HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

夏の天ぷらといえば…

2024-06-09 20:48:32 | グルメ
 天ぷらが好きです。
季節感を感じられることと、衣の中で素材が美味しくなるから。





「キスの天ぷら 骨煎餅付き」

 個人的にはキスという魚が好きです。
かつて、釣りをしていて釣り上げたときにピンクの魚体が輝いています。
釣って楽しく、食べて美味しいのがキスです。
刺身や塩焼きもありますが、天ぷらが一番好きです 
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物価上昇時代の医療費はどうするつもりなのか? 医療が維持できなくなる!

2024-06-09 20:20:25 | 医療
 物価上昇は、買い物に行くたびに上がっていて、日々の生活が
大変になっていると実感しています。
この春は「物価上昇を超える賃金上昇」を政府が旗振りしていました。
大手の賃上げは予想以上に良い数字が出ていましたが、日本の大部分は
中小企業であり、どうなるか注目されていました。









 驚くべき結果として、中小企業の中でも医療・介護の分野が賃上げが最低に
なっていることです。
診療報酬改定では「ベースアップ評価料」が算定できるようになりましたが、
一時的な措置にとどまります。
そもそも、医療・介護分野は高齢化社会で財政的な負担を抑制するために
0%前後のコンマ数%での上げ下げがされています。
物価高は医療機関にも押し寄せており、納品される医療機械、物品から電気代まで
全てに価格が上昇しています。
さらに診療所は「儲けすぎさから5%程度の診療報酬をカットすべき」という
方針が採用されて、6月からは収入が圧縮されます。
こんな中でスタッフの賃金の上昇を確保は大変です。

おそらく患者さんが少ないクリニックでは経営が苦しくなって
くるとところが増えて閉院するところが増えることを危惧しています。
さらにDXなどの推進で、クリニックの負担はますます増えています。
地域のかかりつけ診療所がなくなるのではないかと案じています。

デフレ時代は診療報酬が据え置きでもなんとかなっていた医療機関の経営は
物価上昇になって苦しくなり、スタッフの賃金アップもままならず、
医療崩壊につながるのではないかと思います。

薬の「ジェネリック推進」ともども「安かろう悪かろう」の医療にならないように
真剣に議論をする時期に来ていると思います 


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