今回は神社仏閣ではなく、温泉街です。
奈良県の温泉地と言えば思い浮かぶのは、
十津川温泉(とつがわおんせん)と洞川温泉(どろがわおんせん)ではないでしょうか。
十津川温泉は和歌山・三重県寄りでかなり遠いのですが、
洞川温泉は比較的近いです。
とは言え標高800mの高地にあって、道中はけっこうな山道ですが。
洞川温泉は最新のコンクリート作りの立派な温泉宿ではなく、
古き良き旅館や商店が残る、歩いて楽しい温泉街です。
そして下界よりも数度涼しいのもポイントですね。
風情のある街と橋、
そしてその下を流れる、山上川のとてもきれいな水。
橋の上で自撮り(笑)
メインストリートはこんな感じで、
このような雰囲気のある旅館が何件もあります。
この洞川温泉、泊まろうと思うと結構いい値段します。
洞川温泉を通過してさらに山奥に向かうと、
女人禁制の大峰山&大峰山寺に行けるのですが、
この時のぐっちゃんは足を痛めて回復途上でしたし、
そもそも山に弱いぐっちゃんに克服できるレベルではないと判断、
今回は山登りはなしで…(笑)
大峰山方面に少し行ったところに、
名水100銭に選ばれた、『ごろごろ水』があります。
ごろごろ茶屋の駐車場は有料(500円)ですが、
この場所に来るだけなら路駐でもOK。
水を持ち帰る用意はしてこなかったので、写真だけ撮って撤退です。
洞川温泉の日帰り入浴施設、
洞川ビジターセンターに向かいましょう。
その前に腹ごしらえ。
とり長食堂さんで、
鮎の塩焼き定食。
これは少し前まで営業していた旧ビジターセンターです。
この奥に、
出来立てほやほやの新しいビジターセンターがあります。
ちなみに、ビジターセンター利用者は駐車場90分無料だったかな。
中に入ると新築の木の家の香りがします。
広いけど、あまり施設は充実していませんね。
まあ、温泉に入るのが目的なので問題ないです。
ビジターセンターの脇には山上川が流れていて、
清流を間近で見ることができます。
釣りをしている人もいましたよ。
洞川温泉周辺には鍾乳洞が2つあって、けっこうな人気です。
ぐっちゃんは今回はパスしましたけど。
周辺には見どころもいくつかあって、日帰り入浴だけで帰るにはもったいないところですし、
予算が許すなら、一度泊まってみたいですね。
夜の温泉街はきれいでしょうし、冬に雪が降ったらさらに感動的かも。
この洞川温泉からアプローチできる観光地については、別の記事で書きますね。
それではまた おやすみなさい
釣りに、神社、温泉にと相変わらずの行動振りですね。
こうして案内していただくと、本当に日本はこの調子でどこに行っても、隅々まで見どころがたくさんあるんだろうなと感心してしまいます。
実はヨメサンの親類が天川村にあり、それこそもう40年ほども前に一度遊びに行ったことがあります。
目の前の川でヤマメを釣って頂きましたよ。
当時は驚いたことに、川に沿った村の道沿いにはいかがわしいお店が軒先を連ねていましたが、今はそれが健全な温泉街になっているのでしょうか。
懐かしいです。
なんと、洞川温泉来られたことがあるんですね。僕は奈良に来るまで存在すら知りませんでした。
新しい職場の上司の出身地という事で知って、近鉄が宣伝しているので興味が湧いて行ってみた、という感じです。
天川村はいいですよね。釣りのスポットは無限にありますし、キャンプ場や隠れた宿など…、そして滝などのマイナスイオンスポットもたくさんあります。
洞川温泉の風俗は、他の温泉街同様時代の流れとともに衰退し、今は皆無だそうです。コンパニオンもフィリピン人が最後まで頑張っていたようですが、今はないと聞いています。
北陸の片山津温泉なども、僕が金沢で大学生だった時代には団体男性客用の風俗温泉街でしたが、今はかなり規模が縮小し、温泉もそちらの方も衰退の一途だそうですから、何処も同じなのでしょう。
旅行のあり方が変わり(団体→個人)、バブルが崩壊し、とどめがコロナ、という温泉街をたくさん知っています。昔は温泉街につきものだったストリップ劇場も、今では全国に数か所しかないそうですよ。