素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

▲12月30日のダレヤメ ~アブラガニと毛蟹~

2006年12月30日 | いろいろ
 今日は朝イチで市場に行って来ました。正月前と言うことで人でごった返していましたが、長男と一緒に色々と買い出しをしてきました。タラバガニの肩が1500円、酢蛸の足で900円、マグロ中トロの柵で1000円。やっぱりそこら辺のスーパーで買うより全然安いですね。その中でも特に私が安くて気に入ったのがこれ(↓)です。

 お皿に3杯の蟹が乗っています。一杯は毛蟹です。これは一杯400円でした。4杯買ってきて、実家に3杯プレゼントします。もう2杯は残念ながらタラバガニではなく「アブラガニ」という蟹です。昔タラバガニのバッタものとして出回っていた蟹らしいです。タラバガニに比べて、非常に安い蟹です。味はちょっと違うらしいですが、幸いなことに私はタラバガニは殆ど食べたことがないので、味の違いがわかりません。タラバガニは上にも書きましたが一肩で1500円~2000円位します。しかしこの写真に写っているアブラガニは3杯で1000円でした。内子、外子、脳みそぎっしり、身もぎっしりです。写真には2杯しか写っていませんが、1杯目の味見をしたところ、あまりに美味しかったために、一人で一気に食べちゃいました。自制心を効かせて、ようやくこの写真が撮れました。
 私にとってはこのアブラガニで十分美味しくいただけます。3杯で1000円だったら、これからも見かけるたびに買おうかなとか思います。
 焼酎の事を書きませんでしたが、今日は「別撰神川」「別撰神川原酒」「なかむら」のお湯割りを美味しくいただいています。これは良いですね。一日で食べるのももったいなかったので、明日、明後日用の蟹も残してあります。楽しみですね。
 明日は一日買い物をして、正月の楽しみにしたいと思います。

◆山鳩(芋)

2006年12月29日 | 評価済み焼酎(芋)
 すき酒造さんの焼酎。白麹ゴールドで造られている焼酎。この焼酎が造られているすき村は面積の90%が森林とのことで、水や焼酎を造る環境も本当に自然に近いんだろうと想像している。飲むのが楽しみでした。
 お湯割りから。優しい味わいですが、なんだかちょっと引っかかる感じの飲み口ですね。辛口よりなのでそう感じるのかも知れません。でも辛口の割には甘口の広がりを持った焼酎ですね。口の中に含むと甘さが一気に広がります。一緒にアルコールの感覚も広がるので、お酒が弱い人はこれを飲むだけで少々抵抗を感じるかも知れません。
 ロックではちょっとインパクトが薄い感じがします。お湯割りに比べて辛さが引き立ちます。アルコール間が返って増す感じがするので、こちらも少々飲みにくい感じがします。後味も引きずりやすい感じがするので、この焼酎はお湯割り専門だと思います。
 お勧めの飲み方はお湯割りです。というよりお湯割り専門の焼酎の感じがするのですが、飲んでみた方は如何でしょうか?

◆紫美(芋)

2006年12月27日 | 評価済み焼酎(芋)
 先日のテレビの影響で、かなりプレミア度が上がってしまった焼酎です。私が飲んでいるのは「雲海酒造」さんの焼酎ですが、同じラベルで酒造会社さんが違うものがあるらしいです。
 お湯割りでは一番初めの香りはとても甘く、この香りだけで十分楽しめます。ほくほくとした芋の甘さが前面に出て、とてもしっかりと芋の味と甘さが味わえると思います。温いときが一番この焼酎の表現が活かされてくる感じがします。
 ロックでは面白い位にフルーティーさが引き立ちます。始めはこの甘さがクセになる位に心地よく飲めます。この飲み方だとちょっとアルコールが強く感じてしまい、さらに飲み慣れない後味が続いてしまいます。ロックで続けて飲むには少々くどい焼酎かも知れません。全体的な味は気持ち辛口に向いていると思いますが、結構ゆっくりと飲める焼酎だとは思います。
 私のお薦めはお湯割りだと思います。でもプレミアで購入して飲む焼酎ではなく、定価で売っていてこそ飲む焼酎と思うのは私の気のせいでしょうか?

◆玉露本甕仕込み(芋)

2006年12月26日 | 評価済み焼酎(芋)
 中村酒造の焼酎です。私の一押しの「なかむら」と同じ酒造会社の焼酎です。玉露には種類が3種類あってこちらは本甕仕込みとなります。他に白麹と黒麹があります。この玉露本甕仕込みには原酒もあり、こちらの方は一升瓶で三千円以上と、ちょっと購入するには高いので悩んでいます。でもそのうち購入すると思います。
 お湯割りから試してみました。うん。普通に美味しいですね。ゆったりとした味わいに、口の中で程よく芋の味わいが広がって行きます。冷えすぎて水割りのようになると、少々渋みが出てきますが、それも飲んでいて余り気になりません。結構しっかりとした味わいなのに凄く飲みやすい焼酎ですね。酔い方も程よくて、飲んでいて凄く体に良い焼酎のような気がします。
 ロックでは凄く甘みが引き立ちますね!これは美味しいです!本当に丁度良い甘さが口の中で広がって、口全体を支配します。後味もスッキリとして、飲みやすさにはかなり秀でた焼酎ですね。ある程度焼酎をのんで、結構しっかりした味が好きな人でもこの焼酎は気に入ると思います。この焼酎をロックで飲むのは本当に美味しいですね!
 私のお薦めはロックです。これは美味しかったな。是非原酒をゲットするようにします。今回飲んだので自宅の焼酎棚に並べようか悩む位に美味しかった焼酎だと思います。

◆よんよん(麦)

2006年12月25日 | 評価済み焼酎(麦)
 岩倉酒造さんの焼酎「よんよん」。麦焼酎です。アルコール度数は名前の通り44度。価格は4号で4700程度と結構値が張る。陶器のお金がかなり効いているのだろう。この陶器は保管方法を間違えるとカビだらけるになるので、買った方は注意して保管して下さい。今まで3人かびた人を見ました。
 ロックではアルコール度数高い麦特有の味わいで、鶴の荷車と同じ感覚での飲み口となります。特にこの2種類については共通の印象として、とにかく味が濃いと言うのが先だって感じられます。あくまで予想ですが、兼八原酒も同じ感じの印象になるのではないでしょうか?ただ荷車よりは全体的に濃厚に感じられます。ロックにすることにより、アルコールは殆ど感じなくなり、濃い麦の味が味わえて、飲んでいて楽しく、すいすいと飲めます。
 お湯割りではまず第一に麦が甘みを持った香りを感じさせますね。ものすごく麦の甘みが引き立てられて、本当に口の中でとろ~っと甘さがのびます。ここまではっきりとした甘みを焼酎に感じさせるのは結構珍しいと思います。この甘みは特筆すべき天があると思います。アルコール度数が高いために一気には飲めませんが、ちびちび飲んでいるのには良いかも知れません。この濃厚さがあるために口の中には結構長い間余韻として残るため、人によってはしつこく感じるかも知れません。
 お勧めの飲み方は、どれで飲んでも美味しいと思います。容器が陶器で出来ているので、他の焼酎を保管するのにも良いですね。麦の陶器ですが、今日中身が無くなったため、私の好きな「なかむら」を保管しました。これで熟成させて飲むのが楽しみですね。お金に余裕があったらまた買いたいと思いますが、4合で5千円弱だと中々買えません(泣。

◆池の露(芋)

2006年12月24日 | 評価済み焼酎(芋)
 今年から発売された焼酎。結構色々なお店で見かけるので探せば手に入れることが出来ると思います。先日一升瓶を買いましたが、とりあえず飲みたかったので、さつま寿を買いに行ったときに4号瓶を見かけてそのまま購入しました。
 お湯割りで飲んでみました。口当たりは柔らかいのですが、その裏に作りたてという刺激も存在します。喉の奥と口の間でピリピリとした刺激を感じさせて、本当にゆっくりと口の中に広がっていきます。飲み込んだ後もちょっとずつ口の中に広がっていくので、余韻は結構楽しめます。この余韻もしつこくないので、丁度良く感じられる優れものです。結構しっかりと芋の味が感じられますので、すいすいと美味しく飲める銘柄だと思いますよ。
 次はロックで飲んでみました。こちらもまた口当たりが優しいですね。口に含んだときにしっかりとした芋の味が感じられます。甘さが主体ではありますが、その裏にピリピリとした辛さと苦さが感じられます。飲みやすいのですが、結構コクが感じられる焼酎ですね。飲み易い系をずっと飲んでいた人が飲むには、一歩違った美味しさを感じられる焼酎ではないでしょうか?
 私のお薦めはお湯割りだと思います。まだ新酒ならではのピリピリ感を感じさせてくれる焼酎ですね。落ち着いた時にどんな味わいを感じさせてくれるのでしょうか?この焼酎を買うときに「1月まで寝かせれば落ち着きますよ」とアドバイスがあったがつい飲んでしまいました。今ある一升瓶をゆっくりと熟成させて飲んでみたいです。

▲12月23日のダレヤメ ~こうばことよんよんと紫美~

2006年12月23日 | いろいろ
 昨日富山より沢山蟹が届きました。この蟹はズワイガニの雌で、富山では「こうばこ」と呼ぶそうです。冷えたままカラをぱかっと開けて、内子を食べると旨いの何のって・・・(嬉。初日で6杯、二日目には残り全部食べちゃいました。かろうじて写真が撮れた次第です(笑。そんな美味しい蟹には「紫美」と「よんよん」で合わせてみました。ちなみに昨日は焼酎サーバーに入れておいた「萬膳」がお供でした。どれにしても大変美味しいですね。超幸せな気分で晩酌が楽しめました。あまりに美味しいので二日間とも飲み過ぎちゃいました(笑。
 富山からの美味しい蟹さんに乾杯!この場を借りて御礼申し上げます。有り難うございました!

▲12月20日のダレヤメ ~紫美開栓~

2006年12月20日 | いろいろ
 今日は最近異常なほどにネットオークションで値が上がっている紫美を開栓しました。ある意味今旬ですからね(笑。今日はお湯割りだけで頂きましたが、美味しいですね。普通に飲んでいて美味しいと思います。私の好みの味なので、普通に販売しているようでしたら、焼酎棚に並べると言う位に好みの焼酎だと思います。
 この焼酎は川越の抽選販売(4号瓶)に応募し、当選したときに、一本だけだと送料がもったいないと思い、終売になると聞いていて一緒に送ってもらった焼酎です。それがいまや川越を超えるプレ値になっているとは・・・・。まあそれはいいでしょう。ただ一つ言えるのは、私が飲んでみて気に入った焼酎で、これから飲みたいと思っていても終売のため購入できない。さらには異常なプレ値が付いたために購入できないと言うのが悲しいですね。多分探せばあるのでしょうけど、何かの機会にかけたいと思います。

▲12月19日のダレヤメ ~池の露と塩辛~

2006年12月19日 | いろいろ
 来年から組織変更があり、私はかなり大変なポジションになると言うことで、せめて年内は落ち着いて早く帰りたいと思い、出来るだけ子供と遊ぶ時間と晩酌の時間を取るようにしています。
 先日池の露の4合を購入したので、一升はのこしたままこちらを開けましたが、一日で2合半を飲んでしまいました。今日はもう一杯をお湯割りで頂き、明日には無くなると思います。肴は王道の塩辛。先日会社の忘年会で超美味しい塩辛を食べましたが、流石に100円だと、普通ですね。でもゆっくりと食べるならば、私にはこちらの方が合っている気がします。つくづく貧乏が身に染みついている気がします。
 味に関する評価は後日として、直感的に美味しいですね。私は好きな味です。まあ、テイスティングして気に入ったので購入したんですけどね(笑
 さて早いものでもう年末です。今年は良くやった!と思えるように、最後だけでも頑張っていきましょう。 

○くじらのボトル綾紫 白麹 新焼酎(芋)

2006年12月16日 | 評価待ち焼酎(芋)
 大海酒造さんの焼酎「くじらのボトル」で、芋を綾紫を使用したバージョンで、今の季節のみの新焼酎となる。くじらのボトル綾紫の見分け方は、ラベルに小さいくじらが描かれていたら白麹、くじらがいなかったら黒麹となる。またくじらが左向きで普通のレギュラーで、右向きが新焼酎となる。今の季節ぐらいしか見かけないのかな?「くじらのボトル綾紫黒麹」を飲んでみたとき、結構気に入った記憶があるので飲むのが楽しみ。これから造ろうとしている焼酎棚に、大海酒造さんの
 海王
 海
 くじらのボトル
 くじらのボトル新焼酎
 くじらのボトル綾紫白麹
 くじらのボトル綾紫黒麹
 くじらのボトル綾紫白麹新焼酎
 くじらのボトル綾紫黒麹新焼酎
を並べてみたいです。でも全部一升瓶で買うと、2万円位かかります(汗。でもそのうちやりたいですね。こつこつと溜めていきます。

◆杜氏寿福絹子(麦)

2006年12月15日 | 評価済み焼酎(麦)
 女性の杜氏さんがこの焼酎を造られています。「合資会社寿福酒造」さんの焼酎で、社名を冠した焼酎なので、蔵元さんの力のいれ具合が解ります。この杜氏さんはかなり優秀な方なのでしょう。瓶はもぐらヌーヴォーと同じような感じの瓶です。透明瓶は良いですね。なんだか落ち着きます。
 まずはお湯割りから飲んでみました。これは一口飲んでビックリしました。他の麦焼酎と印象が違いますね。麦焼酎の中でも辛口の方だと思います。麦の味はしっかりと感じられます。飲み込んだ後に喉の奥からアルコールがこみ上がってきますが、口の中の麦の余韻と丁度良いようにマッチして、後味を演出しています。一口一口が飲んでいてもしっかりと味わえるので楽しいです。芋焼酎の後でも十分楽しめる焼酎だと思います。
 お次はロックで。上手い具合に麦の味だけが強調されます。濃厚な麦焼酎と言っても過言ではないですね。口当たりの優しさからは想像も出来ない位に濃厚な味わいだと思います。芋焼酎にも全然引けを取らないと思います。ロックでは甘みが引き立つので、辛さと甘さの両方がちゃんと感じられます。
 お勧めはお湯割りでもロックでもどちらでも美味しいと思います。どの季節でも美味しく飲める焼酎だと思います。

◆黒甕(芋)

2006年12月12日 | 評価済み焼酎(芋)
 関東の飲み屋ではよく見かける銘柄です。先日の飲み会で余ったボトルを持ち帰ってきました。結構飲み屋で飲む物の余り味はしっかりと覚えていませんので、今回ゆっくりと飲んでみました。
 まずはお湯割りからです。口の中にとろみを感じさせるような口当たり。結構しっかりと味わえる焼酎ですね。後味はスッキリとしているが、苦みと取れる味が後味にあるので、それが際だってしまうのが残念です。でもこの両方の特徴がある程度マッチしていてこの全体の印象が演出されているのでしょう。甘さと辛さのバランスは丁度良い焼酎だと思います。
 ロックではアルコールが強く感じられますね。喉に引っかかるような感じで、多くを飲むとチョイとしんどいかも知れません。甘さはあるのですが、お湯割りで感じたしっかりとした甘さが、しつこく感じてしまいます。口の中にいつまでも残る感じがするので、多分そのように感じるのでしょう。
 お勧めの飲み方はお湯割りだと思います。飲み屋では温いお湯割りで飲みたいですね。

◆さつま寿旬(芋)

2006年12月11日 | 評価済み焼酎(芋)
 尾込商店さんの焼酎「さつま寿旬」。さつま寿のヌーヴォーですが、実際飲んでみると何故か全然味が違うという焼酎です。凄く美味しい焼酎ということで、皆さん毎年飲んでいたみたいですが、私は今年初めて飲む焼酎となります。そんなこともあり、今年は気合いを入れて飲んでみました!
 やっぱりまずはお湯割りからですね。口当たりが非常に優しいのですが、口の中で華が開くように焼酎一身の表現をしますね。新酒らしい荒さはあるものの、本当にあのさつま寿を一緒なの?と思う位印象の違いを感じます。甘さと辛さのバランスが丁度良く取れていて飲んでいて杯が進みます。後味のキレも良く飲んでいて後腐れがありません。八幡のようなガツン系とは違った方向性でしっかりと芋の味を感じられる焼酎だと思います。新酒の時点で完成度がかなり高い焼酎だと思います。私はさつま寿よりもこちらの方が好みですね。
 今度はロックです。ロックにすると全体の味が落ち着いて、甘さが引き立ちますね。ここまで甘さが引き立つ焼酎は珍しい気がします。今まで感じていた辛さがほとんど無くなります。しかしそれは口に含んだ時の印象で、実際飲み込むと喉の奥から辛さが蘇って来ます。決して嫌な感じではないのですが、お湯割りを飲み慣れた後にロックで飲むと、なんだか物足りないというか、アルコールをイヤに感じてしまう気がします。飲んでいると口の中がさっぱりしますので、口直しに飲むには良い焼酎かも知れません。
 これを毎年飲めるならば多少大変でも入手をしたいですね。今年3本手に入れましたが、一本は私が飲んで、一本は嫁に行き、一本は自宅の焼酎棚に並べるように眠りにつきました。まだ売っていないかなぁ・・・?探してみよっと!

○村城(芋)

2006年12月10日 | 評価待ち焼酎(芋)
 山都酒造さんの焼酎「村城」です。「むらき」と読みます。こちらは熊本県で造られた芋焼酎です。アルコール度数は25度、入れ目は900mlになります。芋焼酎というと鹿児島・宮崎が有名ではありますが、これは珍しく熊本の焼酎となります。こちらも肥後の大将から頂きました。有り難うございます!一度飲んでみたいと思っていた矢先のことなので非常に嬉しい限りです。黒麹仕込と言うこと意外はよくわかりませんが、早く飲んでみたいですね。