円卓 西 加奈子
小3の女の子「琴子」こと「こっこ」の物語です.
公団住宅の6畳間に中華料理店から譲ってもらった深紅の「円卓」を囲む
「こっこ」と中学二年生の3つ子の姉達と両親と祖父と祖母の8人家族・・・・・・・。
関西弁が心地よく「こっこ」の心を表してくれます。
他人とは違う自分になりたい「こっこ」に
「個性いうもんは、目的にしたら、あかんのや。」と「こっこ」に優しく言う
同じ公団住宅に住む同級生の「ぽっさん」がいいです。
登場人物すべてが物語に自然に入り込み笑いあり胸に詰まるところもありで・・・
読メによると文中の関西弁は泉州弁だとか(作者出身地)
それに来年には映画が公開されるとか・・・・・・・。
ばってん 観にはイカンです(笑)
以上
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