素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

○蔵の師魂極上(芋)

2005年08月06日 | 評価待ち焼酎(芋)
 酒屋さんいわく「すごい芋焼酎」だ、そうだ。これも「なかむら」のように杜氏から仕込みまで事細かに書いてある。四号瓶で@3,000とかなり高い。師魂自体あまり合わないが、極上はどうだろうか?以下同封されていたカタログである。頑張って書き写した。
<カタログ>
 人肌の伝わる優しさの味-。
 手造り蔵「師魂蔵」で、すべて人の手により丹誠込めて造られた、かめ壺仕込・木桶蒸留・かめ壺貯蔵による、本格芋焼酎です。
 酒造りは「一に麹」といわれ、最も神経を研がしながら丹念に手造りによる麹を造ります。「一次もろみのかめ壺」には、歴代の名が記され、中では酵母菌が米麹を溶かし豊かな香りを放っています。
 契約農家から運ばれた新鮮な原料芋は「芋蒸し釜」で蒸され「二次もろみのかめ壺」で発酵して、さらに、もろみは昔式の「木桶蒸留器」で、限りなくやわらかい蒸気により蒸留され、竹筒の先からは、芳香な原酒が誕生します。
 原酒は地下の「貯蔵がめ」へと移され、静かな音楽を子守歌として、長い熟成の眠りに入ります。
 三年もの長い年月を経た原酒は天然地下水で割水され「極上 蔵の師魂」が誕生します。
 この「人肌の伝わる優しさの味」は、焼酎を我が子のように見守る老杜氏園田一幸の手による惜しみない手間ひま、長年の微妙な勘と、匠な技の伝承の証です。
◆原料芋
 鹿児島県金峰町「土つくり百姓」東馬場伸さん(平成13年度農林水産祭天皇杯受賞)が 丹誠込めて育てた黄金千貫(コガネセンガン)を使用
◆原料米
 最良の香りをかもしだす金峰町産新米コシヒカリ
◆仕込水
 日置蒸溜蔵内「権現さぁの井戸」から湧き出る天然地下水
◆麹造り
 独特のコクと旨味を生みだす黒麹菌を、もろぶたを使い自然の換気による手づくりの麹
◆もろみ
 貯蔵に適したコシ、コクのある原酒を得るにふさわしい十分に熟成したもろみ
◆仕込
 かめ壺仕込み
◆蒸溜
 昔の焼酎作りを再現した師魂蔵木桶蒸留器による蒸留
◆貯蔵
 長期貯蔵にふさわしい素焼きの「かめ壺」にて貯蔵
◆杜氏
 園田一幸・(蔵子)古河 潔
 薩摩の焼酎造りは、約五百年の歴史があるといわれ、南国特有の風土と薩摩独自の焼酎造りが、長い年月とともに深く人々の暮らしに根ざし、今日まで焼酎文化を築いてきました。 歴代の思いと情熱は長い年月を経てなお受け継がれ、人と自然と焼酎文化薫る日置蒸溜蔵では、今日も、ひとしずくに思いを込めた、蔵人一人ひとりの心の宿る本格焼酎を造りつづけています。