素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

本年もお世話になりました。

2007年12月31日 | いろいろ
今年も私のブログに色々な方がご訪問頂き、有り難うございました。

おかげさまで今年もブログを閉鎖することなく、無事に新年を迎えることが出来ました。

これも皆様のご協力のおかげだと思っております。あらためて御礼申し上げます。

さて、このブログを開始して、2年半が経過しようとしています。

私の身の回りの方々から、次の様なご意見を頂きました。

「呑みたいんだけどさぁ、売ってない焼酎が多すぎるんだよね!」
※私のように焼酎の世界に片足突っ込んでいる方ではなく、普通の方からのご意見です。

はい。スミマセン。おっしゃるとおりです。

最近紹介している焼酎は、わたし自身でも購入出来なく、色々な方々のお力をお借りして、ようやく手に入れた焼酎ばかりです。

それに一点に気が付きました。「最近の銘柄って素人じゃないじゃん・・・orz」

そんなわけで今後ブログをどのようにしていくか、色々と考えてみました。

その結果「レギュラー酒を中心に、焼酎の評価をしていく」という考えで落ち着きました。

レギュラー酒というと、プレミアの付いている「萬膳」や「薩摩茶屋」等を含んでしまいます。

そのような考え方ではなく、「スーパーやDS、コンビニで売っている焼酎を中心に紹介&評価する」という考えで、今後このブログを勧めて行こうと思います。

私が焼酎を飲み始めたきっかけは、テレビ番組で色々な焼酎を飲んでいるのを見て、飲んでみたいなぁ~。と思ったことからです。

一度飲んでみると、その世界の深さにはまってしまい、自宅に焼酎専用の棚を造るまでにはまってしまいました。

ここまでになると病気ですが、私のブログを見て、焼酎の楽しさやそれぞれの銘柄の表情を見つけていて、焼酎を飲むのが楽しく成って頂ければと思います。

ともかく、今年一年間有り難うございました。

色々な焼酎を飲んでいますが、どんなに背伸びしても私は焼酎の「素人」です。

こんな無責任な私ですが、今後とも私の「素人の焼酎評価」のブログをよろしくお願い致します。

○くりあづまみやじしょりゅうどり杜氏潤平手造り(芋)

2007年12月31日 | 評価待ち焼酎(芋)
 先日ご紹介した栗東宮路の初留取りとなります。瓶にシリアルナンバーが書かれています。番号が84番までしかないので、超限定品でしょうね。ちなみにこれも頂き物の焼酎です。本当に申し訳ないです。
 この焼酎のことを色々と調べていて気が付いたんですが、杜氏潤平の中には別撰酵母など、色々な種類があるようですね。杜氏潤平自体が少々手に入れにくいのですが、このように本数の少ない焼酎は、殆ど手に入れるのは無理ではないでしょうか?
 このような焼酎を惜しみなく振る舞って頂いて感謝しております。どうも有り難うございました。美味しく呑ませて頂きます。

○芋山田原酒(芋)

2007年12月30日 | 評価待ち焼酎(芋)
 本日我が家に到着した焼酎です。もうすでに終売になっている焼酎です。詳しいスペックは知らないのですが、限定品であり、終売であると言うことから、超貴重品であることがわかります。下さった方には本当に申し訳ないと思います。素人で申し訳ないのですが、しっかりと評価をさせて頂こうと考えています。どうも有り難うございました。
 今年も残るところ、明日で終わりですね。少々寂しい気がしまずが、新たな道へと歩き出すことが出来ると思って、来年も頑張りたいですね。

◆なかむら:宇治野正杜氏(芋)

2007年12月29日 | 評価済み焼酎(芋)
 なかむらの旧杜氏さんの焼酎になります。今は売ってない焼酎ですが、新築祝いと言うことで、私のなかむら好きをわかって頂いている方に譲って頂きました。有り難うございました。
 まずはお湯割りからです。あ~。これは美味しいですね。深いコクとなめらかで、且つしっかりとした口当たりです。今の杜氏さんのなかむらは綺麗な味と言われますが、この昔のなかむらは、どっしりとしていて芋臭いですね。一瞬口の中でピリッと辛く感じますが、その後に深い甘みと芋の香りが鼻を抜けていきます。これはこれで良いのではないでしょうか?
 ロックでも頂きました。これも良いですね。さらりと口の中で芋の味わいを伝えてくれます。コクもしっかりとしていますし、飲み込むと芋の甘さがストレートに口の中にパッと広がります。その甘さがすんなり消えていくので、次の一口をついつい呑んでしまいます。
 私のお薦めの飲み方は、やっぱりロックでもお湯割りでもどちらでも美味しいと思います。今の杜氏さんのなかむらと、旧杜氏さんのなかむらでは、個人的には今の杜氏さんのなかむらの方が好きです。賛否両論あるかも知れませんが、まあ素人の戯言なので、聞き流して下さい。昔の杜氏さんのなかむらが美味しくないわけではないので、それだけは補足しておきます。

◆十四代鬼兜(米)

2007年12月28日 | 評価済み焼酎(米)
 これまた貰い物の焼酎です(私は一体いくつ焼酎をもらっているんでしょうか?(苦笑)。名前は凄く有名な焼酎ですね。十四代は日本酒で有名なので、焼酎を造っていること自体あまり知られていないかも知れませんね。
 まずはお湯割りからです。樽で寝かせているので、ウイスキーの用は樽の香りがします。生のままこの香りを感じるより、お湯で割った方がまろやかな香りになります。味ではこのウイスキーの様な香りがそのまま味となって出ますが、それほど強くは出ません。むしろ米の甘みの方が主体となって出ています。香りだけで味を想像して呑むと、「おやっ?」と思います。この味わいが口の中でぱっと広がり、すぐに消えてしまいます。そのため中々速いペースで呑んでいきますね。
 ロックでも頂きました。こちらの方はウイスキーのような味が強く出ますね。お湯割りとは全く逆の味わいとなります。私自身の勝手な考えなんですが、米焼酎はアルコールが高くても、あまりそれを感じさせません。これも40度になりますが、普通に呑んでしまえます。後味に多少その強さが出ますが、まずまずではないでしょうか?
 私のお薦めの飲み方はお湯割りですね。ウイスキーの様な味わいが強くなると、どうしても私にとって見ると呑みにくくなってしまいます。お湯割りでは米焼酎としての味わいが表現できているので、良いのではないでしょうか?

◆兼八原酒(麦)

2007年12月27日 | 評価済み焼酎(麦)
 あの有名な兼八の原酒になります。普通の兼八であれだけの濃さなので、これはとんでもなく濃い焼酎なんでしょうね。
 まずはお湯割りからです。麦の香りが少し離れているだけでも、かなり凄くわかります。一口口に含むだけでかなり強い麦の味わいが口いっぱいに広がります。麦の味わいと一緒に香ばしい甘さも口いっぱいに広がります。一杯目に呑んだら、次の焼酎の味がわからなくなってしまうのが難点ですかね?(笑。でも美味しい焼酎だと思います。一度呑んだら、やみつきになってしまうでしょう。
 ロックでも頂きました。ロックにしても、麦の香ばしい香りが漂います。口の中に入れると、一気にその源が爆発し、口の中全てが麦の味に支配されます。一口飲むだけで、自分の息が麦臭くなります(笑。かなり濃い味の肴でないと、この味に負けてしまいますね。ロックだとこの味わいがストレートに来るので大した量が飲めなくなってしまいます。ちなみに焼き肉を食べながらこれを飲んだら、非常に合いました。また試してみたいですね。
 私のお薦めの飲み方はお湯割りですね。この兼八系の焼酎を会社で紹介したら、みんなはまりました(笑。それだけ実力のある焼酎ですね。確かに美味しいと思います。麦をいつも呑んでると、たまにはこのようなガツン系の麦焼酎も飲みたくなりますね。

◆なかむら嬢(芋)

2007年12月26日 | 評価済み焼酎(芋)
 私の大好きな焼酎「なかむら」の原酒ですね。これ一本で3500円位するという、かなりお高い焼酎です。ですが私の好きな焼酎の原酒なので呑みたいと思っていたところ、友人からプレゼントして頂きました。とても感謝です。
 まずはお湯割りからです。なかむらと同じで、とても私の口に合いますね。ゆったりと飲める焼酎だと思います。水になじみが少ないせいか、荒さのインパクトがどうも目立ってしまいます。それがそのまま飲みにくさとなって出てしまいます。
 ロックでも頂きました。度数が高いだけ合って、インパクトも抜群ですね。口当たりの部分は原酒の割りにはややおとなしめではありますが、口の中での一瞬のヒロがリア多はスゴイですね。濃縮された味が、一気に開花するような気がします。舌の上でパッと華開き、そのまま喉の奥までその甘さを追随していく気がします。あっさりコクのある感じになりました。この飲み方だと、なかむらとは全然印象が違いますが、これはこれで美味しい飲み方だと思います。
 私のお薦めの飲み方はやっぱりお湯割りでしょうか?ロックでも十分美味しいと思いますが、どちらかと言えばやっぱりお湯割りだと思います。熱すぎるお湯で割ると、その印象も薄れてしまいますので、注意が必要かも知れません。

◆たなばた古酒(芋)

2007年12月25日 | 評価済み焼酎(芋)
 一応販売店が決まっている焼酎になります。レギュラーの七夕は皆さんよく見かけると思いますが、これと、無濾過のバージョンはそう滅多に見かけません。最近この田崎酒造さんからやきいも焼酎の鬼火の限定バージョンが販売されていると思います。鬼火は志村けんさんが好きという噂を聞いたことがありますが、本当の話かどうかわかりません。
 まずはお湯割りからです。古酒としての甘さが出ていますね。それほど濃くなく、まろやかな口当たりですね。味わいのバランスは丁度良く、結構くいくいと飲めてしまいます。中々美味しいのではないでしょうか?
 ロックでも頂きました。古酒の割りには少々荒さが目立つ気がします。味わいは濃く感じるので、口の中にはそれなりのインパクトが広がりますが、それはすぐに消えてしまいます。若干後にまで口の中に残り、アルコール感が後を引きますね。
 私のお薦めの飲み方はお湯割りですね。この蔵元さんのお酒自体、お湯割りがメインで飲める焼酎という印象が私の中にありますね。

◆松露黒麹(芋)

2007年12月24日 | 評価済み焼酎(芋)
 先日の松露の黒麹バージョンです。この黒麹のラベルは麦焼酎と完全に一緒です。並んで販売していたら間違って購入してしまいそうですよね(笑
 まずはお湯割りからです。白麹に比べれば全然呑みやすいですね。軽いわけではないですが、変な雑味がそれほど感じられません。松露自体結構味わいはしっかりとしているので、お湯割りにしても、それがちゃんと反映されていると思います。
 ロックでも頂きました。結構あっさり目ですね。でも、味わいの深さはしっかりとしています。味のバランスが丁度良く、後に残る味わいが心地よいです。呑んでいて、あまり飽きが来ない焼酎だと思います。
 私のお薦めの飲み方はやっぱりロックが良いと思います。呑まれる方は、是非試してみて頂きたいです。

◆ジョイホワイト(芋)

2007年12月23日 | 評価済み焼酎(芋)
 これも濱田屋伝兵衛の焼酎で「伝」の芋が黄金千貫からジョイホワイトになったバージョンです。これも見かけませんので、終売になったのかも知れません。
 まずはお湯割りからです。凄くライトな焼酎ですね。ジョイホワイトの特徴のある甘みがはっきりとわかります。口に含んだだけでは、すぐにわからないのですが、飲み込んだ後に喉の奥から甘みと苦みが一気に吹き出してきます。ですが、全体的にライトなので呑んでいて物足りないです。
 ロックでも頂きました。やはりこの芋を原料に使っていると、ロックには凄く合いますね。甘さがしっかりと感じられて、あっさりとしています。簡単に言えば、ひとり歩きをライトにした感じです。最後に多少渋みが残るので、飲み続けていくと、少々しつこく感じるかも知れません。
 私のお薦めの飲み方はやっぱりロックですね。ジョイホワイトの焼酎を飲んだことがない方は、是非一度呑んでみて下さい。(って、売っていたら良いんですけどね(笑)

◆黒麹(芋)

2007年12月22日 | 評価済み焼酎(芋)
 濱田屋伝兵衛での焼酎で、あの「伝」の黒麹バージョンになります。確かもう売っていなかったと思います。一度見てから二度と見かけていませんので、一発商品だったかも知れません。
 まずはお湯割りからです。ちょっと辛口の口当たりですね。したが少しピリピリします。やや辛口ではありますが、その中にも甘さがほんのりと感じられます。黒麹で造ったのが前面に出ていますが、どうも荒い気がします。壺ででももう少し寝かせたら、もっとまろやかになる焼酎だと思います。
 ロックでも頂きました。フルーツのような甘さが一口目から感じられますね。私はこの甘さは好きです。とにかく甘さが強く、その裏に辛さがあります。しかしこの辛さは全然主張が乏しく、甘さを引き立てているような感じ(隠し味のような感じで)がします。これは中々美味しいですね。甘さと辛さのバランスが私には丁度良いですね。結構私は好みです。
 私のお薦めの飲み方はやっぱりロックですね。古酒を思わせるような味わいなので、結構私には好みがだと思いました。

◆完がこい 白麹古酒(米)

2007年12月21日 | 評価済み焼酎(米)
 これはたんたん様より出産祝いに頂いた焼酎です。米焼酎はあまり飲んだことがなかったので、どんな味が気になっていました。今回次男の誕生日祝いで開封して呑むに至りました。
 お湯割りで呑みました。おっ・・・。これは・・・。おいしー!です。米の甘みがものすごく活かされています。寝かせたことにより、まろやかさが出て、更にコクが活かされたと思います。原酒系なので、濃厚さが出ていますが、全然呑みにくくありません。
 ロックでも頂きました。こちらでは米の味わいが凄く引き立ちます。原酒なので、当然味わい自体が凄く強いですが、そんなに呑みにくくないですね。口に含んだら甘みが口中に広がり、飲み込むと同時に喉の奥からむせかえる様なアルコールが戻ってきます。また、その余韻がいつまでも続くので、あまりスッキリとはしない気がします。
 私のお薦めはお湯割りですね。最近日本酒も飲むようになってきたせいか、米焼酎が凄く美味しいと感じるようになってきました。そろそろ球磨焼酎でも試そうかなぁ・・・?


◆金生(芋)

2007年12月20日 | 評価済み焼酎(芋)
 中身は三岳だという焼酎ですね。三岳と同じ評価で良いじゃないか?とも思いましたが、その時呑んだ評価が一番だと思いますので、自分なりにまた呑んだ評価をしてみました。だって焼酎って瓶詰めの日や保管状態で味変わるもん。
 まずはお湯割りからです。とろ~っと、甘い香りが口の中に広がり、甘さとまろやかさが調和してきます。後味のキレはいいのですが、余韻はほのかに口の中に残っています。三岳と同じならば水が良いので、それが基となってこのまろやかさを演出しているのでしょうか?
 ロックでも頂きました。しっかりとした芋の味わい、甘さが口の中に広がります。ほんのりと芋の香りが漂い、飲み込むと、そのまま次の一口を誘います。しっかりと冷えてもその味わいが消えるわけでもなく、長い時間この味が堪能できます。
 私のお薦めはお湯割りでもロックでも普通に美味しいと思います。あまり飲み方を選ばない焼酎ではないでしょうか?ただ、無理に順位をつけるとお湯割り>ロックでしょうね。今が冬の季節だからそう思うのかも知れません。

◆松露(芋)

2007年12月19日 | 評価済み焼酎(芋)
 松露酒造さんの焼酎で、会社名を冠した焼酎なので、蔵元さんを代表する焼酎ですね。一緒に黒麹もあります。また麦焼酎もあります。これは白麹の焼酎になります。
 ロックで頂きました。口の中に含んだだけでかなり味わいが口の中に広がりますね。結構濃い味わいです。濃い味わいの割りには、後味がスッキリとしています。口に含んだ印象が強すぎて、それが後まで舌の上に感じられます。しかし、冷えるほどにこれらの印象が薄くなってきます。
 お湯割りです。口当たりはなめらかですが、お湯で割ると少々雑味みたいなのが目立ちます。それがそのまま後味として残ってしまうので、飲み続けるとくどさの印象が強くなってしまうのが残念ですね。
 私のお薦めの飲み方は言うまでもなくロックだと思います。ロックではかなり美味しい焼酎の部類にはいると思います。

◆さつまおはら(芋)

2007年12月18日 | 評価済み焼酎(芋)
 普通のスーパーで売っている焼酎です。価格も安くて、ラベルの感じも私好みなので呑んでみたいな~と思いつつ、結局いつでも買えるので買わずにいた焼酎です。
 まずはお湯割りです。ほっころとしていますね。口当たりはいたって普通です。普通というのは褒め言葉で、当たり障り無く呑めます。これと言った特徴はないのですが、何故かごくごく飲み続けてしまいます。
 ロックでも頂きました。この飲み方の時は甘さが主体となりますね。芋の甘みが丁度良く口の中で調和します。この飲み方でもくいくい呑んでしまいます。特徴と言えば甘さが主体となっていることです。普通に売っている焼酎ですが、何となくお酒を飲みたいときに呑んでみたくなるお酒です。このような印象を持てるお酒も珍しいですね。
 私のお薦めの飲み方は、お湯割り・ロックどちらでもokだと思います。飲み方を特に選びませんし、普通に呑んでいて美味しい焼酎だと思いますよ。ただ、芋臭い焼酎が大好物の人には少々物足りなく感じるかも知れません。決して味わいが薄いわけではないのですが、インパクトがあまり無いと思います。