中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

ホームシックなの?

2007年07月17日 | ことば

中国で働きはじめてもうすぐ3ヶ月になる。
中国の人々の印象は、パワフルで仕事が速い人々だなあ・・・という感じ。
パワフルといえば、最初の職員会議の時、5~6人が一斉に話しているのを見ていたら、ふと、ネパールの街中でヒンディ語を話すインド人グループを思い出したりもした。なんとなく似ていた。・・・とはいえ、同僚はさすがに大学講師だけあってみんな上品だと思う。街やバスの中にはやけに大声の人々が・・・。

今日、中国人数人と食後に散歩している時、世話役の先生が、
「センセイは最近、寂しそうな顔をして遠くを見ることがあるよね、ホームシック(想家)なの?心配なんだけど・・・」
と真顔で心配してくれたので、正直に、
「いや・・・中国語を聴き続けると、時々疲れるんだよ・・・」
と言ったら笑われた。
中国語は抑揚が多く、子音が多く、日本語にない有気音や鼻母音や捲舌音があって、日本語よりも口の動きが忙しい。わりと弾丸トークに聴こえる。
仕事の徹夜明けで眠かったり、疲れ気味だったりすると、耳が中国語の聴き取りを拒否しがち・・・。もっとヒアリング能力が上がったらそんなに疲れなくなるんだろうけど。

もしかすると、言語がパワフルな構造だから、この人たちはこんなにエネルギッシュなのだろーか。音素がエネルギーを要求するから、基礎の筋トレがばっちりで、食事もいっぱい食べるし、元気なのかなあ。



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