアウトだよなあ。
小さい子とかがっつんがっつんやられちゃうだろうなあ。
やっぱ訓練でも不審者役がそんなことしちゃったらまずいよなあ。
とか考えると、どの程度の力加減でやったものか、打ち合わせはしておきたい。
しかし考えれば考えるほどおかしい状況だ。
精神異常者がどうやって顔と問答で識別するセキュリティをかいくぐれるのか。
しかもその目的は?やっぱ殺戮?じゃなかったら異常な子供好き?
武器は持ってないのか?武器がなければ子供好きの可能性も高い。
私がやるからやっぱ女なのか。男の設定を私がやるのか。
暴れるの?追い回すの?なんか言う?
「最終的にはさすまたで捕まえます」
どこにあんだよそのさすまたがよ。あったとしてもすぐ取れるとこにないのは知ってるよ。
しかも係のスタッフが「私もやったことないんで」みたいに逃げやがってくわしく決めてくれない。
ああ、こういうことを言うんだね。
むちゃぶりって。
決めてくんなきゃ子供捕まえちゃうよ?いいの?
さすまた、ぱしーんてやれる自信あるよ。
こちとら大人だと思って安心してたら痛い目見るよ。
30日、請うご期待。