素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

◆麻友子ドライ(芋)

2006年07月30日 | 評価済み焼酎(芋)
 何となく買った焼酎です。私の行きつけの酒屋さんで購入しました。女性向けに造られた焼酎らしいですが、味は如何かな?
 まずはお湯割りから。マスカットの風味。元々薄いので半々では物足りない感じがする。割ってしまうとフルーティーな風味だけで、お湯を飲んでいる気がしてくる。薄くてもこの風味を生かしているのはさすがとは思うが、いつも濃いめの焼酎を飲んでいると少々物足りない。
 ロックでもまだ薄く感じる。だが幾分飲むには丁度良い感じがする。これもマスカットの風味で本当に果物のような甘さが感じられる。時間が経つにつれて全体が薄まってきてしまう。小さいコップで少しずつ飲んでいくのに向いている。ドライとあるがそれほどドライには感じなかった。私のドライはマティーニが基本なのでそれも仕方ない気もする。女性向けというのは何となく頷ける。
 お勧めはロック。ストレートも良いかもしれないが今回は未挑戦。次回に挑戦したい。

◆にごり芋(芋)

2006年07月29日 | 評価済み焼酎(芋)
 以前飲んだことがあるが結構気に入った焼酎。飲み屋で見かけると良く注文する。
 まずはお湯割りで。生の芋の香りが焼酎になじんでいる。口に含むとその香りが一気に広がり一瞬で消える。無濾過のためか荒々しさが良く感じられる。ヌーヴォーのような味わいが味わえるので、落ち着いたものから荒々しいものを飲みたくなったときに良いかもしれない。私的には結構好きな味。後味は舌の上に残るが、口の中はさっぱりしていられる。
 ロックではお湯割りと全然表情が違う。ロックだとフルーティーな感じがする。あま~いマスカットの様で、本当に果物の味がそのまま感じられる気がする。キレが良く口の中の広がりを抑えている。口の中にも殆ど味が残らず、スッキリと飲める。全体的に軽い味わいで、あっさりと飲みたいときに良い。
 お勧めはお湯割り。ロックもなかなかいけます。

◆陶眠中々(麦)

2006年07月28日 | 評価済み焼酎(麦)
 中々の陶器保管バージョン。アルコール度数も28度とちょっと高い。四合で2500円位。少々高いが、一度飲んでみたかったので購入を決意した。
 まずはロックから。アルコール度数が高いために麦の味わいが強調されている。良い言葉が思い浮かばないが、バカ正直に麦の味わいを表現できていると思う。ちなみにこのバカという言葉は素直に褒めている言葉。ガツンとか飲みやすいとかは別として素直に麦を味わいたいときに飲みたい。今まで飲んだ麦の中でもかなり美味しいと思う。陶器に入れておくとこんなにまろやかになるんだなぁ・・。としみじみとビックリした。
 今度はお湯割りで。麦の味が華やかに表現されていて、また陶器には驚かされた。陶器恐るべし・・・。舌へのピリピリ感とまろやかな麦の味にとてものびがでている。素通麦は芋の後に飲んだら味があまりわからなくなってしまうが、これは結構しっかりと味わえるので貴重な麦焼酎だと思う。普通の中々より深みがでている。
 お勧めの飲み方はお湯割りもロックも。この陶器で他の焼酎を熟成したい。

◆さつま若潮ヌーヴォー(芋)

2006年07月26日 | 評価済み焼酎(芋)
 季節限定で入手できる焼酎。秋口しか出荷されない焼酎のヌーヴォーです。それを数年間寝かせてから開封しました。
 まずはお湯割りから。口に含むと舌にぴりぴりと刺激を感じる。芋の味とアルコール両方の味わいがミックスしている。これは無濾過ならではの味わい&感覚なのかな?と思う。お湯割りにするとその特徴が際だって来ると思う。これは多分季節限定の楽しみになる。作りたてだったら更にこれがすごくなっているだろう
 今度はロックで。一口飲んで思ったのは、「これは面白い!」。お湯割りで感じたピリピリ感が全然感じられなくなる。端的に言うと、アルコールを全く感じさせずに優しい芋の味そのものだけが残る。お湯割りと完全に表情を変える。これはビックリしました。
 お勧めの飲み方はロックです。飲む機会があったら、まずお湯割りを飲んだ後にロックを飲んでみて下さい。多分ビックリすると思います。

◆宇佐むぎ(麦)

2006年07月25日 | 評価済み焼酎(麦)
兼八を造っている蔵の焼酎。兼八があれだけの焼酎なので、これはどうなんだろうか?
 まずはロックから。優しい麦の味。兼八を造っている蔵なのでがつんと来るものを想像していたが、兼八とは全く別の味わいを出している。本当に優しく麦の味を引き出していて、口に含むとパッと麦のつぼみが開いて、口の中全体にじわりじわりと広がっていく。飲み込むと麦ではなくアルコールが喉から帰ってくる。全体に優しい味わいだが、後味ではしっかりとした麦の余韻を残してくれる。
 今度はお湯割りです。こちらの場合だとずいぶん印象が変わる。ものすごく大人しい味になる。麦の味の引き立ちが殆ど感じなくなる。香りも抑えられていて、とても飲みやすい形にまとまっている。
 私のお薦めはロックです。晩酌の初めの方に味わって飲みたい焼酎です。

◆克(芋)

2006年07月24日 | 評価済み焼酎(芋)
 魔王の杜氏さんが造ったと言うことで、一時期品薄になった焼酎。現在では結構見かけるようになった。どんなものかと思い私も購入してみた焼酎。
 まずはお湯割りから。口当たりはよい。甘さとまろやかさがいい。口に含んだ瞬間に広がる芋の香りが本当に丁度良い。芋の香りは一瞬で消えて口の中でもそれほど主張はしない。しかし飲み込んだ時に喉の奥から芋の香りが蘇ってくる。味の広がり自体はそれほど強くない。もうちょっとコクを活かせると面白い焼酎になるかな?焼酎の初心者の方でも結構美味しく飲めるのではないでしょうか?
 今度はロックで。あっさりとしている。しかし芋の味はちゃんと味わえる。甘味や辛さではなく、味わえるのが芋の味。初めて飲む人にはとても飲みやすい焼酎だと思う。ある程度焼酎を飲んだ人には少々物足りなくなるかな?ただ、一杯軽く飲むには本当に丁度良い焼酎だと思う。
 私のお薦めはお湯割り。芋焼酎をそんなに飲んだことのない人に勧めたい焼酎です。

◆昇龍五年熟成(黒糖)

2006年07月23日 | 評価済み焼酎(黒糖)
 滅多に私は黒糖焼酎を飲まないのだが、今回珍しく飲もうと思った。以前よりan様のブログでこの昇龍が紹介されて少々気になっていた。
 まずはストレートから。黒糖焼酎はこんな香りがするんだ!と言う感じ。香りははっきりと黒糖の香りがする。飲み口は柔らかいので、多分黒糖焼酎の中では飲みやすい部類に入るんだろう。口の中では黒糖の香りと味が広がり、飲み込んだ後にはそのリバウンドか少々苦さが来る。
 次はロックで。黒糖の味よりかはアルコールの方が前面にでているかな?氷を入れて落ち着いてくるとまろやかな黒糖の味。ただロックにしても全体的にそれほどストレートの時と味わいが変わらない気がする。もちろん飲み口は全然違うが。
 今度はお湯割りで。黒糖の味はするが、一緒にすぐに苦みが感じられる。黒糖焼酎はアルコール度数が高いものが多いので、飲んだときのこの鼻に抜けるアルコール感というのは全て共通なのかな?口当たりも良く、まろやか。口の中での黒糖の広がりは比較的抑えめ。

▲7月23日のダレヤメ ~八幡35度開封~

2006年07月23日 | いろいろ
 今日やっと奥さんと次男が退院してきた。大人しかった我が家も活気が出てきて田の買った。退院の嬉しさと一緒に、今日は長男の誕生日。やっと4歳になることが出来た。早いものだな~と今日はしみじみ考えていた。
 せっかくの退院祝いと誕生日祝いなので、何か開封をと思い今日は八幡35度を開封することにした。
 初っぱなにこれを飲むと、その後の焼酎の味がわからなくなってしまうな。一敗目はお湯割りからチャレンジしたが、結構酔いがすぐに回ってしまう。次はロックで飲んでみたが、こちらもそうだと思った。とりあえず25度との飲み比べをじっくりとやってみたい。ろかせずとの飲み比べが出来れば一番良かったのだが、なんだかんだで今年分は手元に残らなかったので、また今度の楽しみにしよう。

◆村尾(芋)

2006年07月22日 | 評価済み焼酎(芋)
 プレミア焼酎の象徴3Mの一つ村尾。3Mとか言いながらこの銘柄を知らない人が結構いる。しかし3M全てを知っている人は一番好きな人が多いのではないだろうか?
 まずはロックから。しっかりとした味わい。芋の味が良く表現されていると思う。3Mの中では一番私の好みだと思う。ロックでは結構アルコールが目立つ気もする。しっかりとしている割には飲んでいてもそれほど後を引かない。これならば毎日飲んでいても飽きない。入手さえ楽だったら・・・。
 すっっっっっっごいまろやか!それでいて深みがある。口泡利が柔らかくて心地よい。前割りをしなくてこの感じはスゴイ。逆に前割りしない方が良いかもしれない。これだけまろやかならば、村尾の特徴が消えてしまいそう。濃すぎず薄すぎず、丁度良い味わいのような気がする。何かの時のために一本ストックしておきたい。入手さえ楽だったら・・・。
 総合的に見てみて私はお湯割りを勧めます。でもどっちも美味しいです。

○たなばた無濾過(芋)

2006年07月21日 | 評価待ち焼酎(芋)
昨日紹介したたなばたの無濾過バージョン。こちらも取り扱い店が限定されている。無濾過の割には「お早めにお飲み下さい」の記載がない。とあるHPでは、フーゼル油を何回もすくっているが、濾過をしていないため焼酎の個性が顕著に出ているとのこと。ガツン系の焼酎らしいがどうだろうか?

○たなばた古酒(芋)

2006年07月20日 | 評価待ち焼酎(芋)
以前より気になっていたのだが、いつでも買えると思いずっと手に入れなかった焼酎。もっちぃー様のブログで拝見した事が発端で購入することになった。5年間熟成させた焼酎。
千葉県の大きな酒屋さんで購入。本日伺ってみると、さつま寿や宝山紅東、神座等が並んでいた。来週にあるイベントを行い、岩倉さんの焼酎や百年の孤独が購入できるらしい。しかしそのイベントに参加するには三千円以上の購入をしなければならないので、かなりお金を使うことになる。多分行かないだろうなぁ・・・。
話が脱線したが、田崎さんの焼酎はすごく甘いという印象がある。今飲んでみてどう思うだろうか?
このたなばた古酒は決まった酒販店にしか販売されないため、入手するのは特約店からの方が良い。さもないとプレミア価格で販売してる場所もあるので注意が必要。

▲7月20日のダレヤメ ~愛子開封~

2006年07月20日 | いろいろ
昨日は八幡だったが、本日は愛子を開封した。昨日は比較的寒かったのでお湯割りだったが、今日はぼちぼちだったのでロックで飲むことに。今日の肴はまたお刺身で。息子と一緒にマグロを食べながらゆったりと飲んでいます。優しい飲み口ですね。次々と杯が進みます。
今日で一緒に開封していただいたものの開封は終わりになります。ろかせず、萬膳、萬膳山田錦、伊佐舞、平成大慶などは私は持っていないので、残念ながら開封が出来ません。それの開封の方々スミマセン。
この三日間の焼酎はとても美味しかった。今のような至福な気分の焼酎が一番美味しい。

○牧場の櫻(芋)

2006年07月19日 | 評価待ち焼酎(芋)
 合資会社生駒高原酒造さんで造られている「牧場の櫻」。「まきばのさくら」と読む。一本一本が宮崎県の新聞紙で巻かれていて、手作業による瓶詰めを行っている。私の行きつけの酒屋さんでこれから力を入れて販売していく商品らしく、hamuさんいかがですか?とのお勧めにより購入することになった。以前も一本購入したが、それは大切な人への贈り物となった。アルコール度数は28度と、ちょっと変わり種の焼酎。芋には「ほまれ芋」を使用しているらしい。ここの酒造会社さんの知識は全くないので楽しみ。

~ラベルより~
『牧場の櫻』<宮日新聞巻き2年貯蔵酒>
明治33年操業(小林市細野)に蔵を構え地元に愛される焼酎を目指し近くの牧場の桜(旧軍馬櫻)の名前にあやかり「櫻」と代表銘柄を名付けられました。
以来続けてきた蔵も成長時代とともに大手の銘柄に激風、厳しい情勢にさらされ限界に達し残念なことに平成7年醸造免許を同市の(資)生駒高原酒造へと売却され3代続いた蔵に幕を閉じた。
この度、以前使われていた「櫻」のラベルを引用し復刻版として生駒高原酒造より「牧場の櫻」で再復活致しました。
平成十五年に宮崎農業試験場で焼酎用甘藷「ほまれ芋」が研究を積み重ね改良開発された。
その芋を原料にて宮崎県酒造場第一号で製造商品化されました。
皆様に末永く飲んでいただける宮崎の焼酎の一品としてお育て願えれば幸いです。
宮崎本格焼酎クラブ

▲7月19日のダレヤメ ~八幡開封~

2006年07月19日 | いろいろ
今回の出産でいろいろな方から祝辞を頂いた。またお祝い開封をしていただいたのだが、私は熟柿の開封で、持っていない方々もいらっしゃる。そのためせめて私の方で一緒に逢わせられる方法を考えて、他の方々が開封して私が在庫を持っているものを開封しようと考えた。
と言うわけで本日の開封は八幡。前もって一緒に写っているとっくりに1:1で割っておいた。使用した水は北海道の山岳部から取れた軟水。日本の北と南のマッチを楽しんだ。正確には鹿児島方面の水がなかっただけ。黒ぢょかをそのまま暖めることが出来ないため、とっくり2本に割り水した八幡を入れて、鍋で少々暖める。暖めたものをそのまま黒ぢょかに。
黒ぢょかからぐい飲みに一杯注ぎ入れて、一気に口の中に含む。旨い。素直にそう思った。八幡はろかせずしか腰を据えて飲んだことが無く、35度は結構飲み会で飲む機会があった。ところが25度は殆ど飲んだことがない。今回やっと腰を据えて飲んでみてその実欲が解った。
味の評価は別に行うが、この焼酎は美味しいですね。環境・気分などいろいろな要素も焼酎を美味しくしている。こんな気分の時に美味しい焼酎はとても心地よい。

▲7月18日のダレヤメ ~出産祝いの熟柿開封~

2006年07月18日 | いろいろ
 本日無事に第2子が産まれました。ずいぶん早い時間からですが、かねてより開封を考えていた「熟柿」を開栓しました。これはたんたん亭オフ会の時に、陶器ボトル様から奥さん懐妊のお祝いに頂いたもので、絶対子供の生まれた日に開栓しようと考えていたものです。
 肴はスーパーで買ってきた刺身で、簡単にしていますが、刺身よりも今日産まれた子供の写真が一番の肴になります。長男と一緒に刺身を食べながら今日の出来事を喜んでいます。
 熟柿は結構しっかりとした飲み口です。今まで私はこの飲み口はあまり感じたことがないです。でも美味しい。ロックで飲み続けているだけですが、飲めば飲む程すいすい飲んでしまう、今日の私にはとても危険な焼酎です(笑)別途飲んだ評価はしますが、この焼酎を提供して下さった陶器ボトル様に敬意を表したいと思います。どうも有り難うございました。本当に嬉しいです!訳あって出産時に私は病院にいませんでしたが、奥さんも頑張りました。ご苦労様!
 このまま第二、第三の開封を立て続けにしてしまいそうで怖いです(笑)今の勢いならば、平気で月の中とか真鶴をあけちゃいそうです(笑)